スズキ クロスビー レビュー・口コミ評価
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- スズキの縁の下の大黒柱
- キューブへの愛を叫ぶ元ギャルのオバハン
- 投稿日 2023年1月8日
2017年式モデル グレード:1.0 ハイブリッド MZ 4WD -
総評良かった点
インテリアは大人でも乗れるがよく見ると遊び心あふれる仕様となっている点がスバラシイ。軽量高剛性のHEARTECT(ハーテクト)プラットフォームによって高速での安定感や足回りのしっかり感も感じられる。また、4WDに装備されるスイッチで走行モード切替が出来る機能が付いていて、特にヒルディセントコントロールは街中の急坂でもあると安心できる。安全機能も比較的充実しており、サポカーSワイドに該当する。ハイビームアシスト、ACCは特に重宝する。ミラー取付位置がドアとなることにより、視界も広く運転しやすい。操作系は憶えれば感覚で操作できるうえ、走行モードチェンジやハザードスイッチがハンドルからちょうど左手を伸ばしたあたりにあるのでとても使いやすい。サイドシールドエアバッグ、サイドエアバッグが付くエアバッグは安心感を高め、特にサイドエアバッグが他車より縦に大きいのも好印象。また、歩行者被害軽減ボディーを採用するなど、事故が起こった際の安全にも気を配っている。死角を減らすサイドアンダーミラーも装備する。
全席シートヒーター、アイドリングストップ時間を標準、燃費優先、快適優先の三つから選べる空調カスタマイズ、UV+IRカットガラス(フロントドアガラス)などの快適装備も充実。また、リヤドアガラスにもIR+UVカットフィルムをディーラーオプションで選べる。ボディカラーも豊富で、ディーラーオプションにもアイテムが豊富で自分だけのクロスビーに乗れる。気になった点わたしは4WDを選んだが、FFだとヒルディセントコントロールが付かないことが気になる。これはオンロードでも重要だと思うので、全車標準でもいいと思う。総評でも触れた通り、3トーンカラーはメーカーオプションで44.000円となるのは注意が必要。スズキ全車に言えることだが、唯一のホワイトがオプションになるのは不要な出費な気がする。
さらに、最上級グレードのMZ以外にはLEDヘッドライトがオプションでも選べないことは不思議に思う。初代ハスラーの中間グレードにセットオプションでディスチャージヘッドランプが選べたことを思うと、MVグレードに選べてもいいと思う。さらに、テールランプがハロゲンとなるのも、玉切れの心配があり不安だ。特にリヤは気付きにくいため危険である。
また、斜め後方の視界があまりよくないことも欠点だ。リヤドアガラスまでは水平基調なので、もう少し視界を確保してほしいのも事実だ。
しかし、機能面やデザイン面でここまで不満が少ない車も珍しい。 -
21人
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- 運転しやすいです
- どろ
- 投稿日 2022年7月30日
2017年式モデル グレード:- -
総評
クロスビー、とても運転しやすくて良い車です。ハスラーのようなかっこよさと可愛さのバランスが整ったクルマですし、それだけでなく使いやすさの面からも十分におすすめできるクルマだと思います。
また、デザイン面でも、ハスラーと比べても横幅が大きい分デザインが立体的でカッコいいです。
また、それだけでなく車内も結構広くて、後ろの席も普通に乗り心地が良いので、ファミリーカーとしても十分使いやすい車といえます。良かった点このボックス的なデザインでいながら、ポップで可愛らしい雰囲気は、他のコンパクトカーと比べても個性があって、この車の指名買いが多いのも納得できます。
