2006/7/3 13:10
【F1 第10戦】ルノー、フィジケラ「3位のポジションは今日望み得る最高の結果」
■コメント
ジャンカルロ・フィジケラ (3位) 「今シーズン一番苦しかったこのレースで表彰台を獲得できたことは、とてもうれしい。スタートは良かったが、1コーナーではフェルナンドが追い抜いていこうとしていたので、ブレーキングを慎重に行った。でも、スタート直後のアクシデントでセーフティーカーが入った後、レースが再開された時は、フェルナンドよりも速く走れていて、メインストレートですんなり追い抜くことが出来た。それからは、ペースをキープしながらプッシュし続け、フェラーリの様子を伺うことが重要だった。トゥルーリも速いペースで追い上げてきていたので、ずっとプッシュし続けなければならなかったが、レース終盤は余裕を持って走ることが出来た。3位のポジションは今日望み得る最高の結果で、チームに最大の貢献ができ、うれしく思っている。我々にとって条件が厳しかったこのサーキットで、表彰台を獲得できたことは心強く、次のマニクールでは、再び”通常の”状況に戻ると思っている。」
フェルナンド・アロンソ (5位) 「5位は精一杯の結果だった。このレース期間中ずっとクルマに速さが無く、レース中もグリップが不足していた。エンジンも2レース目で、厳しかった。だから、出来ることを全力でやって、ポイントを獲得した。昨シーズンは、北アメリカの2戦(カナダ、アメリカ)は、ノーポイントだったが、今年は14ポイントを獲得し、ドライバーズチャンピオンシップ1位と依然優位に立っている。だから、危機感は感じていない。フェラーリとブリジストンは、今日は、我々より速かった。だけど、これまでの10レース中9レースは我々のほうがタイヤ(の性能)が良かったので、次のレースも心配していない。これからも、やるべきことをやって、勝てることもあるし勝てないこともあることを理解することが大事だ。次のレースが楽しみだ。ルノーとフェラーリの速さの差は、”いつもの”状態になると思う。」
フラビオ・ブリアトーレ 「今日はフェラーリが強かった。厳しいレースで、がんばっても11ポイント(3位、4位)を獲得するのが精一杯だったと思うが、10ポイント獲得できたので、ダメージを最小限に抑えられたと思う。ジャンカルロは、3位入賞という素晴らしい結果を出してくれた。この結果は、今日彼に望んだ最高の結果だ。フェルナンドは、レース期間中とうとう自分好みのクルマに仕上げることが出来なかった。それでも、価値あるポイントを獲得してくれた。チームは、難しいコンディションの北米2連戦中最高の仕事をしてくれた。次戦、フランスでのホームレースは、再び勝ち、チャンピオンシップをのリードを広げられると確信している。」