迷ったらコレ! トイファクトリーの“バンコン”人気モデルを紹介 & ハイエースの弱点を補い快適な走行を実現する「101T-SR」とは|トイファクトリー【Vol.2】

数多くのユーザーが愛用しているトイファクトリーのキャンピングカー。前回のVol.1ではトイファクトリーのキャンピングカー製作に対するこだわりや主催イベントなど、トイファクトリーで購入することのメリットなどを紹介した。

>>はじめてのキャンピングカーにオススメ! ユーザー満足度の高いトイファクトリーの“バンコン” その魅力とは【Toy-Factory Vol.1】

今回のVol.2でピックアップするのは、高い完成度を誇るトイファクトリーのバンタイプキャンピングカー(バンコン)のオススメモデルと、快適なロングドライブを実現するボディ&足回り系を中心としたチューニングパーツだ。

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Vol.1でトイファクトリーのキャンピングカーに興味を持ったけど、実際どれを選べば良いのか分からないという方や、ハイエースキャンピングカーユーザーで乗り心地やルックスを向上させたいなんて人は当記事をぜひチェックしてほしい。

そもそもキャンピングカーって? 乗用車と何が違うの?

まずトイファクトリーのキャンピングカーを紹介する前に、これからキャンピングカーの購入を計画しているビギナーのために基礎知識を解説しよう。キャンピングカーと一言でいってもベース車両によってタイプはいくつもある。

ハイエースなどの1、4ナンバー商用バンをベースにリヤスペースを架装したのが「バンコン」、トラックなどの荷台(キャビン)を架装したのが「キャブコン」、軽ワゴンや軽トラを架装したのが「軽キャンバー」、マイクロバスなどをベースにその内部を架装したのが「バスコン」、乗用車などに連結して牽引するのが「キャンピングトレーラー」だ。

8ナンバーのメリットとは

・車検は初年度から2年毎となる(1、4ナンバーの商用車は1年毎)

・自動車税や重量税などの税金面において乗用車に比べて安い

キッチンスペース/ベッドキット/天井高など、内部を法規に沿って架装することで、登録ナンバーは8ナンバー(特種用途自動車)となる。ベッドキットだけといった簡易装備だけではナンバー変更はできないので、8ナンバーで登録するにもノウハウが必要となる。

TOY-FACTORY トイファクトリー

トイファクトリーではトヨタのマイクロバスであるコースターをベースとしたバスコンや、欧州からの輸入モデルも販売しているが、主力モデルはハイエースをベースとした8ナンバーのバンコン。トイファクトリーでは様々なタイプのバンコンを用意しているので、オススメモデルを中心に概要を紹介していく。

ユーザーの需要に応えて様々な種類のバンコンを用意

「夫婦旅」「子供との旅行」「愛犬との旅」「トイレルーム付き」「ボディの全長が5m未満でコンパクトなモノ」、「大容量ラゲッジスペース」といったユーザーの様々な需要にあわせ、ハイエースベースのキャンピングカーを10モデル以上ラインアップしている。

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その中でもフラッグシップモデルとして絶大な人気を誇っているのが「BADEN(バーデン)」だ。

バンコンで迷ったらコレ! 大人気モデルBADEN(バーデン)

TOY-FACTORY トイファクトリー

BADENはハイエース・スーパーロングをベースに乗車定員7名/就寝定員5名にした8ナンバーモデル。

TOY-FACTORY トイファクトリー

対面ダイネット、天井収納庫、常設リヤベットの2ルーム設計で、少人数から大人数の車中泊/大荷物を入れるなんてことにも柔軟に対応できる仕様になっている。

TOY-FACTORY トイファクトリー

BADENはその優れた利便性/快適性から多くのユーザーから支持されているモデルだ。

BADENを購入したユーザーの声

トイファクトリー BADEN

■リヤベッド下のラゲッジスペースの使い勝手が良い/キャンプのための荷物も楽々積める

TOY-FACTORY トイファクトリー

■フロアベッドだけで家族3人が車中泊でき、断熱によって室内も快適なため、最近はキャンプばかり楽しんでいる

TOY-FACTORY トイファクトリー

■収納性に優れ、質感の高いインテリアが気に入っている

TOY-FACTORY トイファクトリー

トイファクトリーが力を入れているトリプル断熱はもちろん、さまざまな装備も充実しており、お買い得なモデルともいえるだろう。紹介しきれなかった部分も沢山あるため、詳細が気になった方は下記のページをチェックしてほしい。

>>BADEN(バーデン)の詳細ページはこちら

改良を重ねたロングセラーモデル Land Tepee(ランドティピー)

トイファクトリー/Land-Tepee

またBADENと同じくハイエース・スーパーロングをベースにセンターシンク、フルフラットベッド、折り畳み2段ベッドを配置したLand Tepee(ランドティピー)も人気のモデル。乗車定員7名/就寝定員4名で、2001年のデビュー以来、マイナーチェンジを繰り返して使い勝手を向上させてきたロングセラーだ。

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アクティブ&エントリーユーザーにオススメ! TOY'S BOX(トイボックス)

しっかりとしたキッチン等は不要で、価格は抑えつつ快適な車中泊がしたいというユーザーにはTOY'S BOX(トイズボックス)シリーズが最適だ。

なかでも、乗車定員6名のシートに就寝定員2名(オプションで4名にすることも可能)のフルフラットベットを備え、普段使いがしやすい「TOY'S BOX 470 ロールーフ」、純正のセカンドシートを残すことで価格を抑えながら、シンプルで使いやすい「TOY'S BOX S-GL」がオススメ。

