2017/11/1 12:05
クロスビーやスペーシアコンセプトなど、市販予定を睨んだコンセプトカーが目立つ今年のスズキブースだが、もちろん未来を見据えたコンセプトカーも展示されている。それが「e-SURVIVOR」だ。
歴代ジムニーフェイスを持ったこの車両は2030年ごろにスズキからリリースされる未来のコンパクトSUVを具現化したもので、前後に2つずつ、計4つのモーターを持つ前後デュアルモーターアクスルユニットが4輪を駆動する方式が採用されている。ボディサイズは軽自動車枠を超え、ジムニーシエラ同等のサイズとなっているとのこと。
ジムニーと言えば強固なラダーフレームを一貫して採用していることで知られるが、このe-SURVIVORもその伝統のラダーフレームを継続採用している。サイドラインの凹に沿った形のラダーフレームが骨格となり、そのフレームをカバーするように外板パネルがサンドイッチ状に装着されているという寸法だ。
これについてスズキ関係者は、少しでもボディにダメージが入ると強度が大きく低下するモノコックに対して、ラダーフレームは少々外板にダメージがあっても強度には影響がないことから、タフな走りを実現するために必要不可欠だったと話してくれた。
モックアップ(模型)であることが多いコンセプトカーだが、このe-SURVIVORは、なんと実際に走行が可能となっている。といっても、バリバリ走り回れるレベルではないとのことだが、現在の技術でも実走可能なレベルの車両が作れるスズキの底力を見せつけられた感じだ。
[Text:小鮒 康一]
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