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業界ニュース・自動車ニュース 2008/3/10 17:38

サーブ、世界限定生産モデル「Saab Turbo X」を発表

 GMは、ターボモデル販売30周年を記念する世界限定生産モデル「Saab Turbo X」を発表した。6月7日より発売を開始する。

 サーブは、1977年のフランクフルト モーターショーで、自動車業界初となる一般量産乗用車にターボエンジンを搭載したモデルを発表、世界を驚かせた。その後、他の自動車メーカーはサーブに追随する形でターボモデルを発表し、サーブはターボエンジン搭載モデルのトレンドセッターとなった。販売開始30周年の節目となった昨年のフランクフルトモーターショーで「SaabTurbo X」を発表、今年、世界で2000台の限定生産モデルとして登場した。日本へは30台(Sport Sedan 20台、Sport Estate10台)が導入される。

 「Saab Turbo X」に搭載される2.8リッターV6ターボエンジンは、最高出力206kW(280ps)、最大トルク400Nm(40.8kg-m)の高出力、大トルクを誇り、歴代サーブ車の中でも最高レベルのパフォーマンスを実現している。

 サーブのXWD(クロスホイール ドライブ)システムは最先端の四輪駆動技術で、走行状態(発進加速時、直進時、コーナリング時、片輪が水溜りに入った時など)に応じ、前後の駆動力のみならず後輪左右への駆動力もコントロールし、最高の駆動力バランスと安全かつ快適なパフォーマンスを実現。また、リアデフにはe-LSD(電子制御リミテッド スリップ デフ)が装備され、ハードなコーナリング時でも軽快で安定したコーナリングをサポートする。

 また、19インチアルミホイール、専用にチューニングされたスポーツサスペンション(リアには車高調整ショックアブソーバーを装備)、専用大径フロントブレーキ(345mm:ベンチレーテッドディスク)に加え、個性的なエアロキットが新たに与えられたことで空力性能も高められた。

 「Saab Turbo X」は、エクステリアデザインからもドライバー指向のパフォーマンスが伝わってくる。シックな雰囲気を醸し出すジェットブラックを限定車専用カラーとし、フロントグリルやアルミホイール、テールパイプにはチタニウム カラーの仕上げが施されている。 またキセノンコーナーリングヘッドランプ、チルトアップ機構付電動ガラスサンルーフも標準装備している。

 インテリアはブラックで統一。プレミアム ナチュラルレザー(セミアニリン レザー)スポーツシート、ドア/グローブボックス/シフト部のカーボンパネル、ワンセグ対応HDDナビゲーションシステム/BOSEスピーカー等を装備し、豪華さと精悍さを両立した。

 「Saab Turbo X」を購入されたお客様には、専用キー・リングやプラークが入った特別記念品がもれなく手渡される。


■全国希望小売価格(税込車両本体価格)
Saab Turbo X Sport Sedan 6,700,000円
Saab Turbo X Sport Estate 6,900,000円



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