2006/4/25 11:26
日産、2006年3月度および2005年度生産・販売・輸出実績発表
日産は、2006年3月度および2005年度の生産・販売・輸出実績をまとめた。2005年度の海外生産、グローバル生産は前年実績を上回り、過去最高の台数を記録した。
【生産】
3月
グローバル生産は342,165台(対前年実績比-1.7%)となった。
国内生産は136,413台(同-12.2%)と前年実績を下回った。台数を大幅に増やした「
セレナ」等の車種があったものの、04年度下期に発売し、販売が一巡した「
ラフェスタ」や「
ノート」等の台数減が全体の実績に影響した。
2005年度
グローバル生産は、3,438,340台(同+3.2%)となり、3年連続で300万台を突破し過去最高の台数を記録した。
国内生産は1,364,868台(同-7.9%)となった。「
セレナ」や「
ノート」により、台数を大幅に増やしたものの、「
マーチ」や「
キューブ」等の台数が落ち込んだ。
【販売】
3月
国内登録は、103,566台(同-7.3%)と、前年実績を下回った。「
セレナ」が大変好調であったものの、「
ノート」や「
ラフェスタ」の台数が減少した。3月の国内登録車市場シェアは、前年同月に対し3.1ポイント減の18.6%であった。
また、軽自動車を含む国内販売は、124,513台(同-7.3%)となった。軽自動車の販売は、「
オッティ」、「
モコ」の両新型車により20,947台(同+88.0 %)と前年実績を大きく上回った。軽自動車を含む3月の国内市場シェアは前年同月に対し1.2ポイント減の14.9%となった。
2005年度
国内登録は、718,535台(同-5.4%)と前年実績を下回った。「
マーチ」と「
キューブ」の台数減が影響した。国内登録の市場シェアは、18.4%と前年実績を0.9ポイント下回った。
また、軽自動車を含む国内販売は、842,062台(同-0.7%)と前年実績を下回った。軽自動車の販売は、新型「
オッティ」の追加により大きく増加し、123,527台(同+39.6%)となった。軽自動車を含む国内販売の市場シェアは、14.4%と前年実績を0.2ポイント下回った。