FIA F1世界選手権第16戦 日本GPは、富士スピードウェイで開催され、フェルナンド・アロンソ(ルノー)が優勝した。
アロンソに5.284秒遅れてフィニッシュラインを越えたのは、BMWザウバーのロバート・クビサ。キミ・ライコネン(フェラーリ)は3位入賞を果たした。12番手グリッドからスタートしたネルソン・ピケ(ルノー)が4位、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)が5位でフィニッシュした。スクーデリア・トロロッソのセバスチャン・ボーデンとセバスチャン・ベッテルがそれぞれ6位と7位、フェリペ・マッサ(フェラーリ)が8位でポイントを獲得した。
ポールポジションからのスタートだったルイス・ハミルトン(マクラーレン)は、スタートで出遅れトップから脱落、その後のターン1へのブレーキングでホイールをロックアップさせた。この件でピットレーンのドライブスルー・ペナルティが言い渡された。L.ハミルトンは1周目にチャンピオンシップのライバルであるF.マッサを抜いているが、この間に接触があり、F.マッサもドライブスルー・ペナルティを課せられた。L.ハミルトンは12位で完走。
現在、84ポイントのL.ハミルトンが、78ポイントのF.マッサをリード。R.クビサが72ポイントで3位。コンストラクターズ・チャンピオンシップは、141ポイントのフェラーリが135ポイントのマクラーレンをリード、128ポイントのBMWザウバーが3位に続く。
レース終了後、S.ボーデンが25秒加算ペナルティを受け、結果10位へ降格。S.ベッテル、F.マッサ、マーク・ウェバー(レッドブル)がそれぞれ昇格した。
なお、今回の日本GPは、ブリヂストンとFIA(国際自動車連盟)が共同で展開する環境啓発活動にちなんだ「MAKE CARS GREEN TIRE」が使用され、タイヤの溝に緑のラインが入ったものを全員使用した。
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