日産は、16日に行われた自動車のカラーデザインに焦点を当てた顕彰制度「オートカラーアウォード2009」(主催:財団法人 日本ファッション協会 流行色情報センター/JAFCA)にて、キューブ(外装色:クラフトダンボール、内装色:ラウンジブラウン)がファッションカラー賞を受賞したと発表した。
キューブの外装色「クラフトダンボール」は、クルマにとって新鮮な天然中間色「素色(すいろ)」をテーマに、高い質感とより自然な親近感を効果的に表現しており、身近な素材であるダンボールをモチーフにしている。内装は、使い込んで馴染んだような、自然なシワ加工を施したクラッシュベロアを使用し、洗練とリラックス感を表現した「ラウンジブラウン」を採用している。今回の受賞にあたっては、「ダンボールというモチーフを使ったユニークな着眼点で、新しいキューブの世界観を表現している」、「コンセプトにあった色の開発が行われていることが伝わる」などの高い評価を受けた。
また、キューブは、自動車メーカーのデザイナーが自社以外のカラーデザインを互選するオートカラーデザイナーズセレクションの「インテリア部門賞」も併せて受賞した。
この他にも「ムラーノ」(外装色:グレイッシュブロンズ、内装色:ベージュ)が、文化女子大学の学生により選ばれる文化女子大学セレクションを受賞した。
日産は、本顕彰において2005年から2007年の3年連続でグランプリを受賞しており、ファッションカラー賞受賞は4年ぶりとなる。
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