三菱、【上海MS】出品内容

　三菱は、4月21日(一般公開は4月22日)から中国 上海の上海新国際博覧センターで開催される「オート上海2005（通称：上海モーターショー）」に、2005年5月より中国にて生産、三菱ブランドでの販売を開始するV6 3.8Lエンジンを搭載したパジェロなど、合計11台を出品する。

　三菱は、2005年1月28日に発表した三菱自動車事業再生計画で、中国での三菱ブランドの積極的展開を計画しており、今回のモーターショーではパジェロのほかに、2004年10月より販売を開始しているグランディスなど、中国で既に販売している三菱ブランド車を多数出品する。またアウトランダー(日本名：エアトレック)に搭載予定の瀋陽航天三菱汽車発動機製造有限公司製MIVECエンジン(連続バルブタイミング機構)の展示も行う。同エンジンは、中国で排出ガスの新基準として2005年度より導入予定のEuro3に適合する。

　このほか、参考出品車として、三菱自動車とイタリアのPininfarina S.p.A.社（ピニンファリーナ）が共同で開発するコルトのオープンモデル、コルト クーペ カブリオレ コンセプトや、2003年秋に北米市場に投入したミッドサイズセダン・ギャラン、2005年3月より日本国内で販売を開始した、高性能4WDスポーツセダン、ランサーエボリューションIXを出品する。