夏の車中泊も超快適! 業界初の100Vエアコン・高性能サブバッテリー・高出力ソーラーを標準装備したハイエースキャンピングカー「オーロラ・エクスクルーシブ」|KWORKS【Vol.5】

エンジン停止時、外部電源なしでも100Vエアコンが安定利用できるキャンピングカー

AURORA EXCLUSIVE オーロラ・エクスクルーシブ(EX)/KWORKS(ケイワークス)

寒い時期の車中泊は、工夫次第で快適に過ごすことができる。寝具を調整したり、エンジンを止めても車内を温められるFFヒーターを設置したりすれば、暖かくして眠ることができるだろう。

ところが、蒸し暑い季節の車中泊ではそうもいかない。

窓を開ければ外の光が入り込むし、扇風機を回したところで快適とはいえない。かといって、クルマのエアコンを稼働させるためにアイドリングをするのは、騒音と排気ガスの関係でNGだ。

そこで紹介したいのが、ハイエースに100Vエアコンを標準装備したケイワークスの「AURORA EXCLUSIVE(オーロラ・エクスクルーシブ)」。エンジンオフでもバッテリーの不安なく利用できる「オフグリッドシステム」を搭載した、キャンピングカー業界初のバンコンだ。

以前から「エンジン停止時でも使えるエアコンをハイエースに搭載しないのか?」といった問い合わせがケイワークスよく来ていたという。だが、エアコンを搭載はできても、それを安定して稼働させることのできるだけの大容量バッテリーシステムが構築されていなかった。

そのバッテリー問題を解決し、ハイエースにもエアコンを搭載できたことがニュースというわけだ。

このモデルは、「夏場でも快適な車中泊がしたい!」というアウトドア好きで、ミニバンと同じ感覚で取り回せるコンパクトなキャンピングカーを探しているという人にオススメだ!

>>ケイワークスのオフィシャルサイトはこちら

オーロラ・エクスクルーシブが搭載するオフグリッドシステムとは?

KWORKS

100Vエアコンを安定的に稼働させるのは、ケイワークスが自信を持っている電力システム「オフグリッドシステム」の存在だ。

オフグリッドシステムとは、エンジンを停止した状態で、外部からの電源を確保しなくても車内で使用する電気の自給自足ができるシステムのこと。

そのシステムは、ケイワークスオリジナルの高性能リチウムイオンサブバッテリーシステム「Mevius(メビウス)」と高出力の300Wソーラーパネルを効率よく組み合わせることで可能としている。

オーロラ・エクスクルーシブには、メビウスの100Ahが3個搭載されており、サブバッテリーの合計容量は300Ah。平均消費電力500Wのエアコンを5〜6時間は稼働できる計算だ。 ※ただし外気温やその他電化製品の使用により使用可能な時間は異なる

本格仕様のキャブコンでも、外部電源に接続しないとエアコンが使えないモデルも多い。それだけに、このケイワークスが開発したメビウスシステムはかなり画期的。

メビウスはサイズもコンパクト。設置にスペースを取られないので、大容量のバッテリーを複数も搭載することができた。そのため、従来のキャンピングカーよりも、サブバッテリー容量に余裕があるのもポイントだ。

>>メビウスの詳細はこちら

以前にも、ケイワークスのバンコンにはメビウスシステムが標準搭載であることはご紹介済み。ハイエース以外では三菱 デリカD:5やスズキ エブリイワゴンのキャンピングカーにも搭載されている。

>>デリカD:5の記事はこちら

パワフルな100Vのエアコンを搭載 外部電源に接続すれば長時間の使用も可能

オーロラ・エクスクルーシブに搭載されるエアコンは室外機一体型の100V可動タイプ。

他社では12V仕様のエアコンを搭載するモデルも多いが、ケイワークスでは100Vモデルを採用。12V仕様に比べてパワフルなので短時間で車内を冷やすことができる。

また100Vの外部電源が利用できるキャンプ場やRVパークであれば、電源へ接続するだけで連続使用が可能だ。

さらに、ガゾリンや軽油で動くFFヒーターをオプションで追加すれば、オールシーズンで快適となるだろう。

ちなみにFFヒーターをオプション設定にしている理由は、300Ahもの大容量バッテリーを搭載しているから。電力を利用したホットベッドマットやホットカーペットなどで寒さ対策が可能なのだ。

