軽トラの荷台カスタム! 可能性が無限大に広がるトラレールにスタイリッシュな「エアロバー」が新登場/但東自動車 J-tanto【Vol.7】

軽トラユーザーから熱い視線を集める「トラレール」

“創造する楽しみ! 組み立てる歓び!”をコンセプトに、軽トラの荷台に無限大の可能性を広げてくれる但東自動車(J-tanto)の「トラレール」。荷台のアオリに挟み込むだけで装着できる荷台専用キャリアとして、軽トラユーザーから熱い視線を集めています。

そんな大人気のトラレールに、スタイリッシュな「エアロバー」が新たに登場! 実用性だけでなくオシャレにもこだわりたい軽トラユーザーに向け、仕事から遊びまでをフルカバーするバージョンとしてラインアップに加わりました。

当記事ではトラレールに加えて、エアロバーの特徴や使用例、さらに派生アイテムの「荷台セパレーター」をご紹介します。

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目指したのは「手軽に脱着できて、なおかつ軽量な軽トラ専用のキャリア」

但東自動車

但東自動車は刺激的なスタイルに仕立てるエアロパーツや、アゲ系をメインにしたサスペンションキット、走りを劇的に進化させるターボキットなど、さまざまなカスタムパーツを手掛けるブランド「J-tanto」を運営するプロショップです。

そんな但東自動車が、なぜトラレールを開発したのか? その理由を代表の岩出公直さんにうかがいました。

「荷台に長尺物の載せるために取り付けたキャリアは、一度取り付けたら付けっぱなしが普通です。となると、積載物によっては邪魔になることがあります。加えて、スチール製キャリアは重く、風の抵抗も受けることで走りや燃費にもマイナスになる。そこで積載物に応じて手軽に脱着でき、なおかつ軽量なキャリアをテーマに開発したのがトラレールなんです」

取り付けは“アオリを立ち上げるだけ”という簡単さ

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トラレールの最大の特徴は、アオリを立ち上げるだけでキャリアがガッチリと固定できるところ。土台となるプレートをアオリに挟み込むだけで固定でき、荷台に穴開けする必要もありません。

取り外すときもアオリを下ろすだけなので、状況に応じて素早く脱着が可能。しかも、素材は軽量なアルミを採用しており、スチール製に比べると格段に軽くなっています。

スタイリッシュな流線形状の「エアロバー」が新登場!

これまでトラレールのフレームは「30mm角」と「40mm角」の2種類でしたが、新たに流線形状をした「エアロバー」が加わりました。

エアロバーを開発した理由について、岩出さんにうかがいました。

「カラーバリエーションが増えてスタイリッシュになったハイゼットジャンボの登場により、アウトドアやサーフィン、SUP(サップ)といったマリンスポーツで遊びの相棒として軽トラを使用するユーザーが急増しています。

そこで、トラレールもオシャレにできないか?と考えました。イメージしたのが、トヨタ・ハイラックスや、米国トヨタのタコマ&タンドラといったピックアップトラックの荷台に取り付ける“トラックラック”。軽トラと違い、これらのクルマは両サイドのアオリが開かないため、アオリを金具で挟み込んでバーを取り付けます。そこで使われているバーが流線形状だったんです」

流線形状の利点は「オシャレなビジュアル」と「風切り音の軽減」

既存のトラレールは、30mm角と40mm角の四角いアルミフレームを採用しています。それに対し、エアロバーは幅100mm、厚み30mmの流線形状を採用し、ビジュアル面の向上と風切り音を軽減させることに成功。

天地には幅50mmのフラット面があり、バイクキャリアやサーフボードなどを安定して載せられます。バーの高さも荷台から350mmのため、バイクや自転車の積み降ろしも比較的に安易。キャリア下のスペースには荷物も収納できます。

さらに、市販の丸カンボルトやアイボルトが取り付けられる溝を天地に配置。キャリアに載せる荷物の固定はもちろん、追加でアイテムを取り付ける際にも活用できます。

トラレールの土台にはゴムカバーを採用し、荷台やアオリに傷が付くのを防止。厚さも8mmで設計され、丈夫さと安定感をプラスしています。

トラレールの取り付け方を実践!