パッケージだけでなく、荷物もたくさん積めますし、エンジンの容量もそれなりにあり、加速も悪くないです。アウトドアにも十分使える車ですので、セカンドカーとして使うだけでなく、この車をメインに使いたい方でも、不便をあまり感じないですむようにも思われますね。気になった点やっぱり質感が軽自動車と比べてあまり大きく変わらないところは少し気になってしまいます。質感の高さを期待するような車ではないものの、どことなくもっとこだわれば良いのにと感じてしまうところがあります。
また、意外と燃費は道路次第で大きく変わりやすいですね。空いた道ではとても燃費が良いですが、都市部のような混雑している道路だと燃費が落ちやすいです。また、ドアが比較的薄いのか、ドアを閉めた時の音が少し安く感じます。 -
37人
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- 良き相棒
- マサ
- 投稿日 2022年5月20日
2017年式モデル グレード:- -
総評
クロスビーは、ハスラーと同じクロスオーバーSUVコンセプトの車です。シャーシは、ソリオやイグニスと同じでAセグメントに属します。国内販売専用モデルです。想定されるライバルは、5ナンバークロスオーバーSUVのトヨタライズ、ダイハツロッキーです。外観は、人気車ハスラーのデザインエッセンスを用いています。ヘッドライトベゼルの形状やフロントグリルです。それだけでハスラーのお兄さん的存在に見えます。室内もヘッドライトベゼル形状を反復したデザインが採用されています。エアコン吹き出し口です。ハスラーと違って二重構造で、シルバー塗装とメッキのコンビになっています。搭載されるパワーユニットは、1.0リッター直噴3気筒ターボエンジンと6速ATとの組合せです。最近の車はCVTばかりで、高級車のみ多段式8〜9ATを採用しています。Aセグメントで6ATは珍しく、少し得をした気分です。
良かった点動力性能に不満はありません。アクセル操作のピックアップも応答よく、リズムに乗った運転が可能です。軽い車重も手伝いストレスのない走りが味わえます。パドルシフトが標準装備なので、ワインディングを走っても、スムーズなシフトダウンやアップが可能です。乗り心地も悪くなく、ストラットとトーションビームサスで良い仕事をさせてます。クロスビーの自慢は、居住スペースの広さです。1700ミリを超える車高を活かして、アップライトな人員配置によるスペース効率を追求しています。同じシャーシを使っているイグニスの比ではありません。ソリオクラスの居住空間です。軽自動車の走りに不満がある、軽自動車の幅方向の狭さと側面衝突安全性に疑問がある方は、クロスビーで決まりです。
気になった点マイナーチェンジ前のクロスビーは、自動ブレーキがデュアルセンサータイプでした。1世代前の赤外線センサーを使っており、自動ブレーキ性能や全車速クルコン未設定等で不満がありました。しかしマイナーチェンジでデュアルカメラ方式に改められ、一気に性能アップしクルコンも全車速対応となりました。もう一つの不満点は、ラゲッジスペースの狭さです。確かにリアシートを倒せば、広いスペースは生まれますが、そのままの状態であと、15センチ広いと使い勝手が格段に良くなります。フルモデルチェンジ時にご検討お願いします。不満足を述べましたが、クロスビーは所有すること喜びを感じる車です。愛くるしいエクステリアデザインは、相棒と呼ぶに相応しい秀作です。
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47人
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- 広い室内に驚く!
