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マツダ ロードスター 2015年式モデルのレビュー・口コミ評価|自動車カタログ

外装・内装写真

ボディサイズ

3915×1735×1235 mm (全長×全幅×全高)

燃費

JC08モード: -km/L

WLTCモード: 16.8~17.2km/L

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マツダ ロードスター 2015年式モデルの新車価格・取扱店

最新モデル(4代目)2015/05/01~販売中
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マツダ ロードスター 2015年式モデルの中古車価格

中古車の掲載台数:640台
1.8 万円 243.1 万円
(グレードによって異なります)
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10
(オープンカー)
評判・口コミ
4.0 pts
(12人)
ガイド記事数
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マツダ ロードスター レビュー・口コミ評価

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総合評価
4.0 (12)
外観
4.6
内装
3.7
走行性
4.4
運転しやすさ
4.5
乗り心地
3.8
燃費・維持費
3.3
  • 投稿日が新しい順
  • 総合評価が高い順
  • 総合評価が低い順
  • マニアから素人まで
  • デリックテクノ
  • 投稿日 2023年2月18日
2015年式モデル  グレード:1.5 RS
総合評価
3.5
外観
4
内装
4
走行性
4
運転しやすさ
3
乗り心地
3
燃費・維持費
3
総評

ロードスターは全長3915mm、全幅1735mmのコンパクトなスポーツカーです。MAZDAが長く作り続けている日本を代表するクルマの一台です。運転自体を楽しむ事を少しはばかれる時代になり、特に重量級のスポーツカーは肩身の狭い思いをしています。そんな時代にロードスターならたった1500ccのエンジンで運転を楽しむ事が出来ます。小さなボディですが、初代から培われたロードスターらしい形が表現されたボディは1970年代のイギリスのスポーツカーをお手本に基本骨格は考えられています。

良かった点

1500ccのコンパクトカーに比べてロードスターは100万円くらい高いです。同じ排気量の1500ccなら3気筒が当たり前になりつつ、有りますがロードスターは回転フィールにこだわり贅沢な4気筒エンジンを搭載しています。高い圧縮比13.0で直墳でパワーも132ps/15.5kgf.mを発揮しています。7000rpmまで実用上使うのに問題が無く、並の1500ccなは無い切れ味鋭い回転フィールが自慢です。6MTは正にバターをナイフで切る様な入り様と節度感があります。ロードスターには風格を感じます。

気になった点

贅沢を言うと不満はあります。しかしこの価格なら私的には不満は少ないです。敢えて言えば7000rpmまで使えるエンジンですが、この回転域が気持ちいいか、と問われれば、それほど気持ち良く無いと答えてしまいます。昔のHONDAスポーツエンジンに比べると、すこしボヤッとした回転フィールとパワーの盛り上がりです。もう少し澄み切ったようなエンジンサウンドを期待します。直墳や排ガスを綺麗にしないとダメなど、現代の足かせがあることも、MAZDAの名誉のために付け加えておきます。

3人
  • 伝統の継承
  • ブラックレイン
  • 投稿日 2023年2月15日
2015年式モデル  グレード:1.5 990S
総合評価
4.2
外観
4
内装
4
走行性
5
運転しやすさ
5
乗り心地
4
燃費・維持費
3
総評

初代の大ヒットがあり、老舗メーカーとして脈々と作り続けているMAZDAには感心します。60年代で途絶えてしまったライトウエイトスポーツを現代に蘇らせ、ライバルが次々と出てきましたが、ライバルは二代目には漕ぎ着けないありさまでした。初代ら89年前後と記憶していますが、むかしも今も変わらない人馬一体を主眼に置いた車作りを続けています。ハンドリングが素晴らしく、ステアリングを切った際のノーズの入り等は、日本車ではロードスターでしか味わえない感覚です。

