タウンエースの室内を、トータルにオシャレかつ使い勝手を高める2カラーのインテリアメニューが登場! 手軽に取り付けできるのも魅力!/クラフトプラス【Vol.13】

自社で開発・デザイン・製造を行うクルマのインテリアブランド「クラフトプラス」

岐阜県・本巣市を拠点に、独自に自社開発、自社デザイン、自社製造にこだわってクルマ用の室内パーツを販売している木製品のスペシャリスト「クラフトプラス」。これまでもハイエース用の車内用家具などをご紹介しているのでご存知の方も多いと思います。

ブランド立ち上げ時より数多く手掛けてきたハイエースのイメージが強いクラフトプラスですが、「ハイエースだとちょっとサイズが大きい」、「もう少し街乗り重視のクルマで開発してほしい」と言う声が多く寄せられたことから、ハイエースよりも全長が短く、ボディサイズがコンパクトな“トヨタ・タウンエース”をベースに新しいデモカーを開発しました。

クラフトプラスクラフトプラス

「タウンエースは乗用車に比べて、装備品が少ない商用車なので、木製品をキーとした車内用家具など、より我々が得意なカラーを出せると考えました」と教えてくれたのは、開発担当者でもある代表の羽賀さん。自社で開発・デザイン・製造を行っているため、実際に商品を使用するエンドユーザーからの声が現場に届きやすく、その声をすくい上げて商品を随時アップデートできるのが、同ブランドの強みです。

クラフトプラス

ここからは、商用車の雰囲気を払拭するオシャレで便利にカスタムする商品を6つご紹介します。タウンエースを普段使いからプライベートまでトータルにコーディネートしたいユーザーにおすすめです。

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斬新な素材&カラーを組み合わせたシートカバーが室内をオシャレに仕立てる!

まずご紹介するのは、ハイエースをはじめ、300車種以上に対応するシートカバーです。クラフトプラスといえば、デニム生地を使った商品で知られてきますが、今回登場するタウンエース用として、アンティークなブラウンレザー×ハリスツイードを組み合わせた「ニューヨークスタイル」と、ブラウンコーディロイ×ブラウンレザーを組み合わせた「ブルックリンスタイル」の2種類のシートカバーを用意しています。

「ニューヨークスタイル」では、クルマのインテリアではあまりお目にかからないハリスツイードを使い、首元の切り返しがカジュアルな印象のヘリンボーン柄をアクセントにしたオシャレなデザインが特徴です。

「ブルックリンスタイル」は、こちらもカーインテリアでは珍しい凹凸感のあるコーデュロイ生地を持ち込み、濃いめのブラウンレザーをアクセントに取り込んでいるのが特徴です。

ベルトループやスマホも収まるポケットなど、およそ車内とは思えない遊び心に溢れたアレンジが効いているのもクラフトプラスの魅力。機能性の高いギミックをデザインに昇華して備えています。

機能性を損なうことなく、見た目と使い勝手を向上するセンターコンソール

運転席と助手席の間に配置し、シートカバーと合わせコクピットの統一感を高めるのが、クラフトプラスのセンターコンソールです。アームレストを備えたこの製品は、純正コンソールと交換して取り付けられます。

もともと純正コンソールにアームレストはなく、ホルダーに置いたドリンクが安定しづらいといった不満に対し、クラフトプラスが独自に設計・デザインを行いました。

もちろん、運転席と助手席の間にあるサイドブレーキの機能はそのままキープしつつ、肘だけでなく、小物も置けるようにしています。ドリンクホルダーは高さが保たれるなど、あらゆる面で純正の不満点をより快適に使えるようにと改良された作りが特徴です。

握るたびに心地よい、手作りで磨き上げた木製アシストグリップ

Aピラー(フロントガラスの両脇にある支柱)に取り付けるアシストグリップも必見です。簡素な純正の樹脂製グリップと異なり、握り心地にこだわり、職人がひとつひとつ手作りし磨き上げた木製グリップになっています。

Aピラーに2箇所(左右)、1列目フロントドア上部に2箇所(左右)、2列目スライドドア上部に2箇所(左右)の計6箇所に用意。乗り降りの際に必ず触れるものだからこそ、木肌のキメ細かさに感動すること間違いなしです。

シートカバーと合わせて室内のクオリティを一気に高める内張り

室内のクオリティを高めたいならば、ドアの内張りは重要なパートです。シートカバーとテイストを合わせることで、商用バンっぽさが解消され、室内のオシャレ度を格段に高めてくれます。