- 幸宏さん
- 投稿日 2022年5月19日
2017年式モデル グレード:1.0 ハイブリッド MX スズキ セーフティ サポートパッケージ装着車 -
総評
初代ハスラーが大ヒットして、小型車枠でもハスラーのようなクルマの需要が有ると踏んで登場させたのがクロスビーです。イグニス等とプラットフォームは共通になるコンパクトSUVです。ボディーサイズは5ナンバー枠に余裕で収まる3760×1670×1705mmになります。しかし、パッケージは見事で外観からみた大きさ以上の室内を実現しているのが、ミソになります。ハスラーから乗り換えると、余裕の差を感じると思います。エンジンは1リッター直3ターボです。6ATと組み合わせてキビキビとした運動性能が自慢です。
良かった点最低地上高が180mmとコンパクトなSUVですが、雪道での対応がされています。身なりはSUVでも最低地上高が普通のクルマと同じ物もある中でなかなか本格的です。またエクステリアが上手く纏まっています。初代ハスラーのエッセンスを使いながらも、寸法の余裕を活かしたボリュームあるショルダーラインやフェンダーがカッコいいです。また6ATが良いです。CVTよりは色んな意味で6ATの方が気持ちいいと感じました。アクセルを踏み込んだ時のキックダウンや普段の変速の制御が自然で、ダイレクトで使いやすいと感じました。またMCで安全性能が向上しました。ひと通りそろっています。また室内の広さが気持ちいいです。後席もアップライトに座らせているので、見晴らしも良いです。
気になった点段差を対角でまたいで通過する時にゆすられ感が強いです。コレはコンパクトカーには厳しい状況ですが、あと少し頑張って欲しい部分です。またエンジン透過音は抑えられていますが、ロードノイズは結構聞こえます。道が綺麗な場合はさほど聴こえませんが、荒れた道ではゴーという音が聞こえます。ロードノイズが低減出来れば、運転の疲れ方も変わると思います。またインパネなどは全体的に軽自動車レベルの質感です。特にプラスチック感丸出しのドアまわりはもう少し見た目品質にも力を入れて欲しいです。
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30人
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- 隠れた名車
- デリックテクノ
- 投稿日 2021年12月26日
2017年式モデル グレード:1.0 ハイブリッド MZ 4WD -
総評
スズキAプラットフォームを使った5ナンバー枠に収まったクロスオーバーがクロスビーになります。初代ハスラーのデザインテイストを巧みに取り入れながら、軽自動車枠では表現できない抑揚やボリュームがあるデザインはスズキデザインの中でも特に秀逸です。
1リッター3気筒ターボにISGと6段ATの組み合わせは、ソリオやイグニスの4気筒とは別物です。軽い重量と99ps/15.3kgf.mのスペックで軽快でトルク感のある走りを披露します。ロール剛性も高く左右の傾きに抑制がきいている感じは安定志向と言えます。またサスペンションはストローク感のある柔らかめと言える設定で、市街地を普通に走るかぎりは、ソフトな感触で底つき感も有りません。上手く調律された足回りでフラットな姿勢を保ってくれます。またエンジンはバランサーシャフトが未装備ですが、3気筒ながら常用域の回転数で気になる振動はありませんでした。アイドリングは流石に3気筒のクセがありますが、上手く纏めたエンジンです。良かった点クロスビーの最低地上高は180mmありフロンオーバハング、リアオーバーハングの短さも手伝いデパーチャーアングルなど、積雪地方でも重宝するスペックが良いです。また小さなボディですが、リアシートは驚く程広く、ラゲッジルームも横にゴルフバックが入るスペースがあります。小柄なボディーながらワゴン的にも使えるユーティリティーがコンパクトSUVとしては優秀だと思います。またファミリーカーとしても十分に使えるクルマだと感じました。
気になった点インテリアはホワイトの装飾パネルがかなり目立ちます。インパネルまわりに広く使われています。オープントレーなど、各所に収納スペースが設けられているのは良いですが、全体的な質感は軽自動車レベルです。もう少し質感のレベルアップして欲しいです。シートはOKでした。また前走車追従機能付きクルーズコントロールは設定されていないのは今どきのクルマらしくないです。軽自動車でも採用されているので、是非とも採用して欲しい所です。