良かった点

初代は1.6リッターエンジン、マイナーチェンジで1.8リッターエンジンを追加、その後2リッターエンジンのみとなりました。先代は2リットルエンジンで重量は約1.1トンまで増えてしまいました。それでも絶対的には軽いクルマですが、初代は軽く1トンを切っていました。パワーアップすると、各種強化しなければならず、結果重くなります。現行型はそんな反省からか、ロードスターのフィロソフィーをもう一度問い直した結果、1.5リッターエンジン搭載となりました。身のこなしは初代に極めて近いです。

気になった点

ギリギリのスポーツ感覚です。市街地ならかなりスポーティーと言えます。私の様な素人ドライバーならニコニコで運転できます。駐車場のスラロームでも十分に楽しいのです。しかし腕に覚えがある方、特にサーキット走行やワインディングで振り回す腕のある方にはモアパワーの要求があると思います。一般ドライバーも慣れてくるとモアパワーかもしれません。この当たりが難しいです。パワーアップは重量増に繋がります。とは言っても海外仕様は2リットルなので、それを入れれば解決するのですが、どうでしょう。

3人
  • 素晴らしいハンドリング
  • ジャミラ
  • 投稿日 2023年2月15日
2015年式モデル  グレード:1.5 990S
総合評価
3.7
外観
5
内装
3
走行性
4
運転しやすさ
4
乗り心地
3
燃費・維持費
3
総評

MAZDAが復活させたライトウエイトオープンオープンスポーツカーです初代が出た時はたくさんのライバルが出てきましたが残ったのはマツダロードスターだけです。今も海外メーカーがオープンスポーツカーを作っていますが、マツダロードスターのように軽量なライトウェートスポーツはありません。みんなパワフルで重いエンジンを積んだ車ばかりです。現行型はさらに初心に戻り初代の1.6リットルエンジンでは無く、さらに小さな1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載しています。

良かった点

1.5リッターエンジンを積んでスポーティに走らせるためにはボディをすごく軽く仕上げないと話になりません。今回試乗した990Sと言うグレードはその名のごとく990キログラムしか車両重量がありませんこんな軽いボディーは本当に現代の安全装備を満載して衝撃吸収ボディーを採用した中では奇跡に近いです。軽さを武器に1.5リッターエンジンはたった132馬力しか有りませんが、ロードスターをスポーティーに走らせてくれます。軽さと剛性感を両立しているボディに感心してしまいます。

気になった点

割とアッサリと簡素なインテリアです。ロードスターがソフトパッドを多用するのも、重量が増えてどうかと思いますが、ハードプラスチックでいいの見た目品質を上げて欲しいです。また市街地では大丈夫ですが、山坂道では明らかにパワー不足です。パワーもトルクも坂道では足りません。MAZDAは高回転をキープしろ!と言うかも知れませんが、四六時中高回転は無理です(笑)またフロントスクリーンは思ったより低いので、ガラス面積が少なく、前方上側がフレームで視界の邪魔になります。

3人
  • 快感発動機
  • ブリキの太鼓
  • 投稿日 2023年2月13日
2015年式モデル  グレード:1.5 990S
総合評価
3.8
外観
4
内装
3
走行性
5
運転しやすさ
4
乗り心地
4
燃費・維持費
3
総評

海外ではマツダMX-5を名乗るマツダロードスターは純粋なMAZDAのスポーツカーです。初代は1989年に初めて導入され、それ以来、世界で最も人気のあるオープンスポーツカーの1つとなっています。現行型ロードスターは初代の哲学にならって軽量設計、反応の良いハンドリングを目指し先代の2000ccエンジンから1500ccエンジンにダウンサイジング。各パーツの軽量化に努力して1トンを切るモデルも実現しました。現行型はよりロングノーズを強調したプロポーションを構築し、歴代モデルの中でもトップクラスのエクステリアです。

