MOTAトップ ニュース/記事 特集 東京モーターショー2017 スバル 次期WRXはMT+アイサイトもありえる!?「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」を世界初公開【東京モーターショー2017】
主に日本とアメリカのモーターショーでワールドプレミアされるスバルのコンセプトカー「VIZIV(ヴィジヴ)」は、スバルの将来ビジョンを具現化したコンセプトカーのシリーズである。
>>スバル 新型WRXが2018年にもフルモデルチェンジ!?スポーツセダンの理想形が”ヴィジヴ パフォーマンス コンセプト”に詰まっている【東京モーターショー2017】
東京モーターショー2017でワールドプレミアされた「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT(ヴィジヴ パフォーマンス コンセプト)」は、将来のスバルのスポーツセダンの表現というコンセプトを持っており、全長が4630mmに達するということを「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」がWRXの次期型に何らかのつながりをもっていることは間違いないだろう。
「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」はコンセプトカーということもあり、スバルのデザインテーマとなっているダイナミック×ソリッドに基づきながら、フェンダーの張り出しなどにボリューム感溢れるスタイルに自然と注目してしまう。
なおルーフ前方中央に付く突起物のようなものは、スバル運転支援システムのアイサイトを強調するためのものとのこと。
そのアイサイトだが、スバルが2020年頃の実現を見込む高度運転支援技術を構築するため、「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」には性能を向上させた次世代アイサイトに加え、前後(左右も含まれる?)の状況を正確に認識するためのレーダー、道路や自車位置を正確に把握するための高精度GPSや地図が採用されているという。
アイサイト付きと聞くと、機能面は「現行インプレッサとXVでデビューしたSGP(スバルグローバルプラットフォーム)に、2リッターのFA20ターボエンジンにCVT?」と瞬間的に考える車好きも多いかもしれない。しかし関係者によれば「確かに現状のラインナップにはアイサイト付きの3ペダルは存在しませんが、アイサイトは2ペダルじゃないと技術的に組み合わせられないという訳でもありません」という言葉も。
ということは、次期WRXは、FA20型ターボエンジン+CVTのS4が現在のWRXのラインナップで堅調な販売をキープしているだけに継続されるとして、レースやラリーなどのモータースポーツべース車でもありスバルのシンボル的な存在であるMTのWRX STIも継続され、さらにサーキットなどのクローズドコースでは思いっきり走り、その往復は高度運転支援技術のサポートを受けながら楽に快適に移動できるという欲張りな車となるのかもしれない(さすがにエンジンは30年近く使われているEJ20型2リッターターボは引退となり、ハイパワー仕様のFA20型ターボとなるだろうか)。
筆者の憶測はさておきとして、現行WRXの登場が2014年だったことを考えると、次期WRXは2018年もしくは2019年の登場が予想される。「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」を見ていると次期WRXは大変革の車になる予感がして登場が非常に楽しみだ。
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