スズキ、【ニューヨークオートショー】出品概要

　スズキは、4月14日から一般公開される「2006ニューヨーク国際オートショー」に、中型クロスオーバーSUV「XL7」と小型スポーツクロスオーバー「SX4」を出展する。アメリカンスズキ社では、両車種を本年秋より米国市場で販売開始する計画で、これらのラインナップを揃えることにより、スズキブランド車の更なる拡販に努めて行く。

・XL7（エックスエルセブン）
　ミッドサイズ・クロスオーバーSUVの来るべき姿を表現した、滑らかで独特の先進的スタイリングや、居住空間と荷室の巧みな融合を実現した室内空間を持ち、「性能・スタイル・快適さ・安全性能の高い次元でのコンビネーション」を実現した7人乗りの中型クロスオーバーSUVである。
　車両の生産は、スズキと米 ゼネラル モーターズ（GM）社の、自動車生産の合弁会社 CAMI（カミ・オートモティブ・インク）社（カナダ、オンタリオ州インガソル）にて本年8月より開始する予定である。エンジンは、スズキの相良工場（静岡県牧之原市）で生産されるV6 3.6L、DOHCエンジンを搭載する。

・SX4（エスエックスフォー）
　先進的なスタイリングに新型2.0Lエンジンを搭載し、四輪駆動システムやABS、前後席サイドカーテンエアバッグ等を備えた5ドアの小型スポーツクロスオーバー車である。
　標準装備される「インテリジェント四輪駆動システム ｉ−ＡＷＤ」は、様々な路面・運転状況をセンサーが感知し、必要に応じて自動的に駆動力を後輪に伝えるシステムで、ドライバーは「2WD」、「オート（AWD時）」、「ロック（AWD時）」の３つのモードから運転状況に応じた駆動方式を選択できる。同車の米国市場向け生産は、スズキの湖西工場（静岡県湖西市）で行う。