軽バンをもっと便利にカッコよくカスタムしたい人は必見! 仕事やアウトドアで大活躍するハードカーゴ「VAN SERIES」が新登場/ハードカーゴ【Vol.6】
軽トラで大人気のハードカーゴから軽バン専用ブランド“VAN SERIES”がデビュー!
軽トラを仕事で利用する職人さんやアウトドアを楽しむユーザーを中心に人気のエフクラス「HARD CARGO(ハードカーゴ)」ブランド。軽トラに長尺物を積み込みやすくしたり、カスタム性も高める「ハードカーゴ キャリア」や、荷台をさらに延長して収納力をアップする「ハードカーゴ ゲート」など、数々の軽トラ用カスタムパーツをプロデュースしている。
堅牢さ、実用性をウリにしたハードカーゴブランドだが、オシャレなデザインやカスタム自由度の高さから、遊び用の軽トラック作りにも大人気となり、今や数多くのユーチューバーや芸能人が愛用するほど。
今回そんなハードカーゴより、軽バン用アイテムがデビュー! その名もハードカーゴ「VAN SERIES(バンシリーズ)」。なんと、メインアイテムとなるキャリアを中心に、ルームテント、サイドオーニング、フェアリング、ラダーといったアイテムを一挙に同時リリースすることになった。
このVAN SERIESは以前よりユーザーからの要望が多数あり、製作を進めていたもの。そのためリリース直後にも関わらず、すでに注目を集めているようだ。当記事では、そんなVAN SERIESの新作アイテムについて紹介していく。
VAN SERIESの各アイテムは車種専用設計で開発
VAN SERIESと軽トラ用パーツと違いは、“車種専用設計”で開発されているということ。
対応車種はスズキ エブリイバン(DA17V)、エブリイワゴン(DA17W)、ダイハツ ハイゼットカーゴ(S321V/S331V)、アトレーワゴン(S321G/S331G)という現行型がターゲット車種となっている。現行型であれば、ハイルーフ・ノーマルルーフどちらも装着可能だ。現行型と似てはいるが、エブリイの前型DA64などは残念ながら装着不可なので注意してほしい。
VAN SERIESについては、InstagramやTwitterなどのSNSでも開発の情報を投稿していたが、その段階でもユーザーからは「N-VAN用はないのか」などの問い合わせも数多く寄せられていた。それぐらい注目度の高いアイテムなのだが、機能性はもちろん、カッコよさも大切に開発されているため車種専用で設計をしている。旧型モデルやその他車種のバリエーションの追加にはまだ少々時間がかかる模様だが、エフクラスへリクエストしつつ、気長に待っていて欲しい。
軽バンに長尺物が積載できるようになり、頑丈でクールなデザインの「ハードカーゴ キャリア」
では、そのVAN SERIES注目のアイテムをひとつずつ紹介していこう。まずは、その基本パーツである「ハードカーゴ キャリア」から。長尺物を積載可能とするバン用キャリアだ。
頑丈な素材×傷に強いパウダーコーティングでガンガン使える
ハードカーゴ・キャリアのメインパイプ径は38mmφのスチール製で頑丈なため、50kgまでの荷物を載せることが可能。また、表面には傷に強いパウダーコート仕上げがされているため、仕事などでもガンガン使い倒せるのが魅力だ。もちろん安心の日本製であることは従来の軽トラ用と同じなので信頼性も高い。
主張しすぎないローマウント仕様のデザイン
軽バン用のルーフキャリアには、車体の屋根からボコッと飛び出しているデザインが多い。だがこのハードカーゴ キャリアはローマウント仕様で主張しすぎないデザイン。車体の屋根のラインに沿ったデザインが実にカッコイイ。
ルーフキャリアを装着した車両の高さは2.1m以内になるように設計されており立体駐車場などの普段使いにも配慮されているのは嬉しいところだ。
ベースフレーム不要で簡単確実に取り付けられる
ハードカーゴ キャリアの取り付けは、車体左右のレインガーターに片側6箇所で止める設計(左右で12箇所)のため安定性も高い。よくあるベースフレームとキャリアの2種類を揃える必要がないので、コスト的にもメリット大だ。実はレインガーターというのは気付きにくいほどの微妙なアールで湾曲しているらしく、車種専用とするのにはかなり精度が求められるものなのだとか。
風切り音の低減やステッカーカスタムを楽しめる「ハードカーゴ フェアリング」
続いてはハードカーゴ キャリアに取り付けられる便利なオプションパーツを紹介していこう。
まずはキャリア前方の落とし込み部分に装着する「ハードカーゴ・フェアリング」だ。これはパウダーコート仕上げのスチール製のボードで、走行時の風切り音もかなり低減させることができる。また、お気に入りのステッカーを貼ったり、会社名を入れたりできる。装着も簡単なので、まずは追加したいアイテムの1つだ。
夜間の作業に大活躍する「ライトクランプ」
また、ハードカーゴ フェアリングの前方には社外品のライトクランプなどが装着可能なスペースも用意されている。ここにライトを取り付ければ、夜間のアウトドアサイト作りや仕事の現場などでも威力を発揮するだろう。ハードカーゴでは、そのためのワークライト専用クランプ(2個セット/税込5500円)も用意。「ハードカーゴ フェアリング」と共に取り付けが可能だ。
