2008/3/17 18:08
【Super GT】本山哲/B.トレルイエが日産GT-Rデビュー戦を勝利
スーパーGT選手権シリーズ第1戦(2008年 Super GT [GT500] 第1戦)が、3月15日-3月16日の日程で、鈴鹿サーキットにて行なわれた。決勝日の16日は、32,000人の観衆を集めて行われた。GT500では、今回デビューした日産 GT-Rが予選から他を圧倒、決勝においてもGT-Rの優位は変わらず、NISMOチームの2台がGT-Rのデビュー戦で1-2フィニッシュを果たした。
■GT500 ポール・ポジションからスタートしたM・クルム/柳田真孝組(MOTUL AUTECH GT-R)と2番手スタートの本山哲/B・トレルイエ組(XANAVI NISMO GT-R)がそのままの順位で序盤から3番手以降を引き離し、NISMOのGT-R2台による一騎打ちの様相となった。23周目にトレルイエ(XANAVI NISMO GT-R)がピットイン、翌24周目にクルム(MOTUL AUTECH GT-R)がピットインしそれぞれドライバーを本山、柳田に交代。その直後のヘアピンで本山(XANAVI NISMO GT-R)が柳田(MOTUL AUTECH GT-R)を捉えトップ浮上。その後、本山は堂々の走りで後ろに迫る柳田を押さえトップチェッカー。GT-Rはデビューレースで1-2フィニッシュを達成した。3位は脇阪寿一/A・ロッテラー組(PETRONAS TOM'S SC430)。
■GT300 高橋一穂/加藤寛規組(プリヴェKENZOアセット・紫電)と井入宏之/折目遼組(ORC雨宮SGC-7)の一騎打ちに。33周目、トップの高橋(プリヴェKENZOアセット・紫電)に折目(ORC雨宮SGC-7)が追いつくと、そのまま数周にわたりテール・トゥ・ノーズの戦いが続いた。そして39周目、ついにシケインで折目が高橋をパス。そのまま差を広げトップチェッカー。高橋/加藤組(プリヴェKENZOアセット・紫電)は2位を守りきりゴール。3位には青木孝行/藤井誠暢組(ダイシン ADVAN Z)との激しい争いを制した谷口信輝/山路慎一組(ユンケルパワータイサンポルシェ)が入った。