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20人
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- 全集中で
- ユッコ
- 投稿日 2021年12月14日
2017年式モデル グレード:1.0 ハイブリッド MZ 4WD -
総評
クロスビーはクロスオーバー車です。どの車のクロスオーバー車?と思われる方は鋭いです。ヤリスクロスの様にヤリスをクロスオーバー化したら分かり易いです。でもクロスビーの元車は存在しません。プラットフォームで言うと、ソリオになるのでソリオクラスのクロスオーバー車と思って下さい。ソリオは背高スライドドアミニバンでクロスビーはワゴンタイプのSUV系となります。エクステリアは、どう見てもハスラーのクラスアップデザインです。ハスラーが余りにも好調な売行きなので、軽自動車規格に収めないカテゴリーの提案です。軽自動車では物足らないユーザーは沢山存在します。特に発進時のアクセルレスポンスやラゲッジスペースまた衝突安全性を心配する方が居ます。クロスビーはその回答として、ハイスペックです。エンジンは1.0リッター直噴ターボで、99psで15kgfのトルクです。トルクは1.6リッターエンジン級なのです。
良かった点そのエンジンのお陰で、アクセルレスポンスも俊敏で、右折待ちの交差点でも安心して、余裕を持って車を発進できます。ラゲッジスペースも広々とは行きませんが、リアシートの分割折りたたみで有効なスペースを確保して出来ます。上達安全性もクロスビーの車重と同等であれば、軽自動車よりもアドバンテージがあります。そんな様々なネガを見事に攻略しています。見た目のコンパクトさを裏切る室内の広さも特筆物です。
気になった点オプションアイテムで多くのステッカーが選択出来て、ストライプやチェッカー柄でミニクロスオーバーのような雰囲気を味わえます。でもあくまでも雰囲気であり、コンパクトプレミアムの質感は望めません。質感の不足は前後バンパーです。何方も簡素な造形で、コストが掛けられて無い事が一目瞭然です。バンパーはプロテクターです。衝撃吸収の役割もあります。それが貧相な作りでは幻滅します。全集中で改善を望みます。
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30人
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- ヨーロッパ的センス
- NEUN TANZ
- 投稿日 2021年12月8日
2017年式モデル グレード:1.0 ハイブリッド MZ -
総評
ライズやヤリスクロスなど、小さなSUVが人気ですが、クロスビーはライバルより先に登場しています。ハスラー系のデザインですが、寸法に余裕があるのでショルダーラインやフェンダーには軽自動車には不可能なボリュームがあり、カッコいいです。また室内も全高が高めの1705mmあるので、外観から想像するより、かなり広い室内です。また後部座席の前後スライドが出来るのは、ライバルの ライズには無い装備です。クラス最大の荷物積載量を誇るライズですが、後席の居心地の良さなら断然クロスビーの方が対アドバンテージがあります。インテリアはメーターからダッシュボードまでクリーム色のパネルがあり、明るくアクティブな雰囲気を作っています。走りは軽快感があり、搭載されている1.0Lターボは6ATとの相性が良く変速ショックも無くスルスルとスピードを上げてくれます。力強い印象です。
良かった点エクステリアデザインは何処から見ても破綻なくカッコイイです。SUVの中では比較的有機的なデザインですが、そこは行き過ぎずSUVらしい力強さも加味されています。リアスタイルも個性があり、クロスビーと直ぐに認識できます。デザイン的には欧州車の様に見えます。また低速トルクが豊かで、常用域でも絶えず力強いエンジンは6ATと共に優秀です。
気になった点インテリアはデザイン的には悪く無いですが、コストダウンのせいか質感的には今一歩です。ほかはステアリングなどの他とも共通になる部品はもっと頑張ってデザインして欲しいです。ドアの閉まる音も軽自動車みたいで、少しガッカリします。
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24人
