MOTAトップ ニュース/記事 特集 東京オートサロン2018 ヴェルファイアがピックアップトラックに!エルグランドも街道レーサーに大変身【東京オートサロン2018】

チューニング・ドレスアップの総合展示会、東京オートサロン2018 特設ページ

東京オートサロン2018 カスタムカー記事一覧。チューニング・ドレスアップの総合展示会、東京オートサロン2018のカスタムカー記事一覧です。

モーターショー 2018/1/24 10:43

ヴェルファイアがピックアップトラックに!エルグランドも街道レーサーに大変身【東京オートサロン2018】

NATS VELLFIRE PICK UP(日本自動車大学校)
NATS VELLFIRE PICK UP(日本自動車大学校)NATS VELLFIRE PICK UP(日本自動車大学校)NATS VELLFIRE PICK UP(日本自動車大学校)NATS VELLFIRE PICK UP(日本自動車大学校)画像ギャラリーはこちら

ヴェルファイアをピックアップにしちゃう驚きのアイデア

東京オートサロンの常連で、毎年あっと言わせるカスタマイズとアイデアが楽しいNATS(日本自動車大学校)は、今年も「そう来たか!」と唸らせてくれるクルマたちを展示していた。

その台数は実に10台!学生たちの力作を紹介する。

>>【画像】ヴェルファイアのピックアップや街道レーサー仕様のエルグランド

NATS VELLFIRE PICK UP(日本自動車大学校)

まず目を引いたのは、同校ブースの一番目立つところに展示してあった「NATS VELLFIRE PICK UP」。目立つだけでなく、そのアイデアから来場者も多くが足を止めて見入っていた。

その名の通りトヨタ ヴェルファイアをピックアップトラックに改造したクルマというだけでも珍しい上に、ごっついタイヤを履かせてハイリフト化までしてあるのだ。

アルファード/ヴェルファイアは上級ミニバンなので、ラグジュアリーなカスタマイズが施される傾向が強い。その「常識」を打ち破ってくれるのは学生のフレッシュで固定概念が無い感性の賜物だろう。大人になっていくにつれ忘れ去られてしまいがちな自由な発想やチャレンジングな気持ちの大切さを、毎年NATSの展示は気がつかせてくれるのだ。

NATS VELLFIRE PICK UP(日本自動車大学校)

ピックアップ化するにあたっては、20系(先代)ヴェルファイアのフロントドアより後ろを大胆に改造。2名乗車を想定しているとのことだが、単に荷台の大きなピックアップにするだけではなく、座席後部に空間を残しエクストラキャブとしているのも興味深い。

そしてフレームを下部に延長して、エンジンごと下げることでハイリフト化を達成。ランドクルーザー80系のオーバーフェンダーの幅を増して取り付けたというオーバーフェンダーは、ワイルドな雰囲気も手伝って今まで見たことがないヴェルファイアを作り上げている。

後部のカーゴスペースももちろん手作り。フロントマスクが30系にスワップされているのもさりげないカスタマイズポイントだ。

もはやトレンドな街道レーサーをエルグランドで製作

NATS ブギ☆グランド(日本自動車大学校)

カスタムの定番スタイルのひとつに、いわゆる「街道レーサー」というスタイルがあると思う。その特徴は、1970年代~1980年代のレーシングカーにインスパイアされており、車高を落とし(シャコタン)小径でリムが深いアルミホイールを履かせ、大きくはみ出たオーバーフェンダー、長い板状のフロントスポイラー(デッパ)、大きめのリアスポイラーなどだ。

公道走行が可能ではない改造が多いため奨励されるものではないが、一つのスタイル・日本独自のクルマ改造文化として依然人気が高く、最近は海外でも注目されている。

その「街道レーサー」スタイルが東京オートサロンで自動車大学校系のカスタマイズモチーフになることが多いのは興味深いところである。

街道レーサーがNATSの展示ブースにいる!と思って近づいたら、車高が高くてびっくりした。そう、この「NATS ブギ☆グランド」は、日産 初代エルグランドを大胆にも街道レーサーに仕立て上げた一台なのだ。

NATS ブギ☆グランド(日本自動車大学校)

セダンではなくミニバンで街道レーサースタイル、というのはかなり画期的な発想ではないだろうか。「家族みんなで乗れる合法街道レーサー、お父さん世代に新提案」というコンセプトも新しい。

街道レーサーの定番ポイントが押さえられているほか、Y33型セドリック/グロリア グランツーリスモ系のパーツを流用して丸目4灯を再現。

クラシカルなウインカーをビルトインしたメッキバンパー風の造形、幅広感を強調すべく先代センチュリーのテールライトを埋め込むなど1970年代のクルマらしい雰囲気を出すための工夫も数多い。

左側のスライド式リアドアは埋められてスムージング化されているので、リアシートへの乗り降りは助手席から行われる。そのため助手席が撤去されているのも法規に従っているとのことだ。

ちなみにベースとなったエルグランドは、2013年の東京オートサロンに出展された「R34型GT−R風」にカスタマイズされたエルグランドの再利用だ。同校ではこのような過去の展示車の再改造も数多く行われている。

[Text:遠藤イヅル/Photo:島村栄二]

この記事にコメントする

【お車の買い替えをご検討中の方へ】

■買い替えでよくある失敗にご注意!
車の乗り換えを行う際、よくある失敗はディーラーで営業マンから好条件を提示され、ハッキリした下取り価格を知らずに手放してしまうパターンです。一見好条件に見えても、実は下取り相場より安く、損をしてしまうことも。
■ネットで複数の買取相場をチェック!
ディーラーが高額な場合もありますが、車の買取に特化した買取店の方が高額査定を出せる場合が多いようです。ですから、あらかじめネットで愛車の下取り価格を取得しておくのは鉄則です。ただし一括査定サービスは、申し込むと大量の電話が掛かってきますからご注意ください。
■営業電話なしの【MOTA車買取】で快適に愛車を売ろう!
MOTAの買取サービス「MOTA車買取」なら、一括査定と違って大量の営業電話は一切なし。パソコンやスマホ上で各社の買取店を一斉表示して、高額2社からのみ連絡を受けられます。

東京オートサロン2018 人気記事ランキング

MOTAのモーターショー特集

トヨタ ヴェルファイア の関連編集記事

トヨタ ヴェルファイアの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、MOTAがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

トヨタ ヴェルファイア の関連ニュース

MOTA公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! MOTA公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!