スポーツカーはもちろんコンパクトやミニバンもレーシーに仕立てる「ワークエモーション」シリーズの魅力とは?/WORK【Vol.12】

WORKホイールの代名詞「マイスター」&「ワークエモーション」」

ホイールの“ワーク”を代表するスポーツ系ブランドといえば「マイスター」と「ワークエモーション」の2大巨頭で異論は無いだろう。

ワークが昔から変わらず作り続けている「マイスター」はフォーミュラをマルチピースで走っていた頃から連綿と続く旧き良きホイールブランドだ。細かなモデルチェンジなどはあったとしても廃盤などにはまずならない、ワークを代表するスポーツ系の筆頭ブランドだ。

そして、もうひとつ。それが「ワークエモーション」。

実はこのワークエモーションには現在、バリエーションが11種類用意されている。イマドキ感があり、時流に合わせたトレンドを取り入れているスポーツホイールで、サイズバリエーションもとにかく豊富。このワークエモーションのスポーツテイストなら、ガチなピュアスポーツはもちろん、ミニバンや軽など、色々なカテゴリーからスポーツホイールを選ばせてくれる。ドレスアップテイストでも“スポーツ”をプラスできる魅力的なブランドなのだ。

そんなワークエモーションのラインアップから、今回は特にオススメしたいモデルをいくつかピックアップしたのでぜひご覧いただきたい。

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均整の取れた5x2スポークが美しいCR Kiwami(CR極)

まずはワークエモーション「CR 極」。

極と書いて“Kiwami”と呼ぶこのホイールは、かつてワークエモーションCR → CR Kai → そして現在のCR Kiwamiと、時代に合わせて進化してきたモデル。ワークエモーションの現ラインアップ中、最も歴史のあるホイールでもある。サイズバリエーションは15/16/17/18/19インチを用意する。

前作、前々作にはない魅力をプラスし、モデルチェンジを繰り返し最後にたどり着いた“極み”としてのカタチ。CRの1ピースホイールでは究極のモデルとも言えるだろう。

セダン、ミニバンが全盛期だった開発当時、ドリフト(D1)の現場で市販品をそのまま装着、人気に一気に火がついたスタイリッシュなツインファイブスポークモデルでもある。

リブをもたせたことで天面を細く絞ったスポーク部は、美しいアールを描く。スポークの外側はストレート形状で、その内側はV字型に切り込まれるツインスポークのデザイン。センターを落とし込んだコンケーブ形状と細身のスポークが生む足長感、さらにサイズバリエーションの豊富さが、ワークエモーション CR Kiwamiの特徴だ。

1ピースのスポーツ系ホイールで、当時のスポコンブームを牽引し、さらにスタンス系、ピュアスポーツにもハマるマルチなキャラクター。カスタムプランも多彩に用意されている。

このCR Kiwami、ある種ワークエモーションを代表するシリーズの“顔”といっていい存在だろう。事実、最も歴史のあるホイールでありながら、ワークのウェブアクセスランキングではいまだトップを走り続ける人気を誇っているのだから。

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あらゆるカスタムオーダーに応えるCR2P & CR3P

続いて、ワークエモーション「CR 2P」。

前述したCR Kiwamiのデザインを踏襲しつつ、1ピースではインセットを細かく設定できないため開発されたのがこの2ピースモデル。サイズバリエーションは16/17/18/19/20とラインアップも幅広い。

“オーバーフェンダーを装着したい(→インセットを深く設定したい)”、“リムの深さが欲しい”、“CRよりもカスタム要素がもっと欲しい”…といったさらにこだわったニーズに応えるこのモデルは、CR Kiwamiでは満足し切れなくなったユーザーにピッタリなホイールだ。

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さらにその上に設定されるのが3ピースモデルのワークエモーション「CR 3P」。

こちらはリムバリエーションをセミ、フルリバースと混在させつつ18/19/20/21と大口径化。3ピースということもあってリム幅もワイドで、フルリバースの20インチでは極太の15Jまでが揃う。1ピース、2ピースよりもさらに高級志向のモデルで、特に海外ではラグジュアリースポーツに装着させるのが人気とか。

ベースデザインを同じくする兄弟ホイールで、1P/2P/3Pとラインアップを揃えるワークエモーションシリーズの中ではもっとも懐の深いホイール=CRシリーズ。スポーツホイールだけど選択肢が本当に多い、何にでも合うのが魅力だ。

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ベーシックでありながらコダワリの詰まった造形が魅力のT5R &T7R

続いてはワークエモーション「T5R」と「T7R」に注目してみよう。

CRシリーズは5スポークデザインだったが、厳密にはツインスポークということでワークエモーション初となるベーシックな5スポークモデルとなるのがこのT5R。細くデザインされた5スポークが特徴で、キレイな断面を描くコンケーブラインは“ダイナミックウェービーライン”と称されるほど。

