MOTAトップ ニュース/記事 特集 東京モーターショー2013 日産「e-NV200」を東京モーターショー2013に出展~リーフに続き二台目のEV(電気自動車)登場~

モーターショー 2013/11/8 11:06

日産「e-NV200」を東京モーターショー2013に出展~リーフに続き二台目のEV(電気自動車)登場~

日産「e-NV200」を東京モーターショー2013に出展~リーフに続き二台目のEV(電気自動車)登場~

日産自動車は、商用車市場モデルのEV(電気自動車)「e-NV200」のコンセプトモデルを2013年東京モーターショーに出展することを発表した。

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概要

「e-NV200」は、「リーフ」に続き日産がグローバルに販売する2車種目のEVで、商用車市場に大きな革新をもたらすモデル。2014年度中に日本で発売予定。

「e-NV200」は、世界の40ヶ国以上で販売している多目的商用バン「NV200」をベース車に、EVのパワートレインを組み合わせ、「NV200」の室内の広さや多用途性と、「リーフ」同様の走行時のCO2排出量ゼロ、卓越した加速性と静粛性を兼ね備えている。

また、先進的なテレマティクスシステムや荷室内における電源供給機能など、さまざまなシーンにおけるビジネスの可能性を広げている。

日産の村上秀人氏(LCV事業本部担当)は、こう語った「ゼロ・エミッション車は、私たちが暮らす都市や町の環境にとってますます重要な役割を果たしています。『e-NV200』は、都市生活の質を向上させるだけでなく、その優れたランニングコストが、企業にとっての大きな魅力となるでしょう。同車が、お客さまのビジネスのみならず、持続可能な社会づくりにも新たな可能性をもたらすことと、確信しています。ぜひご期待ください。」

日産のEVアイデンティティを表現したデザイン

エクステリアデザインは「NV200」のデザインに、「リーフ」に表現されている日産EVのアイデンティティを加味したものになっている。フード中央に「リーフ」に通じる特徴的な形状の充電ポートを持ち、V字型のフード処理と合わせて日産EVデザインの方向性を表現。ヘッドランプとリアコンビランプも「e-NV200」専用のモダンなデザインである。

インテリアも「リーフ」に通じる明るいシートクロスを採用、タブレット端末のようなフラットなセンターパネル、ブルー照明デジタルメーターにより、日産EVデザインを表現している。

EVの優位性

「e-NV200」は「リーフ」と同じEVコンポーネントを搭載。静かでパワフルなEVの動力を供給するのは、48個の薄型でコンパクトなバッテリーモジュールで構成しているリチウムイオンバッテリーと、80kWの三相交流同期モーター。三相交流同期モーターは発進時から一気に100%のトルクを発生させることが可能なため、優れた加速とスムーズかつ静粛で快適なドライビングが可能となり、ドライバーの疲労を大きく低減。合わせて、多くのビジネスユーザーが最も重視する点のひとつであるランニングコストについては、同クラスの商用車をリードし、現行のガソリン車と比較して、優れたレベルを実現している。

先進技術の採用による機能的な広い室内空間

「e-NV200」は多目的商用バン「NV200」をべースにすることで車両サイズはコンパクトでありながら広い室内空間を確保。低くフラットな床と高い荷室高は、クラストップレベルの高い積載能力だけでなく、荷室内での作業のしやすさにも貢献している。さまざまな先進技術を採用することで、使い勝手をさらに向上させた。荷室には電源供給機能を装備。これにより、屋外での飲食の提供やイベント実施など、いつでも、どこでも、様々なものに給電することができ、ビジネスの可能性をさらに広げることができる。

さらに「e-NV200」は、ビジネス利用における車両の経済性、安全性向上を目指した新しいITサービスも提供。サービスを利用する企業に対して、保有車両のメンテナンス情報等を提供することで、利用企業はランニングコストの低減やドライバーの安全運転意識の向上を実現し、安全性や経済性に優れた運行管理が可能となる。

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