実際にトラレールをハイゼットトラック ジャンボに取り付けていただきました。その様子を4ステップに分けてご紹介します。

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ステップ1、まず荷台のアオリをすべて開きます。土台となるプレートを荷台の両側いっぱいにくるように配置(アオリの開閉部を除いた平らな場所ならどこでもOK)。トラレールに載せる物の長さに合わせて場所を決めるのがポイントです。

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ステップ2、土台となるプレートを挟み込むようにしてアオリを立ち上げます。シッカリと固定できたら、ゲートレバーをロックします。

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ステップ3、同様にもう片方のアオリと後方のアオリを立ち上げてゲートレバーをロックします。

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ステップ4、最後にトラレールのぐらつきがないかをチェックして、問題がなければ完成です。

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トラレールの取り付けは“土台となるプレートをアオリで挟み込むだけ”というシンプルな方法でした。そのうえでシッカリと固定でき、取り外すときもアオリを降ろすだけで固定解除が可能。不要なときは取り外して走行したり、積載物に合わせて幅を調整したりなど、ボルト固定に比べて高い利便性を誇ります。

豊富なトラレールのラインアップ群。用途や荷物に合わせて選択するのが胆!

ここでトラレールのラインナップを整理しておきましょう。ラインアップは以下の通りです。

■高さ350mm:30mm角

■高さ600mm:40mm角

■高さ600mm(2段タイプ):30mm角

■高さ1100mm:40mm角

■高さ1200mm:40mm角

■高さ350mm:エアロバー

■高さ830mm:エアロバー

※40mm角とエアロバーの組み合わせも可能

ベースとなるラインアップ以外にも、プラス料金で高さのオーダーも可能です。詳しくは、但東自動車にお問い合わせしてみてください。

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人気ブランドのキャリアも装着できる

トラレールの横バーにはYAKIMA(ヤキマ)やTHULE(スーリー)といった人気キャリアメーカー製品の取り付けもOKです。

キャリア自体で固定しつつ、トラレールに設けられた溝を使うことで、より安全に荷物を運搬できます。

さまざまな場面で活躍するトラレール

トラレール/但東自動車トラレール/但東自動車

マリンスポーツ好きで知られる岩出さんが今熱中しているのが、新しいマリンスポーツとして注目を集めるウイングフォイル。ウイングフォイルとは、ハイドロフォイル(水中翼)をボードにセットして水面と空中の疾走が楽しめるというもの。

「組み立てるのに5分ほどかかるんです。いい風を感じたらすぐに乗り出したいじゃないですか(笑)。トラレールがあれば、組み立てた状態で積み込めますよ」

荷台の仕切りとして使える「荷台セパレーター」もオススメ

トラレールと同様の取り付け方法で人気を集めているのが「荷台セパレーター」。荷台に置いた物を動かないように固定するためのもので、たとえば灯油などの運搬で活躍してくれます。

さらに、荷台セパレーターのすべての面にはトラレールと同じく溝が掘られており、キャリアなどの搭載も可能。ただの仕切り用途だけでなく、アイデア次第で活用の幅がグーンと広がります。

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荷台セパレーターは積載物に合わせて「横型」と「縦型」から選べます。カラーはブラックとシルバーの2種類をラインアップ!

トラレールだけじゃない! 軽トラがもっと便利になる但東自動車のカスタムメニュー

仕事から遊びまで大活躍間違いなしのトラレール。穴開け加工不要で取り付けできるのもユーザーにとって嬉しいところです。

但東自動車ではトラレールのほか、エアロやリフトアップキット、ターボキットなど、軽トラを楽しくするメニューが目白押し。ぜひオフィシャルサイトもチェックしてみてください。

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筆者   岡本 晃
元自動車雑誌編集者/編集長。現在は「オフィス・アヘッド」という屋号で、ライター/編集者として活躍している。自動車雑誌、カスタム系雑誌への寄稿が多く、関西エリアを拠点に活動中。ジャンルを問わず、面白いモノ・コトを掘り起こして執筆することに力を注いでいる。
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Brand Info - J-tanto

但東自動車株式会社は、1973年自動車整備業としてその歴史をスタート。車両の下回りの防錆処理サービスやトラックの荷台のコーティングサービスなどを手掛け、2012年より軽トラックのカスタムを開始。ファッション性だけでなく、機能性も併せ持つカスタムを提供している。

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