2011年12月11日日曜日の午後5時、10日間に渡り東京ビックサイトで開催された「第42回東京モーターショー2011」が無事に閉幕した。ニュースで既報の通り、第41回東京モーターショー2009に対し3日間短縮しての開催にも関わらず、会期中の総来場者数は842,600人と、前回比で37%増の人気ぶりとなった。リーマンショック直後の開催だった前回より上回ったのは当然としても、前々回(第40回:17日間開催)と比べても、10日間の来場者数比でみるとほぼ同等と健闘している。
ちなみに東京モーターショー2011の会期中、週末は開幕日の12月3土曜日、日曜日の4日と、12月10日土曜日、最終日の11日日曜日の4日間だった。主催側の公式発表によると、初日12月3日土曜日は雨のスタートながら、101,300人が来場した。以降4日が晴れで112,500人、10日は晴れでショー中最高の141,000人。平日が6万人から7万人台の来場者数だったから、実に倍の数の来場者が訪れたことになる。なお11日の最終日は110,800人が訪れた。
今回は最終日の会場風景を通じて、そんなショーの盛況ぶりについて振り返ってみよう。
長く続いた千葉・幕張メッセに代わり、24年ぶりに東京での開催となった今回の東京モーターショー。新たに会場となった東京ビックサイトは都心からの交通アクセスも良好なせいか、日曜日午後の会場にはいわゆるカーマニアのみならず、お台場へ遊びに来たついでに訪れたようなカップルや家族連れなども多く見受けられた。閉幕1時間半前の午後3時半頃でもまだまだ入場していく人たちが後を絶たなかったのも、そうした飛び入り参加ユーザーの多さを表しているようにも思える。
さて、モーターショーを長年に渡りウォッチしてきた編集部としては、モーターショー最終日には必ずチェックしたいところがある。それはコンパニオンの姿だ。
相変わらずお好きですネエ、と思われるかもしれない(それは否定しない)。しかし報道公開日や特別招待日を含めて、約2週間に渡り行われてきたショー会場で朝から晩まで登壇し、疲れた顔も見せずに常に我々を癒す明るい笑顔を振りまいてきたコンパニオンたち。その苦労を(勝手に)振り返れば、彼女たちの胸によぎる想いも伝わってくるというもの。
実際、最後のステージでは涙ぐむコンパニオンが続出。そのあたりを良~く分かってる運営スタッフの粋な計らいで、花束を渡したりしてフィナーレのささやかなセレモニーが行われ、さらに彼女らを泣かそうとするブースも散見された。素晴らしいっ!
そしてそんな彼女らの姿態をひと目観ようと、最後まで粘りカメラを抱えるファンの数もやっぱり多かった。うーん、皆さんもお好きですネエ。
そんな会場の模様は、あわせて画像でもチェックして欲しい。
[Photo&レポート:トクダ トオル(オートックワン編集部)]
※画像はそれぞれクリックすると拡大します(その他の画像もチェックできます)!
■参考:
・第42回東京モーターショー2011閉幕[自動車ニュース/2011年12月12日]
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