昨年の東京モーターショーで初お披露目となり、次世代パーソナルモビリティとして現在注目を集めているトヨタの“i-REAL”が、東京お台場のMEGA WEB(トヨタ ユニバーサルデザイン ショウケース)で、今月26日(土)から8月31日(日)まで、運転体験イベントを開催して、近未来の乗り物の運転操作を体験することができる。
i-REALは2005年の愛・地球博で活躍した「i-unit」の進化版として登場した「i-swing」に続き、近い将来に実用化を目指す全く新しいパーソナルモビリティだ。通常の人間の歩くスタイルに合わせて移動できる“歩行モード”や、最高速度30kmまで対応できるようにボディー姿勢が寝そべるように低くなる“走行モード”の2モードスタイルがあり、その時の状況に応じて設定をボタン一つで換えられる。また人間工学に基づいて、徹底的に研究開発されたジョイスティックハンドルは、前へ倒せば前進、後ろへ倒せばブレーキ、左右に倒せば左右旋回と、直感で瞬時にコントロールできるよう簡単な運転操作が魅力だ。ちなみに後退はジョイスティック横のボタンを押せば対応可能だ。そしてボディ背面に搭載されているLED表示機能は、後続車へ向けて、カラフルなアニメーションのシグナル表示で右左折及び停止を表示させ、インパクトあるメッセージを映し出す。
さらに、i-REALの半径5m以内で人や障害物が横切った場合、シートの背もたれが微震するなどして、人間にもともと備わっている五感的要素で感じ取らせてくれるという。
まさに人間とi-REALが心でコンタクトしているかのようである。
これは、アメリカのセグウェイの違って、健常者だけでなく障害者でも簡単に操れるという点が、最大のポイントとして評価でき、これから益々世界中で注目されていくこと間違いなしといった感じだ。これからの日本の高齢化社会に是非役立てて欲しいと思う。
この機会に是非、近未来の乗り物を体験してみて欲しい。
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