ADVAN色で彩られたタイヤブースだけでなく、ホイールブースも出展した横浜ゴム。デモカーの「GT-R」「86」「S660」に、世界を驚かせた新作ホイールや、リニューアルを果たしたロングセラーモデルが装着されていた。
HKSがチューンしたGT-Rは、2018年10月のアメリカSEMAショーで突然発表された「ADVAN Racing R6」をマッチング。ホイールサイズは前後とも20×12J。金型鍛造ならではの細身の6本スポークとステップ形状のディープリムデザイン、さらにはADVANをイメージさせるレーシングキャンディレッドがひと際目を引く。発売は2019年春の予定だ。
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トヨタ86が履く「ADVAN Racing RSIII」は、10年振りのモデルチェンジを果たした旗艦ホイールの3代目だ。基本の鋳造10本スポークを継承しつつ、スポークの縦断面の高さと細さに磨きがかかった印象だ。カラーはレーシングキャンディレッド&リングで、サイズは18×9.5J。2019年夏の発売を予定している。
そしてS660の足元には、コンケイブ形状の「ADVAN Racing RZII」が装着されていた。2年前に登場したRZIIは16インチが5.5Jか7.0Jのワンフェイスの設定だったが、今回のサイズ追加により、他モデルで人気を縛したGTRデザインが6.5Jからラインナップされることになったのだ。発売は2019年3月。S660が履く16×6.5:17×7.5のように、前後異径履きをしても面白い。
[筆者:井口 豪/撮影:渡 健介]
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2018/12/19