ジープ グランドチェロキー 2011年式モデルのレビュー・口コミ評価｜自動車カタログ

6.4リッターNAの余裕のある走り、日本ではもてあますこと確実ですが、軽くアクセルを踏むだけで怒涛の加速が始まります。
エンジン自体は伝統の6.4リッターのOHVで他車種にも多数使われていることからトラブルは少ないと思います。OHVなのでエンジンの整備性も悪くないですし、壊れたとしても割と対応できるショップも多いかと思います。
内装自体は革の使い方、色味、樹脂部の出来、ステッチの感じなどイタリア車よりは精巧になってきているなと感じます。

やはり最後の詰めの甘い所が各所に見受けられます。
塗装面の悪さ（ゴミが混入されたまま塗装されていたり）、遮音材の使い方があまりよくなく共振してしまう部分もあります。
電気的な部分は正直日本車のが優れてます。（ナビや電子制御系）
一番は日本の環境の問題もあるのでしょうが、自動車税の税率（最高額）、燃費の悪さ（踏めばリッター２も見えてくる）、車の問題ではなく外的要因で悪くなってしまう部分が多いです。
またエンジンに対して足回りが柔らかく安心して踏めるほどではありません。この辺りは欧州車を見習ってほしいと思います。
アメリカではこのような足のほうが好まれるのかもですが…

V6エンジンのパワー
外装のかっこよさ
悪路走破性

燃費
自動車税
ナビの使い勝手の悪さ