FFヒーターが21万円に対して、ホットベッドマットは3万円程度で施工が可能。なので、コストの掛かるFFヒーターを標準搭載せず、ユーザーが選択できるようにオプション設定としている。

エアコン設置のデメリットはほとんどない

メビウスは、エンジンを掛ければ充電が始まるし、なんのノウハウも難しい操作も一切必要なし。

あえて言えば、オフグリッドシステムと100Vエアコンを装備した場合、その設置場所を確保するためのスペースを取ることと、コストが増えることくらいだろうか。また真夏の日中の炎天下では、さすがに本来のポテンシャルは発揮できないくらいだろう。それ以外は安全性も含めてメリットしかない。

オーロラ・エクスクルーシブの架装について

AURORA EXCLUSIVE オーロラ・エクスクルーシブ(EX)/KWORKS(ケイワークス)

オーロラ・エクスクルーシブはケイワークスの誇る最上級モデルのバンコンだ。

当モデルの特徴は以下の通り

・乗車定員は前向き5名、就寝定員は4名

・2列目シートには高性能なREVO1400を装備。座り心地もよく、背もたれを倒せばフラットすることもでき、リアのベッドマットと合わせればフルフラットなベッドスペースを確保できる

・調理のしやすいギャレー(水回りやコンロ)や着脱式センターテーブルなどを設置

・エアコン以外にも電子レンジ、49リットルの大型冷蔵庫などの電化製品を標準装備

・走行充電システムやメインサブバッテリーの電圧計も備わっている

・壁と床に断熱施工が施されているので、外気温の影響を受けにくい

このように、オーロラ・エクスクルーシブはほぼフル装備だ。

さらも必要に応じて、FFヒーターや天井が拡張するポップアップルーフをオプションで追加することもできる。

ベッドの広さからも、夫婦や小さな子供がいる3~4人ファミリーにオススメだ。

ただし、装備も多いため積載性が落ちるのが唯一のデメリット。自転車やサーフボードなどを運ぶトランポというよりは、遊びに行った先の基地として使うのがベストだろう。

AURORA EXCLUSIVE オーロラ・エクスクルーシブ(EX)/KWORKS(ケイワークス)

ベース車両として用意されるのはトヨタ ハイエースのスーパーGL(ワイドボディ/標準ボディ)、そしてワゴンGL(ワイドボディ)の3グレード。

ちなみに、ケイワークスがワイドボディと標準ボディにこだわった理由は、どちらも全高2.1m以下であるため、立体駐車場などの高さ制限の影響を受けにくいからだ。

また駆動方式(2WD/4WD)や、搭載するエンジン(ガソリン/ディーゼル)に関しては、受注生産車両なので好みや予算に合わせて選べる。特別仕様車でもOKだ。

仕様ごとの価格やオプションについてはオフィシャルサイトをチェックしてほしい。

>>オーロラ・エクスクルーシブの仕様やオプションはこちら

100Vエアコンをオプションで追加できる3モデル

100Vエアコンを標準搭載したエクスクルーシブ以外にも、100Vエアコンをオプションとして設定されている3モデルがある。そんな各モデルの特徴もご紹介しておこう。

1.オーロラ・スタークルーズシリーズ「SL」

オーロラ・スタークルーズシリーズ「SL」/KWORKS(ケイワークス)

オーロラ・スタークルーズシリーズ「SL(スペシャルラグジュアリー)」は、前向き乗車の定員7名のモデルで、3世代以上でよく利用するファミリー層や、子供が3名以上の人にはオススメのモデルだ。

オーロラ・スタークルーズシリーズ「SL」/KWORKS(ケイワークス)

ファミリーキャンプでも便利な装備を標準で備える。大人2名が就寝可能な2160mm×1000~1400mmフルフラットベッドに加え、子供2人がゆったりと寝られる2段目ベッドも用意。

>>オーロラ・スタークルーズ「SL」の詳細はこちら

2.オーロラ・スタークルーズ

オーロラ「スタークルーズ」/KWORKS(ケイワークス)

