手軽に交換できてルックス・オフロード走破性・乗り心地を向上! ジムニーシエラの足回りをカスタムするなら30mmアップの『カントリーサスペンションキット』がオススメ/4×4エンジニアリングサービス【Vol.2】

ジムニーシエラのドレスアップ、大径タイヤ装着、オフロード走破性を高める足回りカスタム

4×4エンジニアリングサービスは、様々な4WDのチューニングを行う総合メーカー。過去には、過酷な国際ラリーに何度も参戦するなど、確かな技術とノウハウを持つ老舗だ。

数日間に渡る長距離オフロードレースのラリーには、タイムを競うテスト区間と、一般公道を使って移動を行うリエゾン区間がある。リエゾン区間では疲労軽減が必要となるため、日常利用・ストリートにも通ずる技術開発が行われている。

前回のVol.1では、スズキ ジムニーシエラ(JB74)のオンロードでの乗り心地を高めてくれるダンパー「ビッグカントリーサスペンションショックアブソーバー」をご紹介した。純正コイルスプリングを使いダンパーのみを交換することで、作業も簡単。パーツの価格もお手軽なので、はじめてカスタムをするという方にも最適なカスタムパーツだ。

今回はそのダンパーに30mmリフトアップのコイルスプリングを組み合わせたJB74専用設計の『カントリーサスペンションキット』をご紹介しよう。激しい悪路を走破するわけではないけれど、車高を上げるリフトアップによって他車との差別化を図ったり、大径タイヤを履きたい、オフロードでの走破性向上を目的とする人にオススメのサスペンションだ。

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ジムニーシエラのカスタムの幅を広げながら、お財布にも優しい30mmリフトアップ

ジムニーシエラのタイヤサイズを純正よりも大きくして、4WDらしさを高めたい、オフロードでの走破性を高めたいという人は多い。リフトアップすることでホイールやタイヤのサイズアップも可能となるため、ジムニーシエラのカスタムをする上で検討するユーザーは多いだろう。

しかし、リフトアップのために様々なパーツを交換するのは費用負担も大きいし、オンロードでの乗り心地も悪化させたくないので気が引けるという声も聞こえてくる。そんなリフトアップに二の足を踏んでいる人にも、この4×4エンジニアリングの『カントリーサスペンションキット』は最適だ。

30mmのリフトアップは、2インチ(約50.8mm)、3インチ(約76.2mm)と比べれば小さな変化かもしれない。しかしノーマルよりも大径なタイヤが履けるようになるし、ノーマルと同一サイズのタイヤを履いていたとしても印象は大きく変わってくる。

また悪路走破性の高さを示す指標であり、4WDにおける重要なスペックの3角度「アプローチアングル(フロントの対地障害角)」、「ランプブレークオーバーアングル(車体下の障害物クリアランス)」、「デパーチャアングル(リヤの対地障害角)」もそれぞれ大きくなるため、オフロードでの走破性もグンッと高まるのだ。

交換パーツはコイルスプリングとダンパーのみ。2インチ以上リフトアップさせた際に必要となるブレーキホースやフロントクロスメンバーなどの交換も不要なので、部品代や交換工賃による費用負担も大きくない。カスタムのハードルは高くなく、それでいて見た目も大きく変化させられる絶妙な車高アップ量なのだ。

各種補正アイテムが話題になるジムニーチューンだが、このサスペンションを装着していれば必要性を感じないほどだ。気になる耐久性もコイルスプリングはCHUHATSU(中央発條)、ダンパーはKYBといった一流ブランドで製作しているので間違いない。はじめてジムニーのリフトアップをするというカスタム初心者にも安心だろう。

ジムニーシエラの車高を上げながらも乗り心地を改善し、オンロードも楽しくなるダンパーを採用

そして、Vol.1でもご紹介をしたダンパー「ビッグカントリーショックアブソーバー」を備えるため、車高を上げれば犠牲になるようなオンロードでの快適性を失わず、ワインディングが楽しくなる乗り味となり、オフロードでの性能もノーマルから飛躍的に向上するのだ。

ノーマルとの性能差はSDL診断という車両装着状態で行うダンパーの性能試験結果にも現れている。グラフでは、路面粘着率と呼ばれる追従性(トラクション性能)や衝撃吸収性が高いことを示している。

これは路面状況に応じて最適な減衰力に調整してくれる「ハーモフレック機構」を搭載するためだ。

スプリングの振動を収束させる減衰力が最大となるクリック位置14段の状態と、ノーマルダンパーのSDL診断の比較を見ても、ビッグカントリーショックアブソーバーの性能の高さがよくわかる。

減衰力を高めると動きが硬くなりショックを吸収しなくなるダンパーは多いが、こちらのダンパーは路面状況を把握しやすいカッチリとした乗り味となりつつも、路面をトレースするサスペンションとしての性能はキープするという優れものなのだ。

>>ジムニーシエラ(JB74)用ダンパー「ビッグカントリーショックアブソーバー」の詳細はこちら

手軽に交換できてジムニー遊びの幅を広げたいなら、30mmアップの『カントリーサスペンションキット』

スズキ ジムニーシエラ(JB74)/4×4エンジニアリングサービス

ご紹介した『カントリーサスペンションキット』はパーツ交換の点数はダンパーとコイルスプリングのみで気軽でありながら、大径タイヤを履けるようなったり、キャンプ場内の砂利道や林道といったオフロードでも安心して走れるようになる。

このサスペンションキットならば、クロカン用のコースなどに行ったときでも楽しめるだろう。そして、その行き帰りのオンロードも含めて、ジムニーシエラに乗るのがきっと楽しくなるはずだ。

4×4エンジニアリングサービスでは、サスペンションキットだけではなく、ワイルドなデザインのホイール「Air/G Rocks」をはじめとしたジムニーシエラにマッチする魅力的なカスタムパーツを多数ラインナップ。オフィシャルサイトも要チェックだ!

>>ジムニーシエラ(JB74)用のパーツラインナップはこちら

筆者   那須 一博
ジムニーや四駆の雑誌で20年以上にわたりライターとして執筆し、カメラマン・ドライバーも務める。かつてはジムニー用オリジナルパーツの製作、販売をおこなうジムニー専門店を運営。四輪駆動車によるエクストリームスポーツ「ロッククローリング」などの大会へ参加、コンペティターとしても実績を持つ生粋の四駆好き。
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