日産は、国内のポスト新長期規制を世界で初めてクリアしたクリーンディーゼル エクストレイル「20GT」を追加し、9月18日より全国一斉に発売する。価格は、299.9万円からの設定となる。
今回追加する「20GT」は、日本の厳しい排出ガス規制「ポスト新長期規制」に適合したクリーンディーゼルであり、高い環境性能とハイパフォーマンス、そして優れた経済性を実現している。
「20GT」に搭載する「M9R」エンジンは、最高出力127kW(173PS)/3750rpm、最大トルク360N・m(36.7kgf・m)/2000rpmを発揮し、2リッターにもかかわらず、ガソリン3.5リッターV6エンジン並みの高トルクを低回転から発生し、あらゆる走行シーンにおいて余裕の走りを提供する。また、最高水準の排出ガス性能に加えて、低燃費によりCO2排出量が少なく、環境性能に優れている。
「20GT」は、10・15モード燃費15.2km/Lの低燃費を実現し、同等出力のガソリン2.5リッターエンジンと比較して約3割燃費が向上した。低燃費である上に、軽油の燃料代がガソリン車より安いことから、経済性にも優れている。また、従来のディーゼルが抱えていた不快な騒音及び振動を取り払うことで、室内空間ではガソリン車並の静粛性を確保した。
■今回採用した排出ガスのクリーン化及び騒音・振動軽減の技術
<排出ガスのクリーン化>
コモンレールシステム
EGRクーラー
ディーゼル・パーティキュレート・フィルター(DPF)
リーンNOxトラップ触媒(LNT)
ダブルスワールポート
<騒音・振動の軽減>
ピエゾ式インジェクター
バランサーシャフト
高剛性車体化
高剛性エンジンマウントブラケット
遮音ガラスの採用など
また、「20GT」は、従来の使い勝手の良さはそのままに、力強い走りを連想させるデザインを採用するとともに、装備を更に充実させた。エクステリアは、欧州仕様と同じデザインのフロントグリルとバンパーやボディに傷が付きにくいスクラッチシールドを全6色に標準設定した。またインテリアには、スポーティな雰囲気のシートクロスを採用し、ステップランプやインテリジェントキー、スピーカーを6つに増やすなど、ドライバーを快適にサポートする装備を追加した。
■全国希望小売価格(税込)
20GT \2,999,850
【お車の買い替えをご検討中の方へ】