ポルシェは、カイエンシリーズのニューモデルである「カイエンSトランスシベリア」の受注を11月22日より日本全国のポルシェ正規販売店において開始する。
「トランスシベリア」は、モスクワからモンゴルの首都ウランバートルまで約7,200kmを走破する大陸横断ラリー。2006年はこの過酷なオフロードラリーに初参戦したポルシェ カイエンSが優勝、そしてトランスシベリアラリー専用のラリーカーで挑んだ2007年では、プロダクションカーをベースにしたカイエンSトランスシベリアが険しいオフロードに対する卓越した走破性を再び証明し、1-2-3フィニッシュを達成しました。本年度のラリーはさらに改良を加えたラリーカーで参戦し、3度目の総合優勝を果たすとともに、上位6位を独占する活躍を見せた。
こうした輝かしい成功を受け、ポルシェは2008年10月4日から19日までフランスで開催されたパリモーターショーにて、ニューモデル、カイエンSトランスシベリアを発表し好評を博した。頑健なラリーカーと同様、公道を走ることのできるこのモデルは、4.8リッター自然吸気V8のDFIエンジンを搭載したカイエンSがベースとなっている。高出力はカイエンGTSと同じく最高出力405 PS(298 kW)/6,500 rpm、最大トルク500Nm/3,500 rpmを発生する。
最終減速比もカイエンSの設定を15%ローギアード化して、カイエンGTSと同じ4.1:1としているため、カイエンSを上回る加速性能が発揮される。
ポルシェ カイエンSトランスシベリアには、電子制御ダンパーシステムであるポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)が標準装備されるほか、内外装もラリーレイドに参戦した車両に倣ったデザインが多く採用される。
■車両本体価格(税込)
カイエンS \10,620,000
トランスシベリア \11,040,000
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