ホンダは、10月25日より開幕した第45回東京モーターショー2017で、ホンダ アーバン EV コンセプトを日本初公開した
ホンダ アーバン EV コンセプトは、2017年9月に開催されたフランクフルトモーターショー2017で世界初公開されたモデルで、新開発のEV専用プラットフォームを採用し、将来の量産EVモデルの技術とデザインの方向性を示すモデル。ホンダは、このモデルをベースにした量産EVを2019年に欧州にて展開していく予定。
エクステリアでは、ホンダのスモールカーが作り上げてきた“キビキビした走りの楽しさ”と“愛着を感じる親しみやすさ”を表現。欧州仕様の「ジャズ(日本名フィット)」よりも全長が100mm短いローアンドワイドでシンプルなデザインとし、都市の移動に最適なコンパクトサイズとなっている。
車両のフロント部分には、充電状況やドライブへの助言、挨拶などを多言語で表示できるディスプレイが設置されている。
【フランクフルトショー2017】ホンダ、2019年にEV(電気自動車)市販へ|「ホンダ アーバンEVコンセプト」のモチーフはあのクルマ!?
インテリアではビングルームのような心地良い空間と大型ディスプレイの採用に加え、AI技術を用いたHonda AutomatedNetwork Assistantで“人とクルマとの新しい関係性”を提案している。
木目調のフローティングコンソールを持つダッシュボードには、コンソール裏から左右ドアにまで伸びたスクリーンに囲まれ、両サイドのスクリーンはサイドミラーの機能として車両外部に取り付けられたカメラの映像を映し出す。
ダッシュボード上のスクリーンには航続可能距離を始めとした走行情報のほか、Honda Automated Network Assistantによるパーソナルコンシェルジュ機能により、ドライバーのライフスタイルや過去の行先、嗜好を学習して状況に応じた提案をするほか、ドライバーの表情や声の調子からストレス状況を判断して安全運転のサポートを行うなど、ドライバーとモビリティーの自然なコミュニケーションを実現している。
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