キャンピングカーにつきもののバッテリー問題を解消したオフグリッドシステム「メビウス」で豊かなキャンプライフを|ケイワークス【Vol.1】

ケイワークスのキャンピングカーを実際に確かめられる新ショールームが愛知・春日井にオープン

気ままな旅が楽しめる移動ツールとしてはもちろんのこと、移動事務所のような存在や、非常用シェルターとしての機能性や機動性のある乗り物としても今注目されているキャンピングカー。日本には数々キャピングメーカーがあるが、今回紹介したいのは世に数多あるメーカーとは一線を画すそのコダワリの数々でも注目したいビルダー。それがキャンピングカーの開発・製造・販売を手掛ける名古屋の「KWORKS(以下ケイワークスと表記)」(本社:愛知県豊橋市)だ。

このケイワークスのショールームが愛知県の春日井市に、2020年4月10日にオープンした。この春日井市、名古屋の中心地まで約30分。東名・中央道といった高速道路のハブとなる春日井ICからもたった5分という好立地。長野県、愛知県の豊橋、滋賀県など、どこからでもアクセスしやすい場所なのだ。

興味のある方はぜひ訪れてみて欲しい。この春日井市のショールームの隣にはスズキのディーラーも併設されているのも特徴だ。

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多くのキャンピングカーやトレーラーなどを手掛けるケイワークス

さて、このケイワークス、バンコンタイプのキャンピングカーを主に取り扱っている。ベース車両は、ハイエースやデリカD:5、スズキのエブリイなどだ。

馴染みの多い普通車ベースの車種が多いのは、同社の開発コンセプトである「日常に使えるサイズのキャンピングカー」であることとも大きく関係している。つまり、一般駐車場や立体駐車場にストレスなく入れるボディサイズであること。通勤や買い物にも併用できる万能性。一台ですべてをまかなえることまで考えてキャンピングカー開発されているのだ。

また、ケイワークスは「トレイルワークス」という自社製作のトレーラーメーカーでもある。日本はアメリカやヨーロッパの道路事情とはかなり違うので、日本の道路サイズまで含めた日本で設計・開発された日本製トレーラーがあるのは何よりも嬉しい。このあたりは、また改めてご紹介したいと思う。

さらにこのケイワークス、シルバーのボディをフレームに載せたUS製キャンピングトレーラー“エアストリーム”を取り扱う「エアストリーム東海」としての顔も持つ。中部地区を中心に滋賀や大阪あたりまでカバーするから、キャンピングカーフリークにはご存知の方も多いかもしれない。

独自開発のオフグリッドシステム「メビウス」でキャンピングカーの電力不足を解消!

ケイワークスが製作するキャンピングカー最大の特徴を紹介していこう。

それは“オフグリッドシステム”と呼ばれる独自開発の次世代型バッテリーシステム。今回は、この部分にスポットを当ててみよう。

ケイワークス

このオフグリッドシステム、“外部からの100V電源を必要としない、独立可動で電力を消費できるリチウムイオン電池を使用した次世代型バッテリーシステム”のことだ。さらに言うと、「ソーラーパネル+リチウムイオンバッテリー」による複合充電が可能で、このシステムは「MOVIUS(メビウス)」とネーミングされ実用新案を取得しているほど。

少し難しく感じるかもしれないが、最新のキャンピングカー事情を語る上で、この“電力”問題はキャンピングカーの性能を推し量る必須テーマ。ぜひ知識として知っておいて欲しいのだ。

リチウムイオンバッテリーのメリットとは?

