JAOSが開発中の『新型ランドクルーザー300』用カスタマイズパーツを先行紹介!/JAOS(ジャオス)【Vol.7】

東京オートサロンでお披露目予定の新型ランクル300カスタムにフォーカス

トヨタ ランドクルーザー 300系/JAOS(ジャオス)トヨタ ランドクルーザー 300系/JAOS(ジャオス)

4WD&SUVカスタマイズパーツ専業メーカーの『JAOS(ジャオス)』が300系ランドクルーザー(以下、新型ランクル300)用アイテムの開発に着手。東京オートサロン2022でお披露目を予定しており、その後リリースされる見込みだ。

となれば、新型ランクル300のオーナーや同車の購入を検討している方で、カスタマイズを検討している人はその動向が気になるハズ。少しでも詳しい情報を入手したいと思うことだろう。

そこで先行紹介をMOTAにて実施。ジャオスの新型ランクル300用カスタマイズパーツに関する最新情報をお届けしていこう。

※商品名は仮称であり、リリース時期や内容についても変更になる場合があります

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乗り心地をそのままにリフトアップ/ローダウンできるコイルスプリング

新型ランクル300用として様々なパーツが開発されているジャオスの中でも、まず最初に試作品としてカタチとなっているのは、『BATTLEZ(バトルズ)』ブランドの『リフトアップコイルTi-W』と『ローダウンコイルTi-W』の足回りパーツだ。

リフトアップコイルTi-Wの上げ幅は約40mm(開発過程において変更となる場合あり)。チタン配合材ならではの「柔らかいけどコシがある」特性を活かし、高い走行安定性と快適な乗り心地を両立させたリフトアップコイルの完成を目指しているという。

ローダウンコイルTi-Wの下げ幅も約40mm(開発過程において変更となる場合あり)。チタン配合材の持ち味を活かした快適な乗り心地とスタイリッシュなローフォルムの実現をコンセプトとしている。

バトルズのTi-Wと銘打たれたコイルに共通していえることだが、いずれも長く安心して使える『ヘタリ保証』が付帯されている。現在は第1段目の試作コイルを装着し、設計値と実車に装着した状態での差異を確認している状態とのこと。これから走り込みを重ね、目標としているパフォーマンス達成に向けてチューニングを進めていくそうだ。

アウトドア&ワイルドなイメージを演出する『バンパーガード』『フェンダーガーニッシュ』

新型ランクル300用のボディパーツは、まずZX専用の『バンパーガード』と『フェンダーガーニッシュ』のリリースを予定している。

ジャオスで新型車両用のパーツ開発を行う際、全体イメージの核とするために最初にデザイン検討されるのがフロントの外装パーツだという。そんな重要パーツとして新型ランクル300用に開発されているのがバンパーガードだ。

ステンレスチューブを使用したメタルプロテクションほどはワイルドでなく、かといってスポーティなエアロスポイラーとは全く異なる“アウトドアスタイル”というイメージでデザインされている。このバンパーガードは、熟練モデラーによる手技とデジタル造形のハイブリッドで製作されている。

フェンダーガーニッシュには、塗装を前提としたABS樹脂の未塗装品と、紫外線劣化に耐える耐候性により素地のまま装着できるAES樹脂の製品がラインナップされる予定。

特にジャオス初となる新素材のAES樹脂の製品は、表面に施されたザラザラとしたシボとカーボン状の模様によって独特の質感をもつという。東京オートサロンの展示車両に装着されるとのことなので、ぜひご自身で確かめてみて欲しい。

新型ランクル300に設定されたフェンダーガーニッシュは、ダミーボルトを配された『type-X』。ワイド幅が片側9mm以内という薄型設計ながら、造形の妙によりサイズ以上の存在感を発揮する。

ジャオスオリジナルホイール『トライブクロス』に新型ランクル300専用の20×9.0J+55を追加設定

ボディパーツを装着せず、ノーマル車高のままにすることを決めているとしても、ぜひ注目してほしいのがジャオスのオリジナルホイールだ。

大手自動車メーカーの純正ホイールとしても数多く採用されており、その信頼の高いホイールを製造するエンケイ(ENKEI)とタッグを組んで開発した『TRIBE CROSS(トライブクロス)』に、新型ランクル300専用サイズとなる20×9.0J+55を追加設定。

純正ホイールはややフェンダーの内側に入り込んでいるが、新型ランクル300向けの『トライブクロス20インチ』を合わせれば、程よいツライチが実現するという。

ボディパーツを装着しない場合もおすすめと前述したが、フェンダーガーニッシュも組み合わせれば、他車との差別化も図れ、より魅力度の増した新型ランクル300に仕上がること間違いなしだ。

積載力をアップさせルーフレールにジャストフィットする『フラットラック』

最後に紹介するのは、荷物や車内に収納できない長物などを運ぶ際に重宝するルーフラック『フラットラック』だ。フラットゆえに長物も載せやすく、全高も抑えられ、風の影響も受けにくい。さらに、用意されている様々なオプションの追加によって自分好みに拡張させられるのも特徴だ。

そんなジャオスのフラットラックで新型ランクル300に用意されるのは、ルーフレール装備車専用タイプ。専用ならではのジャストフィッティングで、低い取付高を実現している(上記画像は試作品。実際の商品とは異なる)。

オートサロン展示車両には、『ウォールバー』や『アイボルト』、そして『ランプブラケット』など様々なオプションが装着されている。更に、本邦初披露となる『ウインドディフレクター(風よけ)』も装着されているというから見逃せない。

次回のジャオス企画のVol.8では、このフラットラックについて更に詳しく紹介する予定なので、ぜひ次号も楽しみにしていて欲しい。

新型ランクル300用アイテムを続々リリース

ジャオスでは新型ランクル300用のグリルリアスパッツバトルズのマフラーなどを展開する予定。

さらにGRスポーツ用のフェンダーガーニッシュの開発も進めているという。2022年中にそれらが出揃ってくる見込みなので、新型ランクル300のカスタマイズを検討している方は今後もジャオスの新着情報にご注目を!

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筆者   井口 豪
1975年4月29日生まれ。血筋は九州だが、出身は埼玉県。タウン誌編集部や自動車雑誌編集部勤務を経て、2004年にフリーライターに転身。多彩な趣味を持つウンチク好きの性分を生かし、自動車関連、ファッション、スポーツ、ライフスタイル、医療、環境アセスメント、各界インタビューなど、幅広い分野で執筆活動を展開する。2022年には令和3年度行政書士試験に合格し、東京都行政書士会に登録。「行政書士いのくち法務事務所」で行政書士業務もこなすマルチ法務ライター。
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JAOS(ジャオス)とは?

1985年に設立された4WD&SUVカスタマイズパーツの専業メーカー。海外4WD用パーツの輸入販売からスタートし、現在はオリジナル製品の企画・製造・販売に加え、ディーラーとのコラボレーション企画や自動車メーカーへのOEM供給なども行う。フロントバンパーガード、スキッドバー、スキッドプレート、ラダーなど、数多くのロングセラー商品をラインナップする。また、リフトアップセットをはじめとする機能パーツは「BATTLEZ(バトルズ)」ブランドで展開している。

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