2006/5/18 13:42
クライスラー ハイパフォーマンスモデル「クライスラー300C SRT8」予約開始
ダイムラー・クライスラーは、クライスラーブランドのフラッグシップモデルであるクライスラー 300Cセダンのハイパフォーマンスモデル、「クライスラー 300C SRT8」を5月19日(金)より全国のクライスラー・ジープ正規販売店にて予約受付を開始する。
クライスラー 300 SRT8は、クライスラーのハイパフォーマンスカー開発プロジェクトから生まれたストリート・アンド・テクノロジー(SRT)モデル。SRTによってチューンされた6.1L HEMIエンジンは、最高出力431 ps(317 kW)を発生し、0-100 km加速は5秒を記録する。
エクステリアは存在感のあるスタイリングの一方で機能的なデザイン。専用のフロント及びリアバンパーがダクトにエアフローを導き、ブレーキを冷却。専用デザインのリアスポイラーはリアのダウンフォースを39%向上させる。
インテリアでは、高品位スウェードインサート付きスポーツシートを標準装備。ステアリングホイール、シフトレバーおよびドア プルハンドルはグリップの良い「テクニカル」レザートリムが採用。さらに、2DINサイズのHDD(ハード・ディスク・ドライブ)ナビゲーションシステム、6スピーカー ボストン アコースティック・スピーカー・システムが装備される。
最高出力431 ps(317 kW)、最大トルク569 N・m(58.0kg・m)を発生する自然吸気6.1 L HEMIエンジンは、クライスラーグループが今までに提供したこのサイズの自然吸気V8エンジンの中で、最も高い出力を誇る。また、HEMIエンジンのシリンダーの内径をそれぞれ3.5 mm広げることにより、総排気量を5.7 Lから6.1 Lに増加。圧縮比も9.6:1から10.3:1に引き上げ、エンジン効率とパワーが向上している。特別に調整された電子制御式5速オートマチック トランスミッションには、オートスティック ドライバー セレクタブル レンジ機能が備わり、フルオートマチックまたはドライバーによるマニュアル感覚の操作を選択することが可能。
チューンアップされたダンパー、専用に調整されたスプリングレートおよびサスペンション ブッシュ、大径のスタビライザーなどの機能強化によってオールラウンドなパフォーマンスを実現。SRT8専用20インチ アルミホイールにはグッドイヤー製 F1タイヤが組み合わされ、ブレーキはブレンボ社製ディスクブレーキを採用する。
安全装備では、ABS(アンチロック ブレーキング システム)、BAS(ブレーキ アシスト)、TCS(オールスピード トラクション コントロール システム)、ESP(エレクトロニック スタビリティ プログラム)を装備し、すぐれたアクティブセーフティを実現。サイドカーテンエアバッグ、フォースリミッター プリテンショナー フロントシートベルトなども標準装備され、乗員の保護性能を高めている。
メーカー希望小売価格は7,266,000円。デリバリーは7月中旬からを予定している。