クラフトプラスでは、タウンエース用にフロントドアに2枚(左右)、後部ドアに2枚(左右)、ラゲッジ部分に3枚(左右2枚+バックドア1枚)を用意。セットは3種類あり、好みに応じて「フロント2枚」「フロント&リヤ4枚」「トータル7枚」から選べるようになっています。

使用する柄はシート生地と連動できるので、車内のコンプリート感をアップできます。シートカバー同様、ハリスツイードのヘリンボーン柄×ブラウンレザーと、ブラウンコーディロイ×ブラウンレザーを組み合わせたものを用意。バン特有の無機質だった室内が一気にアンティークな空間に生まれ変わります。

クラフトプラスの内張りパネルを取り付ける方法は2つ。純正パネルを外してクラフトプラス製品に変更する方法と、純正パネルを脱着して丸ごとクラフトプラスに発送し、生地の取り付け加工をする方法。後者は純正パーツを使って少しでもコストを安く抑えたい方にもオススメです。

収納力も抜群な、全長1800mm超のスペースを生み出すベッドキット

タウンエースの荷室スペースの使い勝手を高めるならば、ベッドキットは不可欠なアイテムです。クラフトプラスのタウンエース用ベッドキットは、中央にセンターマットが3枚、左右には縦2枚、計5枚のマットで構成。左右のキャビネットの下は収納スペースとなっており、サイドマットを外せばシュラフやポータブル電源など、車中泊に使用するギアを納められます。デッドスペースを有効活用しながら収納できるのがポイントです。

嬉しいのが、ベッドキットとリアシートを畳んだ時の高さを合わせて設計しているところ。ベッドキットを含め、全長は1800mm以上を確保し、フルフラットにすれば大人2名が就寝できるサイズが手に入ります。純正リアシート背面をベッドスペースの一部分として使う際にゴツゴツ感を感じないようにと、シート背面には20mm厚のウレタンクッション材を2枚付属。こういった細かな心配りが随所に見えるあたりが、クラフトプラスの真骨頂なのです。

190mmという厚みのある板材を使い、一枚板のように反りにくい床パネル

今回の隠れた主役ともいえるのが、床パネルです。純正の簡素なカーペットからイメージを一新だけではありません。秘密は使用する板材の厚みにあります。なんと、190mm厚のもの板材を使用しているのです。通常、日本国内では90mmか120mm厚しか入手できませんが、クラフトプラスは特別に190mm厚の板材を発注。本来はアメリカの住宅用資材として流通している分厚い板材を、独自ルートで確保しています。

この板材を使う最大のメリットが、反りにくいことです。木の特性上、板の厚みがなければ使用する板材の数が増え、どうしても反りやすくなります。それに対し、190mmと厚みがあれば板材の数も少なくなり、反りが出にくくなります。厚みがある分つなぎ目も少なくなり、より一枚板のイメージに近づけられるわけです。パネルは2枚構成で、オスとメスのホゾで連結させるためズレる心配もありません。木製品のスペシャリストならではのコダワリが見えてきます。

普段使いからソトアソビまで、オールインワンで楽しめるクラフトプラスのタウンエース

クラフトプラス

働くクルマとして日々地味に活躍しているタウンエース。取り回しやすいボディサイズをベースに、商用車な雰囲気を払拭するオシャレかつ使い勝手を高めるクラフトプラスのインテリアアイテムをご紹介しました。

クラフトプラス

普段使いから、車中泊、キャンプ、ペットを連れてのソトアソビといった週末のアクティビティなど、充実のライフスタイルを送るための相棒として、クラフトプラスがプロデュースするタウンエースは必見です!

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筆者   木村隆之
自動車カスタム誌編集長を経てフリーランスへ。多くのドレスアップカーやカスタムシーン、アフターパーツを取材し、ウェブ・雑誌媒体に寄稿。アウトドアやキャンプ好きで、自ら改造した軽バンでキャンプに出掛けることも。
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Brand Info - クラフトプラス

CRAFTPLUS(クラフトプラス)は、2002年9月に立ち上げた有限会社ビーンズが運営するハイエースのインテリアパーツを設計・製造しているブランドだ。同ブランドの特徴は、他では見る事のできないハイセンスなデザインと機能性の高いインテリアパーツをハンドメイドで製造していることにある。クラフトプラスが製造するベッドキット・コンソールボックス・アームレスト等の各種インテリアパーツは、オシャレに敏感なユーザーからも高い評価を得ており、年々ファンを増やし続けてている。そんなクラフトプラスが提案するライフスタイルプロジェクトが“7th E-Life”だ。

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