良かった点

ハンドリングが素晴らしいです。曖昧な所が無いそれでいて、自然なハンドリングです。特に、中速域のコーナーでは舵角が一発で決まります。そのままアクセルを踏み込んでリアに荷重を掛けながらクリアする時、流石ロードスターと思ってしまいます。正に快感以外の何物でもないです。恐らく、そういった動きの中でKPCは有効に働いていて、しっかりとしたリアの接地感によって、FRであることをさらに実感させてくれます。一連のこの動作だけで無く、普通の交差点を低速で曲がるだけでも、クルマの反応の良さが分かり楽しいのです。

気になった点

ロードスターには何時も着いて回る話ですが、車内スペースです。マツダロードスターはスポーティな2シーターのスポーツカーであるため、車内スペースに限りがあります。
当然です。また荷物積載スペース、トランクスペースは小さいため、長期旅行や荷物を運ぶ際には不便です。当たり前です。欠点は、すべてのドライバーに適用されるわけではないことに注意が必要です。自分のニーズや要件に応じて、マツダロードスターが適しているかどうかを判断することが大切と思います。

2人
  • Fun to drive
  • すみれちゃん
  • 投稿日 2023年2月12日
2015年式モデル  グレード:1.5 100周年 特別記念車
総合評価
3.7
外観
4
内装
3
走行性
4
運転しやすさ
4
乗り心地
4
燃費・維持費
3
総評

BEVの流れは恐らくロードスターにも降り掛かります。時期型はおそらく、内燃機関では無い様な雰囲気です。貴重な内燃機関の軽量スポーツカーの代表はMAZDAロードスターになります。エクステリアは初代の雰囲気を残しながら筋肉質なボディラインを実現しています。ロングノーズショートデッキで、ボディの絞り込みとフェンダーのボリュームが見どころです。限られた寸法の中で上手くデザインされています。エンジンは直列4気筒NAで名品といえるMAZDA内製の6MTが使われています。

良かった点

見た目はかなり小さいです。ヨーロッパの大きな人やアメリカ人では狭すぎないか?と思いましたが、着座すると窮屈に感じません。シフトノブ、レバーの配置は完璧に近く、最小限の動きで操作できます。ペダルレイアウトも完璧です。モビルスーツのような感覚を感じる運転感覚はロードスター独特です。スーパーカーでもこの表現を使いますが、ロードスターは手が届きそうなコンパクトなボディになので特別です。またコクコクと操作が決まる6MTが最高です。エンジンの美味しい部分を引き出しやすくシフトチェンジするのが楽しくて仕方ないです。

気になった点

強いて不満をほじくるなら、フロントのウィンカーランプが安っぽい事です。フェンダーのウィンカーも光り方が良くないです。またエンジンのパワーもトルクもあと少しレベルアップして欲しいです。幹線道路や山道をペースよく走るときにもう少し欲しいなと思います。追い越し時にシフトダウン結構高回転まで回さないとすんなり速度が乗らないです。普通に走ってるときに坂にでくあすと結構スピードが落ちてきます。可変バルブ式でパワーアップするか排気量アップが望ましいと思います。

1人
  • オープンスポーツの老舗
  • B2ユニット
  • 投稿日 2023年2月11日
2015年式モデル  グレード:1.5 RS
総合評価
3.8
外観
4
内装
3
走行性
5
運転しやすさ
5
乗り心地
3
燃費・維持費
3
総評

小舟の様に小さなボディは座ってみるとバスタブのような感じです。この小さなボディをメリハリを効かせたボディワークによって緊張感あるスタイルにしているのが、MAZDAの凄い技です。ミニバンやクロスオーバーになれたドライバーは地面に座っているような錯覚に陥いるほどです。人馬一体を目指して手に追えないパワーでは無く、使い切る楽しさ、ボディの隅々まで神経が巡らせる感覚がロードスターの醍醐味です。オープンスポーツの楽しさを知らない人には試乗で良いので一度乗ってほしいと思います。

