ハイゼット・カーゴとハイゼット・デッキバンをアゲ系カスタムで楽しむコンプリートカー|J-TANTO サムライシリーズ【Vol.2】

ハイゼット・カーゴとハイゼット・デッキバンをベースにした新サムライシリーズが登場

軽トラックをリフトアップ&カスタムした「サムライピックアップ」シリーズで人気好調な但東自動車のJ-tantoブランド。実はこの「サムライ」には、最近新たに兄弟シリーズが追加されたのをご存知だろうか。「サムライカーゴ」と「サムライピックWキャブ」シリーズがソレだ。

サムライピックアップは、仕事や趣味に特化して使うのには最適なシリーズなのだが、やはりベース車両が軽トラックということもあり乗車定員は2名限定。そのトガった楽しみ方は最高に魅力だが、いかんせんセカンドカー、サードカー的な位置付けになってしまう部分も否めない。

かといって、このサムライピックアップをファミリーカーにするのはちょっと無理がある…ということで新たに開発されたのが、今回紹介する「サムライカーゴ」と「サムライピックWキャブ」シリーズなのだ。実は軽1BOX商用車「ハイゼット・カーゴ」には兄弟車となる軽1BOX乗用車の「アトレー・ワゴン」が、そしてハイゼット・カーゴのオープンデッキ特装車「デッキバン」も同じ兄弟としてラインアップしている。そのベース車両の魅力を最大限に引き出したのが今回紹介する「サムライカーゴ」と「サムライピックWキャブ」シリーズなのだ。

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ハイエースの軽自動車版ともいえるハイゼット・カーゴをカスタム!

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さて、軽箱バンで人気といえば、アフターパーツが各社から大量に出回っているスズキのエブリイがある。対するライバルとなるダイハツが展開するアトレーだが、正直こちらは、アフターパーツの世界では取扱パーツは少なめ。それだけに今回、但東自動車のJ-tantoブランドが展開するのはかなりダイハツ派にとっては嬉しい情報だろう。

マイナーチェンジを受けた現行型アトレー・ワゴンはヘッドライトがLED化され、従来型から格段にスタイリッシュに生まれ変わった。“これならカスタムしたい!”という人も増えたと思う。その兄弟車である商用ベースのハイゼット・カーゴなら車中泊はもちろん、ハイエースの軽版としても使える利便性の高さ、さらにベッドキットが備わればファミリーがメインカーとして使うのにも最高の素材になるとJ-tantoは考えたワケだ。実用的な使えるクルマとしてのコンプリートカー。ソレが「サムライカーゴ」シリーズ誕生の布石だ。

エアロやリフトアップキットを用意するハイゼット・カーゴベースのサムライカーゴ

前置きが長くなったが、早速サムライのハイゼット・カーゴを見てみよう。主な装着パーツは、フロントグリル、フロントバンパー、そして足回りのキットだ。

まずはサムライピックアップでお馴染みのハイゼット向けに用意されたハイラックス顔に変身できるエアロバンパーとフロントグリルを装着。商用車感が否めない原因は簡素なハイゼット・カーゴの顔面にもある。これを乗用仕様のアトレー顔にできれば...と考える人は意外と多い。実はダイハツがハイゼット用にメーカーオプションとして用意している純正オプションのグリルもあるにはあるのだが...。そこでJ-tantoが考えたのがダイハツのDエンブレムをレス仕様にし、両面テープで貼り付けて純正カーゴ顔風にフェイスリフトできるキットだ。

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さらにフロントバンパー。こちらは、上下の丈が10cmぐらい短くされている。というのもデモカーは純正のタイヤ外径からサイズアップ&リフトアップした足回りを装着している。足元のインパクトが格段にアップしているのだ。その車高のリフトアップに使用する足回りには4cmアップと3インチアップの2タイプを用意。ここは求めるスタイルに合わせて好きなタイプを選べばOKだろう。

装着ホイールにはワーク・エモーションZR10(5J×15インチ、+45)、装着タイヤ:グッドリッチ・ラジアルT/A(155/80-15)が装着されている。この見た目がもたらす印象度の違いはさすがサムライシリーズ。注目度もかなり高いハズ。

ただし、これをそのまま純正車高でリフトアップすると純正バンパーの下側が大口径化したタイヤと干渉してしまう。その干渉回避も考えて上下の丈を短くしているというわけだ。

コスト面でもハイゼット・カーゴベースのカスタムは魅力的!

