フォルクスワーゲン・ゴルフTSI
日本で最も販売台数の多い輸入車『ゴルフ』が7代目にモデルチェンジ。もともとは実用ハッチバックとして誕生し世界をリードしてきたが、4代目以降は高級感に、5代目からは燃費性能に磨きをかけ、7代目では燃費性能と安全性能のさらなる向上に力が入れられている。全長、全幅、ホイールベースが拡大され、居住空間がさらに広くなったのもトピックの1つ。以前のモデルでも十分快適だったが、リアシートの余裕がさらに増している。搭載されるのは1.2Lと1.4Lの4気筒エンジンで、どちらも直噴ターボとなる。7段DSGが組み合わされ、1.2Lモデルが21.0km/l、後者が19.9km/l(JC08モード)の好燃費。さらに、2.0Lターボを搭載するスポーティグレードのGTIが登場。クルマ好きは当分ゴルフから目が離せない。
エコカー減税100%免税のエンジン
1.2Lおよび1.4Lの直噴ターボは旧型と同じラインナップだが、その内容は大きく改められている。1.2LはSOHCからDOHCに変更され、低回転域での扱いやすさと効率が向上。一方の1.4Lは気筒休止システム『アクティブシリンダーマネージメント』が備わり、負荷の低い時は2気筒が休止、燃料の消費を抑えるシステムだ。結果、エコカー減税100%免税となっている。
先進の安全技術を全車に標準装備!
レーダーで前走車との距離を検知し、衝突の危険が予測されるとブレーキの圧を高めると同時にドライバーへ警告を行い、それでも回避されない場合は自動で減速する『プリクラッシュブレーキシステム』。30km/h未満では自動的にブレーキを作動させ危険回避と追突の被害を軽減する『シティエマージェンシーブレーキ』。新型ゴルフには、これらの先進被術が標準で装着されている。
センスが光る品の良いインテリア
実用大衆車として生まれたゴルフだが、代を重ねるごとにプレミアム性がアップ。簡素だったインテリアも、今では高級車と同等と言っても過言ではない質感あるものへと進化。とはいえ「これみよがし」な高級感ではなく、シンプルにまとめつつも質の高さが実感できるスタイルで、嫌味がないのが美徳の1つ。もちろん、ゴルフらしい使い勝手の良さはそのままだ。
SPECIAL MOVIE
世界中から「World Standard」として常に注目され、評価対象に選ばれるゴルフも7世代目へと進化。世界中から注目されるゴルフ、もともと実用性は折り紙付きでしたが、今回は環境性能をもグーンっとアップさせてきました。実用と乗り心地、環境性能を高次元で両立させた、パーフェクトな4ドアであるNewゴルフTSIの魅力を、いち早く動画でもチェックして損はないですよ!ぜひご覧ください。