良かった点

クルマを動かす動作、所作全てがダイレクトで気持ちいいです。ミニバンや軽自動車しか運転したこと無い方は、この感覚を知らないのが勿体無いです。ステアリングを切ってノーズが反応するのは、どのクルマも同じですが、ステアリングを切った時に手に伝わる感覚、ノーズの反応速度、重力の移動、全てが全然違います。重いミニバンで速いクルマも有りますが、ドライバーに伝わる感覚の気持ち良さが違うのです。その味の濃さや旨味が強い日本車を上げれるので有れば、私はロードスターと最初に答えてしまいます。

気になった点

気になるのは排気量の設定です。日本国内は1500ccで海外は2000ccが気に入らないです。贅沢を覚悟でいうと1600ccが有ればベストのように思います。使い切る面白さは圧倒的に1500ccです。しかし、低速域やコーナー脱出は物足らない場面が出てくるのも確かです。あと数馬力、あと1キロのトルク、と言った具合です。なら1600ccなら重量増はほぼ気にしなくて良いレベルと思いました。もし2000ccを採用ならオープンのロードスターはバランスを崩しそうです。RFはタルガなので違うと思います。

2人
  • ライトウエイトの意味
  • 幸宏さん
  • 投稿日 2023年2月11日
2015年式モデル  グレード:1.5 990S
総合評価
4.3
外観
5
内装
3
走行性
5
運転しやすさ
5
乗り心地
4
燃費・維持費
4
総評

MAZDAを代表するオープンスポーツカーがMAZDAロードスターです。日本にはGR86やスープラ、フェアレディZなど、スポーツカーが有りますが、ロードスターはまったく違うコンセプトです。ボディは小さく、しかも搭載エンジンが1.5リッターノーマルアスピレーション。こんな小さな排気量のスポーツカーは量産車ではロードスターしか有りません。初代がロータスエランやトライアンフを現代に甦らせて30年以上になりますが、小さなスポーツカーを作り続けているのはMAZDAだけになりました。本家本元といっていい位MAZDAには信念があります。

良かった点

1.5リッターノーマルアスピレーションを舐めてはいけません。にかく軽く仕上げたボディに、このエンジンを100%使い切る喜びはロードスターならでは唯一無二です。KPCの介入のお陰もあり、タイトコーナーでも舵角が一発で決まる位に安定しています。試乗車の990Sグレードはその名の通り990kgの車重です。ロードスターの中でも1番ライトウエイトです。スポーツカーにとって1番大切な要素は軽さだと再認識します。正にコーナーをひらひらと駆け巡る感覚は重量級スポーツカーとは別次元です。素晴らしい。

気になった点

スタイリングと走る事以外には余りコストをかけて居ないのがMAZDAロードスターです。例えば高額なスポーツカーから乗り換えると不満がでるかもしれません。インパネはデザインを含めて極めて普通です。プラスチック感丸出しの部分も多数ありです。しかし無理な加飾は軽量化の敵でもあります。またトランクも驚くほどに狭いです。フルサイズゴルフセットが入るか、ぱっと見た感じ悩む位に狭いです。しかしこの事が本当の欠点にはならないのがロードスターです。これはダメだと感じる方はロードスターを選ばないし、理解できる方はまったく気にならないと思います。

2人
  • Lov you ロードスター
  • ユッコ
  • 投稿日 2022年5月11日
2015年式モデル  グレード:-
総合評価
4.5
外観
5
内装
5
走行性
4
運転しやすさ
5
乗り心地
4
燃費・維持費
4
総評

