パワーが落ちた・振動が増えたと感じたら! 走りが蘇るオイル添加剤「スーパーゾイルエコ」をCVTトランスミッションに入れてみた/スーパーゾイル【Vol.10】
走るほどに疲労していくエンジンやトランスミッション
細かな部品の集合体であるエンジンやトランスミッションは、当然ながら使用しているうちに徐々に摩耗、劣化が進んでいくもの。日常的に乗っているとそのわずかな劣化には気づきにくいが、新車時の状態と比べると間違いなくパワー感やフィーリングは悪化しているものだ。
これはいくらオイルで潤滑しているとはいえ、金属部品が高速で動き回る部分であるからやむを得ない点ともいえるのだが、それでも気に入った愛車は少しでも長く好調を維持して欲しいと思うのがクルマ好きというもの。
傷ついた金属表面を再生するオイル添加剤「スーパーゾイル」
そんなクルマを愛するユーザーにオススメしたいのが、スーパーゾイルエコである。当サイトでも何度かご紹介しているが、スーパーゾイルエコはフリクションロスを低減するだけのただの添加剤とは異なり、極めて滑らかで強靭な金属表面を再形成するトリートメント剤となっている。
つまり、スーパーゾイルエコは摩耗が進んだ内部の金属表面をより強靭に再生し、新車時の状態に近づけてくれる、“アンチエイジング・サプリメント”のようなものなのだ。
すでに多くのユーザーに愛され、エンジンのパワー感やフィーリング、燃費の改善など、さまざまな効果を上げているスーパーゾイルエコであるが、今回はトランスミッションに施工してみることにした。
街乗り中心のダイハツ タントにスーパーゾイルエコを施工
まず1台目はダイハツ タントから。女性オーナーの車両で走行距離は9万キロオーバー。送迎や近所への買い物など、日常のアシとして使われている車両で、タントのユーザー層からすると極めて一般的な使われ方をしている個体と言えるだろう。
オーナー自身は毎日乗っているということもあり、特に気になる点もないということだったが、取材班が試乗してみたところ、出足の鈍さと低速域から中速域でのもたつきが気になった。
もともとエンジンの回転が先に上がり、車速が遅れて上がってくるラバーバンドフィールが特徴的なCVTミッションではあるが、このタントはその悪癖が顕著に出ている印象だったのだ。
しかし、スーパーゾイルエコを添加後に試乗してみると、出足の鈍さや低速域から中速域でのもたつきも改善され、CVTミッション特有のスムーズさのみが強調される乗り味となった。
全体的に滑らかな走り味となり、新車時の状態を思わせる走りを取り戻すことができたようだ。
過走行気味のトヨタ プリウスにスーパーゾイルエコを施工
ハイブリッドカーの代名詞とも言われるプリウスは、「電気式無段変速機」と呼ばれる変速機が搭載されており、一般的なMTやAT、CVTとは異なるメカニズムのものとなっている。とはいえ、潤滑や冷却のためにオートマチックフルード(ATF)が使用されていることは変わりなく、重要な役割を担っているのは他の車両と同様だ。
今回のプリウスは3代目のモデルで、走行距離はすでに13万キロを超えたいわゆる過走行車ということになる。
エンジンからの動力とモーターからの動力の分配を担っているプリウスの変速機と、駆動用モーターの冷却をATFが担っている。そのため、エンジンとモーターを併用して加速するときに“もたつき”を感じるのは、過走行がもたらした疲労の蓄積が原因なのかもしれない。
実際、スーパーゾイルエコを添加したあとでは加速時のもたつきも解消され、アクセルレスポンスの向上も感じ取れただけでなく、平均燃費も18.8km/Lから19.3km/Lへと0.5km/Lも向上したというから、アンチエイジング効果はバッチリと言えるだろう。
CVT搭載車の走りにもスーパーゾイルエコは効果的
今回のテストでは、両車ともオーナー自身が気づいていなかったほどの日々の劣化の積み重ねを解消するという効果を発揮してくれたスーパーゾイルエコ。自分では劣化していると思っていなくても、スーパーゾイルエコを添加することで性能の回復はもちろん、より好調な状態を長く維持することにもつながるハズだ。
なお、今回のテストでは両車ともCVTオイル/ATFを下抜きで排出し、排出量の5%に当たる量のスーパーゾイルエコを添加している。
CVTオイルやATFを交換するとかえって調子が悪くなるというウワサもあるが、最近ではディーラーでも過走行車のオイル交換を勧めている事例もあるため、気になる人はディーラーや整備工場で確認した上で施工した方がより確実と言えるだろう。
- 筆者 小鮒 康一
- 1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。
スーパーゾイルの関連記事
Brand Info - スーパーゾイル
Corporate Profile
1997年創業。気に入ったクルマやバイクを少しでも長く乗りたいという思いから、さまざまなエンジン添加剤を研究。環境や人体への影響を最優先に考えつつ、エンジンにとってもっとも有効な添加剤を開発。現在も2輪、4輪用のケミカル用品メーカーとして絶え間ないチャレンジを続けている。
<企業HP>こちら