新型ジムニーJB64もさっそく足回りからカスタム開始!(動画あり)|モーターファーム【Vol.3】
機能的でリーズナブルなチューニングパーツやドレスアップパーツを次々と開発しているジムニー専門ブランド「モーターファーム」。Vol.1とVol.2では、彼らの「高性能なアイテムをリーズナブルな価格でユーザーに届けたい」というコンセプトや、さまざまなノウハウが満載のデモカー、JB23ジムニーについてお届けした。見逃してしまった方は、次のリンクからぜひチェックしてみてほしい。
新旧ジムニーに特化したオリジナルパーツを開発する専門ブランド|モーターファーム【Vol.1】
専門ブランドならではのノウハウが詰まったJB23ジムニーに迫る|モーターファーム【Vol.2】
旧モデル向けのアイテムでもその実力を感じ取っていただけたと思う。そして2018年の発売後大人気となった新型ジムニーJB64にも、モーターファームではさっそく専用パーツを開発。今回は足回りやマフラーなど、得意とする機能系アイテムを装着したデモカーを紹介しよう。
オフロードでの走破性が進化した新型ジムニー
昨年のフルモデルチェンジ後、納車待ち状態が続いている新型のJB64/74ジムニー。
ひと足先にジムニーが納車されたメーカーではユーザーの要望に即座に応えられるように急ピッチでパーツ開発が進んでいる。
新型にはラダーフレームはもちろんのこと副変速機付きパートタイム4WDや3リンクリジット式アクスルなどジムニー伝統の機能が受け継がれており、そこに新たなメカニズムが加わったことで、そのポテンシャルは一層引き上げられている。
オン/オフロードで走行性能をチェックしたモーターファームの吉田代表に新型の感想を聞いてみた。
「まずスタイリングは丸みの取れた角ばったフォルムになりましたね。JA11/22の人気が高まっており、ジムニーファンのニーズに応えるかのように、そのテイストを取り入れたと思います。またノーマル車高で対地クリアランスが確保されており、バンパーコーナー部を斜めにカットするなど、旧型に比べてかなりオフロードを意識していますね。
エンジンは低速域からトルクがあって扱いやすく燃費もいいんですが、加速はイマイチって感じ。そこでモーターファームではまずマフラーを製作しました。今後、各メーカーからチューニングパーツが多数リリースされてくるはずです。
3リンクリジット式サスペンションの安定した構造は健在。空転した車輪にだけブレーキを作動させて駆動力を確保するブレーキLSDトラクションコントロールが加わって、オフロードにおける走破性はさらに高まっていますね。」とコメントしてくれた。
足回りを皮切りに優れたパフォーマンスパーツを新型ジムニーに!
モーターファームでは新型のJB64/74ジムニーに関しても、従来どおりコストパフォーマンスに優れたパーツを続々と開発している。
このデモカーのJB64に組み込まれている足回りは、前回で紹介したデモカーJB23と同じパーツで構成されているファームSS PRO JB64セットの2インチアップ仕様。前モデルのJB23とほぼ同じ仕様だが、吉田代表がこだわったのがロングショックだ。JB64の2インチアップ専用ショックを新たに開発してリフトアップ仕様としての完成度をさらに高めている。
またセット以外にもインチアップ用コイルスプリング、ロングショック、ロングバンプストッパーなどの単体パーツは、ストリートオンリーのビギナーにオススメしたい。
ホイールとマフラーもオリジナルアイテムを用意
そして装着されているホイールはオン/オフロードで真価を発揮するためにジムニー専用スペックで設計された極太5本スポークのJレボリューション。
サイズは16×5.5Jインセット+20。オーバーフェンダー装着車へ対応させたインセット-25も用意している。カラーはこのマットブラックとマットブロンズ、ガンメタが揃う。
マフラーに関してモーターファームでは数タイプをラインアップしている。いずれのマフラーもノーマルでは、やや物足りない加速やサウンドをチューニングするアイテムだ。
低回転域から高回転域までスムーズに吹き上がるオール50φ大容量中間サイレンサーを採用したヒルクライマー、クロカンでもヒットしにくくレーシーなサウンドが楽しめるオール42.7φパイプと大容量砲弾型サイレンサーを採用したマッドスターfor JB/マッドスターfor JA、全域でのトルクアップと心地良いサウンドを実現したH22年加速騒音規制適合のマッドスターレガライズ。
そしてこのJB64にセットされているのは存在感のある心地良いサウンドを奏でるストリートレガライズfor JB64。
リヤバンパーに沿った横置きのサイレンサーはフレームギリギリまで上げて全長を短くすることで、オフロードにおける障害物との干渉を防いでいる。
モーターファームの足周りを組んだ新型ジムニーの実力は?
オフロードコースを走る新型ジムニーを動画でチェックしてみよう。
足回りがよく動き、しっかりと路面をとらえていることがわかるはずだ。これまでモーターファームが培ってきたノウハウが、新型ジムニーでも存分に活かされている。
エクステリアは現在開発中。ストリート向けのアイテムも要チェック!
エクステリアは現状においてはノーマルだが、すでにいくつかのパーツ開発が進んでいる。
フロントバンパーとオーバーフェンダーは年内には販売できるとのこと。新型ジムニーを購入してカスタマイズを考えているユーザーはモーターファームのHPをチェックしてみるといい。納車される頃には、また新たなパーツがリリースされているかもしれない。
もちろん、オフローダーに向けたハードなパーツばかりではない。
ハイビーム&ロービームともにプロジェクターLEDを採用したヘッドライト、5色をラインアップしたLEDチューブテールランプ、そしてインテリアには360mmファームカスタムステアリング、レザー表皮のトップカバーを採用したアームレストコンソールなどモーターファームではストリートユーザーにオススメできるドレスアップパーツも多数取り揃えている。
3回に渡ってお届けしてきたモーターファーム特集。旧型ジムニーに向けた機能パーツやドレスアップの豊富なラインアップ、そして新型ジムニーにはまず足回りやマフラーをラインアップし、さらにさまざまなパーツの開発が進んでいる。新旧ジムニー乗りの「ああしたい」「こうだったらいいな」を実現するパーツが揃うモーターファーム。一度チェックしてみてはどうだろうか。
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Corporate Profile
Motor Farm Info
Motor Farm とは?
Motor Farm(モーターファーム)は、大阪府に本社を置くスズキ ジムニー用オリジナルパーツの製造と販売を行っているメーカーである。ジムニーに特化し、旧型から最新型までを網羅。とくに足回りのリフトアップアイテムには定評があり、ストリートからオフロードまで、あらゆる路面に対応できるアイテムが揃う。また最新型であるJB64ジムニーに向けたパーツもリリースされている。効果的な機能パーツを安価に提供することをポリシーとしており、ジムニーユーザーから多くの支持を集めている。
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