マツダロードスターは稀有な存在です。何を隠そう、累計生産販売台数が世界一のオープンカーです。それがアメ車でも無く、伝統的なイギリス製オープンカーでも無く、比較的歴史の浅い日本メーカーのマツダから生まれている事に、大きな意義を感じます。初代ロードスターはバブル全盛期の1989年登場です。ユーノスブランドからの販売でしたので、ユーノスロードスターと呼ばれていました。海外ではミアータの名前で久しなまれています。海外で実用車でもない車が、爆発的ヒットしたのは、日産フェアレディZ以来です。2車に共通して言える事は、エクステリアデザインの素晴らしさです。フェアレディZは、何処かの車のデザインを真似た訳でもない、完全オリジナルデザインです。模倣したものに商売的に成功するはずがありません。フェアレディZは、今も尚アメリカを中心に世界で愛されています。ロードスターもフェアレディZと全く同じ道を歩んでいます。エクステリアデザインで受けて、1.5リッターライトウェイトオープンのカテゴリーを再発掘し、世界で売れました。そのフォロワーとして、ベンツやBMWが同カテゴリーに参入したのは有名な話です。

良かった点

コンセプトとして、ライトウェイトオープンカーはイギリスにて誕生しましたがブームは遥か昔に消え去り、自動車メーカーはそのカテゴリーから、実質的に撤退状態でした。大手メーカーは、そんな市場に見切りを付けていました。マツダはそこに目を付けました。マニアックなコンセプトでも、手頃な価格帯で発売し世界の市場を相手に出来れば、勝機は必ずあるはずだと。結果論的には、それだけでは駄目でした。それにプラスして圧倒的に魅力的なエクステリアデザインがあっての大ヒットでした。そんな偉大な初代ロードスターを超えそうなのが、現行4代目ロードスターです。初代のリトラクタブルヘッドライトとポジショニングランプによる奇跡のデザイン呪縛から解放された、薄型ヘッドライトだけによるフロントフェイスは、初代に勝るとも劣らない妖しいデザインです。

気になった点

所有する喜びに満ちた車です。ガレージに収めて、眺めてるだけでも幸せです。少し大きなガレージがあれば、初代をレストアしながら、4代目を操るなんて考えるだけでも幸せです。そんなロードスターながら、心配が無い訳ではありません。今後のロードスターがどうなるのかです。おそらく、ガソリンエンジン車のロードスターは本モデルが最後となるでしょう。大きなマイナーチェンジで乗り切って、電気自動車へとバトンタッチされます。その電気自動車が心配です。電気自動車は、走りの差別化が難しくデザインとブランド力と価格が勝負の分かれ目となります。その競争に勝てるのかが心配です。

3人
  • イチオシグレードは990S
  • メタメタ
  • 投稿日 2022年5月3日
2015年式モデル  グレード:1.5 990S
総合評価
4.0
外観
5
内装
3
走行性
4
運転しやすさ
5
乗り心地
4
燃費・維持費
3
総評

2021年12月のマイナーチェンジで追加された990S車名の由来は車両重量が990kgから来ています。現代の安全装備満漢全席と厳しい衝突安全基準をクリアしながらの、この重量はゼロ戦の様な設計思想を感じさせます。それでいて、ケチらずにフロントブレーキはブレンボの大径ベンチレーテッドディスクと4ピストンキャリパーのコンビネーション。アルミホイールはRAYSの16インチ鍛造アルミホイール採用するなど、マニア心をくすぐる内容です。それらに加え、新しい技術としてキネマティックポスチャーコントロール(KPC)なるものが搭載されました。ロードスターの為にある様なデバイスは重量増を一切伴わずにコーナリング能力を高める効果があり、マツダの思惑通り990Sは順調に販売台数を伸ばしているようです。

良かった点

先ずはKCPなるものは、一般人に理解出来るのかと言う事ですが、以前に非装着車を乗った経験がある私でも安定感は実感する事が出来ました。コーナリング時に後軸内輪側のブレーキをごくわずかに使用することでリアを沈み込ませて姿勢を安定させるというものは、ロール剛性が上がったように感じます。しかし、乗り心地はしなやかで電子制御のダンパーとは違う自然なロール抑制感です。難しく書きましたが、簡単に言うと低重心さが増したコーナーリング性能といった感じです。凄く良いです。目を三角にしなくとも、ロードスターは市街地を普通に流すだけでも、クルマの挙動がダイレクトで楽しく走れるのが1番の良い点ではないでしょうか。またスタイリングも色褪せない練り上げられた姿が魅力です。

