フォルクスワーゲンは、10月2日から開催されるパリ モーターショーで、第6世代にあたる次世代「ゴルフ」の生産モデルをプレス及び一般のお客様に披露する。それに加え、同じゴルフ6世代目のスポーツモデル「ゴルフGTI」のスタディを初公開。また、2014年に発効となるユーロ6排気ガス規制をクリアする「パサートBlueTDI」をはじめ、究極の低燃費を実現した最新型クリーンディーゼルを発表する。
「ゴルフ」のDNAを大切にしながら、性能、燃費やスタイリングでその完成度を更に高めた「ゴルフ6」は、この秋ドイツを皮切りに、欧州市場に導入される。
1976年発売の初代から累計170万台が世界中で販売された「ゴルフGTI」の今回発表のスタディは、第5世代の特徴ともいえるハニカムグリルやV字形状のボンネット、また第1世代の水平方向を強調したフロントデザインという遺伝子を受け継ぎながら、これまで以上にダイナミックで洗練されたデザインに仕上げられている。パフォーマンス及び燃費においても、これまでの数値を超えている(155kW/210PS; 280Nm; 最高速度240km/h; 燃料消費量7.5L/100km)。
※ 第6世代目の「ゴルフ」の日本市場への導入は来年半ばが予定されている。
「パサートBlueTDI」は、歴代で最もクリーンなパサートにあたり、新しいエンジンレーベル「BlueTDI」を初めて付けるモデルでもある。尿素から得られるAdBlueという添加剤を使うSCR 選択還元触媒 (SCR=Selective Catalytic Reduction)などを採用することにより、窒素酸化物(NOx)を窒素と水に変換し、6年後に発効予定の欧州排気ガス規制ユーロ6や米国のBIN5が定めている基準を満たしている。「パサートBlueTDI」は来春欧州市場で発売される予定である。
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