従来型のバッテリーは“ディープサイクルバッテリー”と呼ばれる鉛を使用したバッテリーのことだが、このディープサイクルバッテリーは電力を消費するほどに電圧が下がる=バッテリーが傷む、という現象を引き起こす。バッテリー上がりを3回も起こせば、もはや本来の性能を維持できなくなってしまうほど。

それに対して、リチウムイオンを使用したこの“オフグリッドシステム”は、最後まで電圧を下げることなくバッテリーの使用領域を全部使い切れるのが最大の特徴。しかも、鉛式バッテリーに対しパワーの出方が“約4倍”という高出力なのも魅力だ。

実はこのリチウムイオンは元々1200Whの出力を備えているのだが、それがそのまま使えるのがこのシステムのスゴさ。一般的なリチウムイオンバッテリーの出力は500~600Wh程度なので、この1200Whの出力は約2倍にも達するパワフルさだ。

耐用年数が長いリチウムイオンバッテリー

その耐用年数も驚きで、仮に毎日フル充電→フル消費の充放電サイクルを2000サイクル使用したとして…2000サイクル÷365日=約6年という計算になる。その全部の電力を使い切ることなく使用電力が約半分だとしたら約12年はバッテリーの交換が不要という計算だ。もちろん、使用状況にもよるので一概には言えないのだが、毎日全部の電力を使い切る使用状況はほぼないだろうから、理論上10年はバッテリー交換が不要…という画期的なシステムなのだ。これを通常の鉛式バッテリーで行うとしたら1年から1年半で寿命がきてしまう計算になるほど。

これまで不安を抱えつつ使っていたバッテリーが、不安を抱えずに安心して使えるというエネルギー密度が高いその特性を生かした革命的なリチウムバッテリー。例えるならば、ガラケーとスマホぐらい性能に大きな開きがある。

しかも、独自ルートでケイワークスがバッテリーメーカーと直接開発しているため、その信頼度も高い。バッテリー保証が2年ということだから、これも通常ならありえないほどの対応力。2年以内に何かあれば無償交換してもらえるのだ。

軽量コンパクトでキャンピングカーに最適

さらにもうひとつの特徴として、その重量が鉛式の約半分というコンパクトさ。例えば鉛式が約30kgのところ、約13.5kgで済んでしまう。メンテナンス時のメリットは当然のこと、一時は熱などのトラブルも心配されていたこのリチウムイオンバッテリーだが、今は第2世代となりその温度上昇の心配も皆無。

ケイワークスのキャンピングカー全車にメビウスを標準搭載

ケイワークスが搭載するリチウムイオンバッテリーには通常型100Ah、薄型100Ah、薄型160Ahの全3種類がラインアップ。今後はさらに200Ah、400Ahも追加投入予定とのことで、さらなる大容量化も視野に入れているほど日々の進化に余念がない。

「ソーラーパネル+リチウムイオンバッテリー」なら、エンジンからの出力が不要で電気が使える、さらにエンジンをかけ、100Vまで足すとなると全てバッテリーに蓄電が加算されるという。このバッテリーシステムはあくまで一例だが、キャンピングカーに使用するならば、おそらく今一番有効なシステムではないかと思うほどだ。

ケイワークスKWORKS

しかもこのリチウムイオンバッテリー、ケイワークスではなんと“全車に標準装備”している。ハイエースはもちろん、一番末端サイズの軽自動車のエブリイに至るまでだ。

自社装備としてこのリチウムイオンバッテリーを標準仕様に組み込んでいるため価格は全車統一の23万円プラスにとどまっている。これは専用チャージャーも全て組み込んだ仕様なので、このスペックを考えればかなりのスペシャルプライスと言っていいだろう。

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車両の屋根にソーラーシステムを装備するケイワークスのオフグリッドシステム

さらに、オフグリッドシステムのもうひとつの武器、「ソーラーシステム」にも注目しよう。一般的に215Whぐらいと言われるソーラーシステムだが、ケイワークスのものは業界最大パワーとなる270Wh(※1時間で270Wを発電できるパワーという意味)の性能を実現。しかも2021年には270Wh→290Whまでさらに引き上げる予定というから恐れ入る。

キャンピングカーのデザインやクオリティの高さはもはや当たり前で、これからのキャンピングカー選びは“電気”性能の時代。日本では、人気のキャンプ場では数少ない電源サイトは取り合いだし、キャンプ場以外のところでも電力を使用したい場面は多々ある。高速道路のSAで休憩しながら気ままに車中泊をしながらの旅行などもそうだろう。