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- 類い稀なるコンセプト
- ピー
- 投稿日 2021年11月24日
2017年式モデル グレード:1.0 ハイブリッド MZ -
総評
なんと言っても居住空間の広さにビックリです。全長3760ミリは、軽自動車よりも300ミリプラスの寸法です。それなのに兄貴分のスイフトよりも居住空間はクロスビーの圧勝です。秘密は全高にあります。1706ミリと高く足を投げた出す事無く、自然な姿勢で着座出来るので、全長寸法を使わず広々とした居住空間が生まれています。最低地上高は180ミリあるので、見晴らしも良くセダンのように地をはう視線ともオサラバです。最低地上高の高さは、雪道での実用的なアドバンテージにもなります。搭乗時も無理な姿勢で背を屈めないで、お尻をスッとシートに預けられます。クロスビーは外観寸法が小さい為、ショッピングリストカラ外れてしまう恐れがあります。でも実車に乗って触れて試乗すると、その類い稀なるコンセプトに脱帽するはずです。トヨタライズ、日産キックス、ホンダフィットアウトドア仕様購入検討の方。目から鱗のクロスビーの試乗を是非。
良かった点スタイリングの良さは特筆ものです。初代ハスラーのアイデンティティをコンパクトクラスに変換したデザインです。ハスラーでは表現出来なかった様々なデザイン要素にトライしています。一つは前後のブラスターフェンダーです。軽自動車規格では実現不可能なボリュームで4輪タイヤの踏ん張りを演出しています。他にもカラードバンパーやサイドステップの肉厚化等、ハスラーでの宿題を気持ちの良い解でレシーブしています。
気になった点所々にコストダウンの波をかんじます。フロントウインドウの天地高さが低いです。寸法的には、後出し3から5センチ程、ガラスエリアを拡大可能なのですが、小さ目のガラスが収まっています。また室内全体が硬質プラスチック成形であること。これは、クラス的に仕方が無い部分ですがオプションでも良いのでフェイクレザー貼り等の選択出来ると良いです。ドアノブを引っ張るとメッキの無い肌色樹脂が見えるのもマイナスです。
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22人
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- ミニクロスオーバー的スズキ車
- まさじ
- 投稿日 2021年11月19日
2017年式モデル グレード:1.0 ハイブリッド MZ -
総評
雰囲気あります。丸目ヘッドライトはカーデザイナーであれば挑戦してみたいテーマです。ミニもポルシェもビートルも名だたる名車の初期は丸目ヘッドライトなのです。普遍的な造形テーマは解に限りがあります。先程の名だたる名車も今では、丸型異形ヘッドライトへと移行しています。そんな高度なテーマに多感に挑戦したのがクロスビーです。丸型異形ヘッドライトながら、しっかりと丸目を主張しています。ハスラーからのデザインテーマ移管ですが、コンパクトクラスへとサイズアップしたボディにベストマッチな意匠となっています。同じクロスオーバー車として、ミニクロスオーバー的な雰囲気をまとい、高級感すら漂うエクステリア造形です。そんな車が国産車スズキブランドで購入可能とは、願ったり叶ったりです。外車購入はハードルが高いです。メンテナンス代が国産車よりも割高です。そんな問題をクリアにしてくれる受け皿として、クロスビーは有望です。
良かった点クロスビーの美点はエクステリアの秀逸さと外観からは想像出来ない居住空間の広さです。前述の通り丸目を主張したエクステリアにはアンチエイジング効果があります。所謂、デザインの時間的耐久性が高いの意味です。流行に流されて、又はクリエイティブ欲に溺れて、その時カッコいいデザインが量産されます。しかし5年後10年後にそのデザインで大丈夫なのでしょうか。殆どが陳腐化し見向きもされなくなります。丸目は皆無です。
気になった点居住空間は広いですがラゲッジスペースが狭いです。軽自動車のラゲッジスペースが横長になったイメージです。あと縦に30センチ長ければ全然違ったのにと感じます。後は自動ブレーキです。初期のクロスビーはデュアルセンサータイプで、ハスラーよりもショボい自動ブレーキでした。マイナーチェンジで同等タイプに変更されました。現行販売中の自動ブレーキよりも、性能が低いデバイスを採用する企業スタンスに疑問を感じます。
