ランドローバーは、英国赤十字社とその世界中の支部に60台の車両を寄贈した。
バッキンガム宮殿にて催された園遊会で、車両は英国赤十字社の総裁であるプリンス・オブ・ウェールズへと公式に手渡された。
寄贈した車両の半分は、竜巻や洪水、地震などの自然災害の被災地を含め、危機に瀕した世界中の地域で救援物資の運搬や緊急時の移動などに使われる。ランドローバー車はシエラレオネやレソト、モンゴルなどといった厳しい地形を持つ地域にも贈られ、その特性を活かして赤十字の活動をサポートする。他の車両は英国内の各地に配備され、洪水や、山地・林野での緊急事態の対応、公式行事などに使われる。これらのランドローバー車の一部には特別な架装が施され、ストレッチャーや医療機器といった、救急車両用の装備を備えることになる。
ランドローバーが開催する世界規模のアドベンチャーイベントであるG4チャレンジも、国際赤十字・赤新月社連盟の活動を支持しており、ランドローバーは今回の車両寄贈に加え、今後開催予定の2つのレースでも100万ポンドを越える資金を集める予定となっている。
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