ホンダは、新型燃料電池車「FCXクラリティ」が、財団法人 日本産業デザイン振興会の「2008年度グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞したと発表した。
FCXクラリティは、燃料電池車専用として設計され、ホンダ独自開発の燃料電池スタック「V Flow FCスタック」を核に、燃料電池車だからこそできるデザイン、パッケージ、そして異次元のドライブフィールを実現。走行中にCO2を全く排出しない究極のクリーン性能だけでなく、クルマとしての新しい価値と魅力を提供する。
今回の審査では、「(FCXクラリティは)自らの中に発電所を持つユニークなコンセプトで、地球規模の環境問題であるCO2ゼロに対して新しい考え方を実現化させた次世代型燃料電池車である。その走りの爽快感も今までのガソリンエンジン車にない感性を出すことに成功し、プレミアムカーとしての新しい可能性がインテリアデザイン・エクステリアデザインに十分生かされた、未来を予感させる魅力的なデザインでまとめ上げられている」ことが評価され、グッドデザイン金賞の受賞となった。
ホンダの金賞受賞はモンパル、HondaJetに続き3年連続であり、四輪車の受賞としては、2000年のシビック以来、8年ぶりの受賞である。また、燃料電池車がグッドデザイン金賞を受賞するのは、史上初。
【お車の買い替えをご検討中の方へ】