オーロラ・スタークルーズは、前向き乗車5名と横掛け2名の乗車定員7名モデル。この横掛けシートを生かせばL字型のラウンジとしての利用が可能だ。

オーロラ「スタークルーズ」/KWORKS(ケイワークス)

またベッド状態でテーブルがそのまま出せるので、自宅のようなくつろぎスペースを作ることもできる。

リアスペースの中央は荷室スペースとしても使用できるので、MTBなどの自転車を載せたり、たくさんのキャンプ道具を積むことができる。

ただしオプションでエアコンを装着する場合、設置スペースの関係上、標準搭載の冷蔵庫は装備できないという点に注意が必要だ。

>>オーロラ・スタークルーズ詳細はこちら

3.オーロラ・DKワゴンシリーズ

オーロラ・DKワゴンシリーズは、一番乗車定員が多いモデルだ。前向き乗車5名と横掛け左2名・右2名の乗車定員9名で、コの字型のレイアウトが可能。

ラウンジのような雰囲気のある室内は、大人数がゆったりと過ごすことができる。また後部スペースのゆとりを確保したい方のために、後席をすべて横向きとした8名乗車モデルも用意。

当シリーズは2種類のインテリアモデルを用意。ユーザーの好みにあわせてインテリアを自由にカスタマイズできる「グレイス」と、ウッディなデザインを基調としたテイストのワンメイクモデル「ナチュラル」だ。

>>オーロラ・DKワゴン・グレイス詳細はこちら

>>オーロラ・DKワゴン・ナチュラル詳細はこちら

エアコンにあわせて追加したいオプション装備

エアコンは他の装備に比べて電力の消耗が大きい。そのため残りのバッテリー容量がわかる「残量計」やオプションで追加しておけばさらに安心だ。

オーロラ・エクスクルーシブはこんな人にもオススメ

AURORA EXCLUSIVE オーロラ・エクスクルーシブ(EX)/KWORKS(ケイワークス)

ご紹介してきたように、オーロラ エクスクルーシブには100Vエアコンとオフグリッドシステムを搭載しているので、オールシーズンで車中泊やアウトドアを楽しみたい人にはイチオシだ。

また、緊急時には避難生活をするシェルター代わりに使えるので、震災の多い日本では心強いだろう。

クルマから離れるときもエアコンを稼働させられるので、ペットを乗せて一緒に外出をしたい方にもオススメできる。そのほか、バッテリーには余裕があるので車内でテレワークをしたい人にも最適だろう。

オーロラ・エクスクルーシブは、かなり人気のモデルなので早めの注文がオススメ。需要が高まる夏を見据え、冬のうちから検討してほしい。

夏をどうにか誤魔化して過ごしてきた車中泊好きのそこのアナタ、今年こそ積年の悩みをリセットするいいチャンスかもしれない!

7人乗車定員の派生モデルも開発予定

このオーロラ・エクスクルーシブには、さらに派生モデルも追加されるようだ。現在は乗車定員が5名だが、全員が前向きに座れる乗車定員7名モデルを開発中とのこと。

こちらが登場すれば、7人乗りのミニバンと同じように普段使いができながら、アウトドア、車中泊、災害対策など大活躍の1台となる。今後もケイワークスの動向に注目してほしい。

>>ケイワークスのオフィシャルサイトはこちら

筆者   木村隆之
自動車カスタム誌編集長を経てフリーランスへ。多くのドレスアップカーやカスタムシーン、アフターパーツを取材し、ウェブ・雑誌媒体に寄稿。アウトドアやキャンプ好きで、自ら改造した軽バンでキャンプに出掛けることも。
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ケイワークスとは

愛知県豊橋市に拠点を構えるキャンピングカーメーカー。代表の黒田氏がバイクをワンボックスカーに積載してレース活動を行っていたことから、レースマシンではなく人を乗せて楽しむことができたらと考えて創業。三河地方の職人の手による丁寧で上質な木工家具を始め、独自開発したオフグリッドシステムを全車搭載するなど、ハイクオリティなキャンピングカーを製作している。また日本の道路事情にフィットしたトレーラー「トレイルワークス」や、アメリカ製のキャンピングトレーラー「エアストリーム東海」も展開している。

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