コスト面を考えたら、アトレー・ワゴン、ではなく“カーゴ”をベースにする方が絶対におトク。軽貨物の自動車税は年間5000円程度。フル装備のクルーズターボでも、ベースとなる車両は150万円ほどで入手可能。これならバッチリカスタムしても200万円ちょっとで購入が可能になる計算だ。乗用仕様のアトレー・ワゴンとはランニングコストが大きく変わってくるのだ。

さらに、箱バンをベース車両とするメリットとして、セキュリティ性も挙げられる。仕事にも使いたい人には、大工道具や電気工具などの高価な商売道具を搭載しておくことを考えると、やはり外から簡単にアクセスされてしまう軽トラックにくらべ、軽箱バンの車内収納できるメリットは大きい。

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室内も広いし、メーター周りも豪華、スタイルも格段にグレードアップした最新のハイゼット・カーゴ。これをリフトアップベースとして、しかも車中泊ができるファミリーカーとして改造するのはかなり魅力的なのだ。

大人2人が就寝可能なベッドも備えるサムライカーゴ

さらに魅力を増すのがサムライカーゴのインテリア。PVCレザーで製作されたベッドマットを敷き詰めれば、そこには広々とした就寝スペースが広がっている。ベッドマットが4枚の時は縦に170cm強×横幅125cmのサイズに。さらにフロントシートを前いっぱいにスライドさせ20cm幅のベッドマットを追加で挟み込み6枚仕様にすれば長さ190cmの縦長ベッドサイズを確保できる。これなら大人2名が楽々就寝可能。ベッドマットには2cm厚のウレタンスポンジが内蔵され長時間過ごすにも快適な室内空間が楽しめる。

ベッドマットを積載する骨組みはクイックリリースタイプのセパレート式。そのため使用しないときは車外に外しておくことも簡単にできる。これなら普段使いの4人乗りと、車中泊をメインとした2人乗りをスムーズにチェンジさせることが可能。しかも2列目シートを片側のみとする3名乗車などのアレンジも自在。ベッドの高さも調整が可能なので、ベッド下に積む荷物の種類などと相談すれば夢はさらに広がるに違いない。

オプション設定ながらハイルーフ車専用となる室内キャリアはアシストグリップを外した後に装着ができ、ベースバーとクロスバーを駆使すれば、各種ボード類や脚立、ロッドホルダーなど、レジャーから仕事まであらゆる積載に自在に対応してくれる。

この室内キャリア、つけたり外したり、2WAY〜3WAYにと多彩に変化できる拡張性の高さが魅力だ。四角いレール本体には4面に溝が彫り込まれ、アタッチメントによっていろいろなものが装着可能だ。実は市販のカーテンレールの溝もこのサイズに合致するので家庭用に豊富に揃うカーテンなどが車内に使えるというメリットもある。

普段使いや車中泊も可能な軽トラ軽バン「サムライカーゴ&サムライピックWキャブ」

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上記の室内キャリアのように一部オプション扱いの商品もあるものの、そのほとんどがコンプリート展開されるサムライカーゴシリーズの最新モデル「ハイゼット・カーゴ」。さらに、4名乗車と汚れものを荷台に気兼ねなく積める唯一無二なそのボディ形状で人気の「ハイゼット・デッキバン」。

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今が旬なリフトアップされた軽箱バン、しかも車中泊にピッタリなベッドキットも装備され、ベースはグリルレスの商用バンなのに、このサムライカーゴが展開するコンプリートカーのルックスはワゴンに負けない高級感のあるワイルドかつ豪華な仕様。

3インチのリフトアップされたボディは、タイヤ&ホイールの大口径化も手伝って、計12cmくらいリフトアップ! 車内からの見晴らしの良さは純正ハイエース並みだ。

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これなら奥様にも引け目を感じることなくファミリーカーとして普段使いもできるリフトアップ軽箱バン。軽トラックのリフトアップでは叶えられなかった数々のデメリットを払拭する魅惑の一台として大いにオススメしたいと思う。

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Brand Info - サムライピックアップ

但東自動車株式会社は、1973年自動車整備業としてその歴史をスタート。車両の下回りの防錆処理サービスやトラックの荷台のコーティングサービスなどを手掛け、2012年より軽トラックのカスタムを開始。ファッション性だけでなく、機能性も併せ持つカスタムを提供している。

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