2008/2/27 20:09
日産と三菱、軽自動車のOEM供給拡大について基本合意
日産と三菱はこのほど、軽自動車のOEMビジネスについて、両社の事業協力関係を拡大することで基本合意した。
両社は日本において既にOEM契約を締結しており、現在、三菱製軽乗用車および軽商用車の日産へのOEM供給を行なっている。また、2008年秋からは日産製小型商用車を三菱にOEM供給することも2007年4月に発表している。
本合意には新たに以下の2項目に関する事業協力が追加される。
1. 国内でのOEM供給事業の追加
三菱は2008年秋より、日産に、軽乗用車(『パジェロミニ』)を新たにOEM供給する。
2. 小型商用車の協業
両社は日本、および海外市場向けの小型商用車(LCV: Light Commercial Vehicle)の開発・生産およびOEM供給に関する協業の可能性を検討する。
日産はOEMの相互供給で成功を収めている。これらのOEMビジネスは、多くの自動車メーカーとグローバル市場において行われており、供給側、受給側双方にとってWin-Winの結果を生み出している。
三菱は、複数メーカーとのOEMビジネスによって、相互に生産性の向上と経営資源の有効活用を図っており、今後もWin-Winとなる事業提携戦略を積極的に推進する。