オーナーの要望にも幅広く対応! 多種多様なハイエースが勢揃い|ステルス【Vol.5】
貨物登録のハイエースを乗用登録ワゴンで提供するステルス
商用車ならではの高い収納力と利便性を乗用登録で提供するステルスのハイエース。各ボディサイズをベースにしたコンプリートカーを各種ラインアップしているほか、オーナーの要望に合わせたワンオフのカスタムやドレスアップにも対応している。
今回は、ステルスが製作した多彩な実例を紹介していこう。
ハイエースの外装ドレスアップもオーナーの要望通りにカスタマイズできる
乗用登録のハイエースを展開するステルスは内装カスタムのイメージが強いかもしれないが、オーナーの要望があれば外装のカスタムも行っている。その実例が、このスーパーGL 50周年記念車をベースにした7人乗りリミテッドシリーズだ。
足元にはMGライカンの17×7J+38をマッチング。リムのカラーは黒いボディに映えるレッドをチョイスした。そこに合わせるタイヤはホワイトレターのトーヨーH20だ。TRDのマッドフラップとも抜群の相性をみせている。
アヴェストのドアミラーウインカーやダズフェローズのLEDテールランプを換装するなど、ライト類もオーナーの要望通りしっかりとドレスアップされている。
こちらは「特装ベージュメタリック」でコーディネイトされた10人乗り3ナンバー乗用登録のコミューターGL。このカラーはトヨタの工場で塗装されたもの。
モデリスタのフロントリップスポイラーやTATEXの16インチアルミ+ナスカータイヤを組み合わせるなど、存在感をグッと引き上げた仕様。内装もレザー調シートカバーや床加工が施されるなど、オーナーのこだわりがしっかりと反映された1台に仕上がっている。
ハイエースの内装シートアレンジで使い勝手をアップ
ステルスの車両は、一般的な用途に使いやすいように基本のシートレイアウトが用意されている。しかしユーザーによっては、シート位置をずらして荷物を置きたいという人もいるだろうし、もっと足元を広く確保したいという人もいるだろう。そのようなオーダーに対して、ステルスは安全上のマージンをしっかりと確保した上で、車両をカスタマイズしている。
例えばこのハイエース。ベースは14人乗りのコミューターだが、定員を10人にして3ナンバー乗用登録にするステルスの定番仕様。しかしシートアレンジはオーナーの要望によってカスタマイズされており、通常5列目の座席4脚を取り外すところをそのままにして、3列目と4列目の右側計4脚を取り外すことで10人乗りにしている。
シートアレンジだけでなく、ナビやモニターなどのインストールもオーダーに応じてくれる。こちらは別の車両だが、ナビやフリップダウンモニター、アームレストやパイプハンガーなどを納車前に装着。快適装備が整えば、目的地までの道のりもさらに充実するだろう。
車いす移動車などオーダーに応えることができるステルス
車いすを利用する人を乗せるなら、ウェルキャブ仕様のハイエースがまず頭に浮かぶだろうが、スーパーロングや標準幅のハイルーフ車両がメイン。車内にゆとりは欲しいけれど取り回しは楽にしたい。そんなオーナーの要望を、ワイドボディのスーパーGLをベースにして車椅子用のリフトを装着することで解決。
リフトは和光工業製を採用し、車内後部の車椅子固定装置はさまざまなサイズに対応できるように可動式レールも装備。段差がないように平床加工も施されており、車椅子を利用する人も快適に乗り降りできるようになっている。
ステルスでは車両持ち込みの施工も可能
ここで紹介した5台を含め、基本的にステルスのハイエースは施工を終えたコンプリートカーとして販売されるが、車両持ち込みでの施工も可能だ。ハイエースを知り尽くした熟練の職人の手によって、丁寧に一台ずつ仕上げられる。個別に作り上げていくので、細かいオーダーにも対応できるのだ。
ベースにするハイエースは、新車だけでなく中古車も選択可能。ステルスでは、良質な中古車も豊富に取り揃えている。乗用登録にカスタムされた中古のハイエースに、自分好みのアレンジを加えることもできる。
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Brand Info - ステルス
ステルスは、有限会社岡田屋がプロデュースするブランドで、ハイエース&キャラバンをベースとしたコンプリートカーの製造と販売を行っている。商用ワンボックスを改装し、乗用に適した室内空間へと作り変える。そうして作られたコンプリートカーは乗用車として登録されるため、商用車に課せられている毎年車検などの不便さは解消される。埼玉のほか、盛岡、静岡、滋賀、大阪にも店舗を展開している。また、一部ディーラーでの購入も可能となっている。