レクサスは、10月25日(水)~11月5日(日)までの12日間、東京ビッグサイトで開催されている「第45回東京モーターショー2017」において、実用化を見据えた自動運転技術を提案するコンセプトカー「LS+ コンセプト」を世界初公開した。
また、レクサスのスポーツモデル“F”誕生10周年を記念して限定販売するRC FとGS Fの特別仕様車もあわせて発表した。
レクサスは、最先端の自動運転技術開発に取り組み、2020年代前半には一般道での自動運転を実現する「Urban Teammate」を実用化することを目指している。
LS+ コンセプトは、フラッグシップセダンLSの将来像を示唆し、最先端技術を搭載したコンセプトカーである。先進的かつ威厳のあるデザイン、2020年の実用化を見据えた自動運転技術の搭載など、レクサスの先見性を象徴するモデルとして開発された。
・将来のLSを示唆するコンセプトカーとして、レクサスのデザインフィロソフィー「L-finesse」に基づいた次世代デザインの方向性を示すとともに、フラッグシップとしての威厳ある表情を創出。
また、大型グリルシャッターにより冷却性能と空力性能を両立させ、より大胆に進化したスピンドルグリルのほか、一部の光源にレーザーを用いた灯火類や電子アウターミラーなどにより、レクサスならではの先見性も表現している。
・自動運転技術で全ての人が、安全、スムーズ、自由に移動できることを追求。具体的には、2020年の実用化を見据えた自動運転技術「Highway Teammate」を採用し、自動車専用道路において入口ランプウェイから出口ランプウェイまで自動走行することを可能としている。
実際の交通状況に応じて車載システムが適切に、認知・判断・操作することにより、自動車専用道路での合流、レーンチェンジ、車線・車間維持、分流などを実現した。
・クルマとデータセンターを通信でつなぎ、ソフトウェアを更新することで機能の追加を図るほか、道路や周辺データなどのビックデータを用いて学習させた人工知能(AI)により、高性能な自動運転を実現し、ともに成長する新しい時代の愛車像を提案する。
レクサスのスポーツモデル“F”は2007年にIS Fを発売して以降、「走りを楽しみたい人なら誰でも、運転スキルに関係なく笑顔になれるスポーツカー」を開発テーマとし、レクサスのスポーツイメージをけん引してきた。
“F”誕生10周年を記念した今回発表の特別仕様車は、操縦安定性を向上するパフォーマンスダンパーや、軽量チタンマフラーを特別装備し、“F”の持ち味である走行性能を一層高めているほか、外装部品にCFRPを採用することで、スポーティなイメージを強調している。
また、外板色をマットグレーとし、内装色は“F”のシンボルカラーであるヒートブルーをアクセントとした特別色とするなど、個性を際立たせている。
2018年春頃に全国のレクサス販売店を通じてRC F・GS Fの特別仕様車を台数限定で発売する予定。
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