標準ボディのハイエースをベースにしたキャンピングカー「オーロラエクスクルーシブ」

KWORKS

さて、少々ハードな話が続いてしまったが、そんなケイワークスのハイエースベースのキャンピングカーを紹介したいと思う。

「オーロラシリーズ」とネーミングされたケイワークスのラインアップは全部で7種。乗車定員や2列シート車(5〜7人乗り)、3列シート車(7〜8人乗り)など各タイプに分けられるのだが、今回はその中から「オーロラ・エクスクルーシブ」をご紹介しよう。

ベース車両はハイエース・ダークプライムのS-GL。乗車定員は5名で(就寝4名)、4WDのディーゼルターボ。このベーススペックだけでも、おそらく標準ボディサイズ最強のバンコンかもしれない。

このエクスクルーシブ、ケイワークスの標準ボディサイズを代表する最強の1台。というのも、●リチウムイオンバッテリー、●ソーラーパネル、●エアコンという主要3装備を最初から標準装備しているパッケージだからだ。特にリチウムイオンバッテリーは300Ah(100Ah×3)を装備するため、電力面の心配は皆無だろう。

実は、この標準ボディにこれだけの装備を搭載するのはかなり画期的。しかも、49Lの大型冷凍・冷蔵庫に、電子レンジも装備。室外器一体式のトヨトミ製クーラー、オリジナルのポップアップテントもルーフに装備するというフルスペックだ。

室内は、ウォールナットを再現した集成天板を使用した高級感ある家具が特徴で、アクセントとしてのメタル素材も効果的に配置。1バーナーのシンクなども備える。レイアウトはシンプルなため、ベッド化するのも即展開可能な仕様だ。

ポップアップテントは天面の断熱もしっかりと考えられており、気温30度くらいなら風を通すだけでエアコンいらずで使用可能。身体にも優しい仕様だ。

このエクスクルーシブはケイワークスが作るラインアップの中の究極かつ最強の1台。輸入車のSUVを購入する程度の予算感なので、そんな予算で考えられるならマルチに使用できるこのエクスクルーシブを絶対にオススメしたい。

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「人と幸せを運ぶ」ケイワークスのキャンピングカー

ケイワークスは、そのキャンピングカーづくりのテーマとして

1:楽しむクルマ

2:働くクルマ

3:もしもに備えるクルマ(災害対策車)

を開発コンセプトのテーマに掲げている。

今回のエクスクルーシブは、この「1」の“楽しむクルマ”として紹介させてもらったが、あとの2つのテーマに沿った車両紹介も順次したいと思う。

ケイワークスが一番努力しているのはユーザーであるお客様との絆づくり。年1〜2回で続けている「クラブキャンプ」はすでに22回を数え、毎回30〜60台ものユーザーが集まる人気イベントとか。

しかも関東、中部、西日本のケイワークス・ユーザーが支部を作り、自ら主導してイベントを開催しているという。今回の新ショールームのオープンにあたり、各支部からお祝いのお花が届いているあたりも、そういった固い絆の関係性が築けているからだろう。

KWORKS

ケイワークスの目指す世界観は「人と幸せを運ぶ」ことなのだという。キャンピングカーという媒介を通じて世代を越えた家族やユーザー同士がつながる、クルマというハブを通じたコミュニティ作り、そんな幸福感を分かち合いたいのだという。

そんな思いも感じながら、さらに次回はケイワークスが取り組むキャンピングカーの別アングルのアプローチをご紹介したいと思う。

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関連車種
  • ハイエースバン
  • ハイエース
  • ハイエースコミューター
  • デリカD:5
  • エブリイ
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Brand Info - ケイワークス

ケイワークスとは

愛知県豊橋市に拠点を構えるキャンピングカーメーカー。代表の黒田氏がバイクをワンボックスカーに積載してレース活動を行っていたことから、レースマシンではなく人を乗せて楽しむことができたらと考えて創業。三河地方の職人の手による丁寧で上質な木工家具を始め、独自開発したオフグリッドシステムを全車搭載するなど、ハイクオリティなキャンピングカーを製作している。また日本の道路事情にフィットしたトレーラー「トレイルワークス」や、アメリカ製のキャンピングトレーラー「エアストリーム東海」も展開している。

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住所:愛知県春日井市東野町10-15-10

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