気になった点

インテリアのデザインはそれなりにスポーティーですが、質感的にはもうひと頑張りして欲しい感じです。質感が上がればもう少しスポーツカーらしいワクワク感じが増えると思います。また安全装備の自動ブレーキ等は最新のモノに比べると少し古く感じます。またRFに採用している2リッターエンジンは海外仕様ではオープンモデルにも採用しています。日本にも入れて欲しいと考えるのはわたしだけでは無いはずです。1.5リッターがバランス良いと言うのは分かりますが、選択肢を増やして欲しいと言うのが正直なところです。

3人
  • ロードスターは永遠に
  • まさじ
  • 投稿日 2022年5月3日
2015年式モデル  グレード:-
総合評価
4.3
外観
5
内装
5
走行性
4
運転しやすさ
5
乗り心地
4
燃費・維持費
3
総評

マツダロードスターは、今現在も絶え間ない改良と進化をしています。自動車メーカーでは、年次改良を行なっています。年に一度、車種全体の整理や改良を実施するものです。販売状況の良くない車種を廃止したり、安全デバイス統一のため自動ブレーキを刷新したりと様々です。そんな中マツダは、年次改良は当たり前で都度都度で、個別改良を実施する珍しくもあり真面目な自動車メーカーの一つです。今回マツダはロードスター全車にKPCを装着しました。キネマティック・ポスチャー・コントロールと言うコーナーリンク時、最も接地が抜ける内後輪にほんの少しブレーキをかけ、リアの内輪の浮き上がりを抑制するマニアックな装備です。こんなオタクな制御を しれっと 全車標準装備にするところがマツダさんの憎いところです。また今回新しい車種として990Sが追加されました。990Sの990とは、車重990kgから取っています。全軸重520kgで後軸重470kgとして、発進時後方への重心移動を加味した最適重量配分で地を這う走りを堪能出来ます。

良かった点

990Sは、ベースのSグレードに、リアスタビライザーとトルセンLSDを省き、その代わりにブレンボ製対抗ピストンキャリパーとレイズ製の鍛造軽量アルミホイールを標準装備とした、軽量化と足回りに特化した特別なカタログモデルです。特に素人の車弄りでは手が出せない、ブレンボ製ブレーキ装着は、何よりも嬉しいポイントです。オープンカーで6MTでフロントサスがダブルウィッシュボーンでリアがマルチリンク、ブレンボのブレーキ付きの車が292万6000円で購入可能な国は、世界広しといえど日本だけです。少々のデフレや賃金据え置きや円安など、取るに足りません。ロードスターを手軽に購入出来る日本に生まれて、本当に良かったです。それはマツダさんの企業努力による賜物でもあります。このまま、ロードスターを育てて永く生産して下さい。勿論先に控えるEV化もヨロシクです。

気になった点

気になる点は、ロードスターに関しては存在しません。マツダさん企業全体として、少し不安な部分がごさいます。それは、電動化の遅れです。現時点でマツダの電気自動車は1車種のみです。発売前のCX-60の2.5リッターPEVが控えるもその2台です。マツダ3に以前ハイブリッドは存在したましたがトヨタのシステムでした。そんな出遅れを危惧します。マツダさんは、CX-60のラージ商品群での巻き返しを狙っていますが、正直博打です。3.3リッターの直6ディーゼルは、次期CAFEクリア可能なブランニューディーゼルで性能は凄いのですが、世界がEV化に向かう中、本当に売れるのか未知数です。マツダさんの思惑通り、ウクライナ情勢等でエネルギー問題がどう転ぶかにも掛かっています。マツダロードスターを存続させる為にも頑張って欲しいです。中華傘下のロードスターは御免です。

1人
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