通常のハイエースバンとの違いは、標準でベッドキットが組み込まれ、床張り、シンク、収納棚などが用意されていることだ。さらにオプションでトリプル断熱ボディなどを追加することもでき、快適性を向上させることも可能となっている。

サイズも全長4.7m、全幅1.69m、全高1.98mと一般的なミニバン並なので、狭い街中の走行も駐車時も気にならない点などは、キャンピングカービギナーにも嬉しいポイントだろう。

これらのモデルは荷室スペースに余裕があるため、サーフボードやスキー板、スノーボード、MTB、モトクロスバイクなど大きなモノを積みたいなんてユーザーにもオススメのモデルだ。

>>TOY'S BOX 470の詳細はこちら

>>TOY'S BOX S-GLの詳細はこちら

ハイエースの弱点を補うパーツブランド「101T-SR」

トイファクトリーが2018年に立ち上げたパーツブランドが「101T-SR」だ。

キャンピングカーは居住性を高めるための室内装備に注目されがちだが、目的地に行くまでの走行性能も重要な要素。そこで快適なロングドライブを実現するために、ボディ&足回り系を中心としたチューニングパーツをラインアップしている。それが101T-SRだ。

ハイエースはモノを運ぶことを最優先して作られた商用車のため、走りの性能を乗用車ほど重視していない。そこで室内装備や乗車人数に応じたセッティングを可能にした20段減衰力調整式ショック、足の動きを引き締めて安定性を図るトーションバー、ロールを制御して直進安定性/旋回性を高めるスタビライザー、耐フェード性を高めてコントローラブルな効きが得られるブレーキパッド&ローターなどを装備することで、ハイエースのウィークポイントを補い、走行性能を向上させてくれる。

ボトム部に設置して走行安定性を図るウイングスポイラーは、風の影響をまともに受けやすい背の高い箱型ボディのハイエースにとって有効なアイテムだ。

またエアロセレクションやカーボンセレクションといったエアロパーツを加えることで、純正とは一味違ったスタイリッシュなボディに仕上げることも可能。

>>「101T-SR」のラインナップはこちら!

キャンピングカーでのレカロシート装着率NO.1!

トイファクトリー レカロシート

快適なロングドライブを楽しめるように、正規販売代理店としてレカロシートをキャンピングカーに積極的に取り入れているのも注目したいポイント。

レカロシートを装着するメリットは、快適性だけではなく、正しい着座姿勢をキープできることにより、運転に集中でき、結果的にセーフティドライブを実践できるのが最大のメリットだという。

『キャンピングカーは、大切な家族を乗せて走るクルマです。レカロの良さが最も発揮できるのは、キャンピングカーと言っても過言ではありません』と、トイファクトリーではキャンピングカーとレカロシートの親和性の高さについて自信を持っている。

一般的なキャンピングカーの運転席と助手席シートは、普通乗用車のスタンダードグレードに採用されているレベルのモノ、あるいはもっと簡素なシートが装着されている車種もある。はじめてハイエースを所有するという人へは特にオススメだ。

>>レカロシートについて、レカロシートを取り付けたユーザーの声はこちら!

バンコンを選ぶなら、キャンピングカーメーカー老舗のトイファクトリー

TOY-FACTORY トイファクトリー

トイファクトリーの主力モデル、ハイエースをベースとした8ナンバーの人気モデル「BADEN(バーデン)」「Land Tepee(ランドティピー)」やアクティブなユーザーにオススメの「TOY'S BOX(トイボックス)」を紹介した。

今回紹介したモデル以外にも魅力的な仕様が用意されているので、ライフスタイル等に合わせて選んでほしい。

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トイファクトリーが取り扱うのはこれだけじゃない。次回のVol.3では軽自動車を車中泊仕様にカスタマイズする「101TentCar(101テントカー)」の各アイテムや、キャンピングカーの旅をさらに魅力的にしてくれる折りたたみ小径自転車の「ミニベロ」について特集する。

次回もお楽しみに!

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筆者   オマドーン
元自動車雑誌編集者で、現在はフリーランスフォトグラファー・ライターとして活動している。カスタム系雑誌やWEB媒体への寄稿も多く、関西エリア、東海エリアを主に拠点としている。車両撮影やイベント取材も積極的に行っており、様々な才能を多方面で発揮しているマルチプレイヤーだ。
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Brand Info - トイファクトリー

「はじまりはいつもトイファクトリーから」1995年に創業。独自のバンコン路線が幅広いユーザーに受け入れられたことで成長を続け、現在でも革新的な技術の導入に取り組み続けているキャンピングカー業界のトップランナーTOY-FACTORY(トイファクトリー)。トヨタディーラーやアルパイン社、カリモク家具など有名メーカーとのコラボも行う。キャンピングカーに限らず、海外向けドクターカーの設計/製造、消防関連車輌/赤十字関連車輌などの特装車両製作、移動式水素ステーション随伴車、GAZOOレーシングチーム用コマンドハイエースなど高い技術力を活かし様々な車両製作も行う。トイファクトリーオーナー専用キャンプ場「トイの森」をOPENし、主催イベントも定期的に開催。トヨタ岐阜本社展示場内にはミニベロ&e-bikeを集めたサイクリングショップも併設。

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