スポークサイドには剛性を確保するリブが備わり、立体感も増している。細身のスポークにより実現した広い開口部は、ビッグキャリパーにも楽々対応、ブレーキで魅せるといった方向にも効果を発揮する。放熱のしやすさやブレーキごと洗えるというメリットにもつながっている。

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このT5RにはCRシリーズと同じ理由(サイズバリエーションが豊富になるように)で2ピースモデルも用意される。このスポークの細さを保ちつつ剛性を確保する強度もしっかりと考えられているのはさすがワークだ。

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T5Rの兄弟とも言えるのが「T7R」。

スポーツホイールの証とも言える奇数足で構成された7本スポーク。放射線状に広がるこのスポークにより強度面もガッチリと確保される。T5Rの5本、そしてT7Rの7本という奇数スポークはそのルックスのスポーティさもさることながら、性能面も機能的。

こちらも1ピースの他に2ピースモデルも用意され、好みのサイズバリエーションの中から選ぶことが可能だ。

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ワークエモーションシリーズ最軽量の「ZR10」

そして、最後に紹介するのがワークエモーション「ZR10」だ。

ZRと書いて“ズィーアール”と呼ぶ。2015年のスーパーGT、GT300クラスでチャンピオン車両となったGAINER TANAX GT-Rに装着されていた鍛造ワンピースホイールをベースに開発。市販モデルへとフィードバックさせたのがこのZR10だ。GT用とほぼ同デザイン、鋳造でありながらも高剛性かつ軽量という実力を兼ね備えるハイスペックなモデルだ。

ホイールの用途としては、非日常の極みであるスーパーGTを闘う10スポーク。あれだけ激しく過酷な状況を闘い抜くホイールのカタチだからこそ、そのデザインには行き着いた理由がある。市販車に対して一番残したいカタチとして安心・安全という機能面を確保しているのはなによりの強みだ。放射線状に広がるスポークの数が多いのは応力分散に優れ剛性確保の意味でも理に適う。実は開発当時最軽量だったT5Rよりも、この10本スポークのZR10の方がさらに軽量で、ワークエモーションシリーズ中、最軽量というモデルなのだ。

ワークエモーションシリーズの20周年記念のアニバーサリーモデルであり、スーパーGTからのフィードバックモデルでもあるこのZR10。開発段階からすでにシリーズ最軽量を宿命づけられた究極のスポーツモデル。ファッション性の高さはもちろんのこと、鋳造製法で軽く、しかも買いやすい価格まで実現しているのがなによりも凄い。

そのデザインを少し深掘りすると、ホイール中心からスポーク途中の折り返し地点まではストレートで、そこからなだらかにラウンドするスポークデザインは、ラウンドとコンケーブの合体型。

このZR10からホイールに同梱包が初採用されたスポークステッカーは、スポークに一本だけ差し色としてのカラーを入れられるものだが、同時にこれはホイールが回っている、止まっているという視認性を確保できる機能パーツでもある。ドリフトの現場などでも人気で、他社に先駆けて採用しているレーシングシーンを彷彿とさせるギミックだ。

スーパーGTという現場での機能が立証されている説得力。そしてそのファッション性の高さ。まさにユーザーにとって、いいとこ取りの一本と言えるレーシング10スポークこそ、このZR10なのだ。

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スポーツテイストが魅力の「ワークエモーション」は進化し続ける

今やクルマの外装で一番目立つパーツといっていいホイール。そこにレーシーさやレーシングテイストを注入したい! そういうユーザーに向けたホイールブランドの「ワークエモーション」。

WORK

かつてスポーツカー乗りだった人、今は家族の事情でミニバンに乗っていても、そのスポーツマインドを自分の愛車に装着し味わいたい。スポーツカーに乗っていなくてもスポーツテイストをアピールしたい、そんなユーザーに向けてあらゆるラインナップを揃え、待っている。レースの現場で鍛え挙げられた究極美ともいえるスポーツテイスト。そんな男の欲求を満たしてくれる存在こそが「ワークエモーション」シリーズの魅力なのだ。

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WORKとは?

WORK(ワーク)は、大阪府に本社を置く自動車用ホイールのメーカーである。創業した1977年以来、独創性なデザインと高い品質を兼ね備えたホイールを製造し続けており、日本は元より世界中から高い評価を得ている。ワークは日本国内では3本の指に入る屈指のホイールメーカーであり、乗用車用ホイールから競技車両用ホイールまで幅広いラインアップを揃えており、デザイン・性能・品質共に世界トップレベルのホイールメーカーだ。

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