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8人
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- 遊び心あるクロスオーバーワゴン
- でんでん
- 投稿日 2021年11月16日
2017年式モデル グレード:1.0 ハイブリッド MZ -
総評
クロスビーは有りそうで無かった車です。1.0リッター直噴ターボでクロスオーバーワゴンは現時点でも唯一無二です。ライバルとしてはダイハツロッキーとトヨタライズですがライバルとしては少し弱いです。車格は同じながら両車を並べるとエクステリアとインテリアのデザインや質感に大きな違いがあります。ロッキーとライズは直線基調でクロスビーは曲線基調のデザインです。好みの領域ではありますが、クロスビーのグラマラスな造形を見てしまうと、ロッキーとライズには勝ち目が有りません。インテリアも同じで真面目で面白みのないデザインに対して、クロスビーはエアコン吹き出し口にヘッドライトベゼル形状を反復させたり、ドアスピーカーカバーが蜂の巣を思わせる六角形だったりと遊び心を忘れていない粋な演出が沢山散りばめられています。真面目も結構ですが、それだけでは生き残れない時代です。スズキさんのサービス精神に感謝です。
良かった点『走りが良い』です。昔のCMコピーのようで恐縮ですが不満の無い動力性能なのです。例えば右折待ちの信号交差点で対向車の邪魔にならない様に右折する場合、非力な車だとアクセルを踏んで一呼吸して加速が始まり何度か肝を冷やしました。しかしクロスビーは人馬一体のアクセルレスポンスで自由に加速できます。何気ない性能ですが出来ない車が多い事。高速道路での合流でも無理なく余裕で合流可能です。パンチある走りです。
気になった点設定価格が少し高めです。売れ筋のMZはFFで200万です。ライバルよりも15〜20万高いです。それを補って余りある個性の持ち主ながら、そこは気になるポイントです。あと燃費がそれ程伸びません。リッター18キロ代の燃費数値ですが、実際の街乗りは11キロ程です。高速で有れば18キロ以上可能です。街乗り燃費はせめて13キロ前後にして欲しいです。それとルーフレールの設定がオプションでも無いのは残念です。
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12人
デビュー当時はハスラーのデカい版と呼ばれたが、ベースはイグニスとソリオで、ハスラーの面影を残すのはデザインだけだ。
ただそのデザインはまさにハスラーで、ヘッドライトの形状なんて流用したのかと思ってしまうほど(実際は専用設計です)。しかしそれは良く言えばハスラーが欲しい、けど軽では小さい、と言う人にとってピッタリな判断と言える。サイドにパネルのような樹脂パーツで囲われた空間があり、そこだけを違う色に出来るディーラオプションも存在する。そこと、ボディ、ミラーとルーフをそれぞれ違う色にする3トーンカラーもあるが、高額なメーカーオプションなので注意が必要(このカラーの中古流通は少ない様です)。また、全体的にムチムチとしてぼてっとした印象のデザインなので、人によっては好みが合わない場合もある。
インテリアはハスラーより落ち着いた印象で、登録車だけあって特に幅に余裕がある。
シートにはアイボリーアクセントが施されており、ハニカム的な柄にも見える。メーターの右側に、光が当たるとクロスビーのイラストが現れる、走行モード表示がクロスビーのイラストになるなど、遊び心ある仕様で運転中も楽しめる。また、運転席側から助手席側へのウォークスルーも可能。シートアレンジも豊富で、大きな荷物も比較的簡単に積むことが出来る。前後撥水加工シートで汚れてもすぐに拭ける。リアシートを倒しても防汚タイプなので、本気でキャンプも出来るだろう。汚れても掃除が簡単というのは、心の余裕にもつながる。さらに、収納は数えただけで15個くらいある。背が高いから、固定さえすれば段ボールも縦に二つくらい載る。また、四駆にもラゲッジアンダーボックスがあるのは嬉しい(容量はFFに比べ劣る)。
マイルドハイブリッドで、流れのいい高速ならばカタログ燃費に届く。丁寧に走れば19.0km/ℓにも手が届く!1.0ターボだが、モーターアシストとスズキならではの軽量ボディで走りも満足だ。