東京オートサロン2019に出展したメルセデス・ベンツは、新型AクラスやCクラスをはじめとして、ハイパフォーマンスカーブランドのメルセデスAMG、メルセデス・ベンツが手がける小型車「スマート」の市販モデルなどを、中央ホールに設けられた大きなブースに展示した。
注目は、昨年10月から発売が開始されたばかりで、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を初搭載した新型Aクラスの“A180 Style”。「話すクルマ」としても話題だ。展示車はボディカラーをラッピングで金色に、さらにカッティング文字でCMでもおなじみの「Hi!Mercedes」「ちょっと暑いんだけど」などのフレーズが書かれ、ショーモデルらしい演出が施されていた。
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今回、メルセデス・ベンツからは展示に関する事前情報がなかったのだが、なんと日本初公開となる“メルセデスAMG GT 4ドアクーペ”がサプライズで展示されていた!
昨年春のジュネーブショーで発表されて9月から発売が開始されたメルセデスAMG GT 4ドアクーペは、高性能2ドアクーペ「AMG GT」に快適な後席と利便性を高めるリアドア、そして実用的なリアハッチを設けた「実用的なのに凄まじく速いモデル」。搭載されるV8ツインターボエンジンは639psという凄まじいパワーを発生、9速DCTの「AMGスピードシフトMCT 9G」と電子制御式AWD「AMGパフォーマンス4MATIC」を介して4輪を駆動する。東京オートサロン2019で早くも日本での公開となったことはオドロキだ。
隣には2018年のスーパーGT 300クラスを戦ってチャンピオンを獲得した"LEON CVSTOS AMG GT"も並べられて、高性能と関連性をアピールしていた。
メルセデス・ベンツブースには2台のスマートの姿も。その1台が「スマート フォーツー エディショ/ミッキー ザ トゥルー オリジナル」は11月15日から発売が開始されたスマート フォーツーの特別仕様車で、スマートの誕生20周年およびミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年を記念して企画された日本限定のモデル。
「スマート フォーツー ターボ」をベースに、スマートらしさを印象付けるボディの黒い部分「トリディオンセーフティセル」にミッキーマウスのアイコンをちりばめ、ドアミラーカバーはミッキーマウスをイメージさせるイエローを配し、内装は「smart BRABUS tailor made」によりフルカスタムオーダー。モノトーンでまとめられている。「MICKEY THE TRUE ORIGINAL」ロゴ、ミッキーマウスのアイコン、キャラをあしらったシートも見どころだ。
[筆者:遠藤 イヅル/撮影:島村 栄二]
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2018/12/19