手軽に日陰が確保できる「ハードカーゴ サイドオーニング」
次は、簡単設置で日陰確保できる軽トラでも人気の「ハードカーゴ サイドオーニング」だ。
これは軽キャンパー待望のアイテムで、VAN SERIES専用で設計されたオプションパーツ。ボディサイドに引き出せば幅2m×引き出し量2.5mという余裕のサイズで日陰空間を確保できる。
使用している生地はPVCシングル加工のキャンパス生地で耐水圧は1,500mm。用意されるセットにはサイドオーニング生地本体とアルミフレーム、ロゴ入りの専用ケース、専用の取り付け金具、ペグ2本とロープが付属する。使用時はフレームを伸ばしてペグで固定するだけと簡単なので、デイキャンプやレジャー、もちろん休憩所のない現場仕事でも重宝するのは間違いない。
アウトドアや災害時にも活躍する「ハードカーゴ ルームテント」
続いて、ハードカーゴ サイドオーニングの居住性をアップさせる「ハードカーゴ ルームテント」だ。
これはサイドオーニングの柱やアームにマジックテープで簡単に装着でき、ルームテントを作り上げるオプションアイテム。正面入口の他、左右両面に網戸付きの窓もついている。さらに、車両側へはU字型のファスナーも用意されているから、そのファスナーを開ければ車内とのアクセスも自在に行える。
こちらのルームテントのサイズは幅2m×奥行2.5m×高さ1.8m。素材はポリエステル420Dで耐水圧は1,700〜2,000mm。耐久性にも優れたキャンバス生地であり、破れや穴が広がりにくい性質も持つのでアウトドアでも安心して使用できる。
キャリーバッグ収納時にはちょっと大きめのシュラフのような形状となるので車内に積んでいてもかっこいい。キャンプは当然のこと、イベント出展や、いざという時の災害対策のシェルターとしても使えるのでオススメだ。
ルーフキャリアに荷物の載せ下ろしに役立つ「ハードカーゴ ラダー」
最後は「ハードカーゴ ラダー」だ。こちらはリアゲートに取り付けることで、ルーフキャリアにアクセスしやすくなるアイテム。
ハードカーゴ キャリアと同様にスチール製のパウダーコート仕上げ。こちらもエブリイとハイゼット、それぞれのボディラインに合わせた専用設計となっている。取り付けは、リアゲートの上下にフックを掛けてラダー下側のネジを締めるだけで、穴空けなどの加工は一切不要。サイドの丸穴はデザイン性も高く、軽量化にも貢献する。リアゲートのダンパー機能とのバランスまでよく考えられている作り込まれたアイテムだ。この作りかつ国内生産で4万8400円(税込)という価格は、かなりお買い得ではないだろうか。
VAN SERIESはメイドインジャパン品質で信頼性も高い!
ご紹介してきたVAN SERIESは、日本の職人が作るメイドインジャパンの逸品。フィッティングの高さはもちろんのこと、装着時や使用時にバリなどで怪我をしないようにと品質管理も徹底して行われている。大切な仕事道具やアウトドアのアイテムを載せるのだから、ハードカーゴ キャリアのように信頼性の高い商品を選んでほしい。
VAN SERIESの魅力的なアイテムは今後さらに増える予定!
現在はまだ正式なアナウンスはできないがVAN SERIESはこれからもどんどんパーツを開発予定(ルーフネットなども予定中とのこと)。各アイテムは全国210店舗以上のハードカーゴ特約店から入手が可能だ。エフクラスではコンプリート車の注文も受け付けている。エフクラスの自社サイトからでもパーツ単体から注文可能だ。
また、ハードカーゴの軽トラ用アイテムが全国のオートバックスで実際に見て触れるキャンペーンイベントが、2021年7月より開催されている。開催店舗はハードカーゴのInstagramなどで告知される。実物を見てみたい人はそちらもチェックしてほしい!
>>HARD CARGO(ハードカーゴ)のオフィシャルサイトはこちら
▼Instagramはこちら
- 筆者 木村隆之
- 自動車カスタム誌編集長を経てフリーランスへ。多くのドレスアップカーやカスタムシーン、アフターパーツを取材し、ウェブ・雑誌媒体に寄稿。アウトドアやキャンプ好きで、自ら改造した軽バンでキャンプに出掛けることも。
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Brand Info - ハードカーゴ
ハードカーゴ とは?
ハードカーゴとは、エフクラスのプロデュースする軽トラック用カスタマイズブランドのこと。積載性能とファッション性を引き上げる「ハードカーゴ」をはじめ、仕事にも遊びにも便利なアイテムが揃っている。キャリイやスーパーキャリイ、ハイゼットやハイゼットジャンボなどの現行車種はもちろん、550ccの旧規格モデルでも対応するのがポイント。軽トラックから無限の可能性を引き出すのが、ハードカーゴのアイテムだ。
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