対面ラウンジやフルフラットなど自由自在の10人乗り！ 超お買い得なハイエース ワゴンGL『IF-WB8』／IFUU【Vol.7】
大家族にもオススメしたい、ハイエース・ワゴンGLベースの『IF-WB8』
大人気のトヨタ ハイエースや日産 NV350キャラバンを「自分のライフスタイルにピッタリな1台に作り上げてくれる」と、全国から施工依頼がひっきりなしに届く大阪の『IFUU（イフー）』。車内で快適に過ごせる家具の装着やシートレイアウトのほか、トランポ（バイクを積む車両）として機能的に使用できる荷室レイアウトなど、その依頼内容はバラエティに富んでいる。
そんなIFUUの魅力は、社内の職人による丁寧な作業と、その販売価格の安さ。特筆すべきは自社で「仕入れ・販売・施工」のすべてを一貫して行える点で、これは全国でも数少ない存在。中間マージンがカットされるため、我々エンドユーザーの手元に届くプライスがかなり魅力的なのだ。
今回は、そんなIFUUが製作した大家族にもぴったりの魅力的な車両をご紹介したい。それが、ハイエース・ワゴンGLをベースにした『IF-WB8』だ。
アルヴェルが手狭な方にぴったり、10人乗りで荷物やベビーカーも載せられる
実はこの『IF-WB8』、ミニバンからの乗り換えユーザーが非常に多いのが特徴となっている。
乗り換え元はトヨタ アルファードやヴェルファイア、ノアやヴォクシー、エスティマなど多人数乗りが可能なものばかりだが、4〜5人のファミリー、さらにそこにお爺ちゃんやお婆ちゃんも含めた7〜8人乗車ともなると、やはりやや物足りなくなる。さらに荷物でも載せようものなら非常に手狭に感じるため、もう一回り余裕のあるものを…とたどりつくのがこのモデルというわけだ。
この『IF-WB8』は前述のアルヴェルとほぼ同じボディ寸法でありながら、多人数がしっかり乗車できる上に荷物もベビーカーも載せられる。
純正での乗車定員は、前方から2＋2＋2＋4名の計10名というこのワゴンGL、アレンジ内容は見どころ満載だが、そのオススメポイントを大きく5つに分けて紹介していこう。
見どころその1：純正シートを活かした低コスト仕上げの室内空間！
まず最初に挙げたいのは、純正シートを活かしたお見事かつ低コストの室内レイアウトだ。
実はIFUUの車内カスタムでは変形可能なREVOシートを多く採用しているのだが、これだとコスト面で少々価格が上がってしまう。今回はそのREVOシートを敢えて使用せず、純正シートをうまく使うことでコストを安く抑えている。
具体的には、ワゴンGLの純正シートの1・2・4列目はそのまま使用し、3列目だけを外して、オリジナルの後ろ向きシートに変更した。
これにより広々とした車内空間を活かしたまま対面ラウンジ展開が可能になり、車内移動も楽々できるのだという。シートベルトがしっかり装着されているため、後ろ向きに2名がちゃんと座ることができるのも嬉しい。
見どころその2：日常使いからアウトドアまで大活躍するシートアレンジ！
続いて、様々なシチュエーションで活躍するシートアレンジの詳細をご紹介しよう。
2＋2＋2（後ろ向き）＋4名のシートレイアウトは前述の通りだが、アレンジのバリエーションとしてフルフラットも可能となっている。
さらに右半分だけベッド展開にし、逆サイドは跳ね上げて自転車などの長尺物を載せる、なんてことも簡単。その際は3mものロングスペースが確保できる。
もちろん、純正の4列目シートを左右に跳ね上げ、ベッドマットの1枚は3列目シートの背もたれに使用し、もう1枚は左サイドの家具の上に収納すれば広々としたラゲッジが確保できるのも魅力だ。
見どころその3：充実装備なのにビックリプライス、まさかの新車販売価格＋10万円！？
さて、先ほど低コストである点には触れたが、ここで職人が一つひとつ手作りで製作するIFUU『IF-WB8』の気になるお値段を発表したい。
後ろ向きのオリジナル3列目シート、お菓子やジュースをこぼしても手入れが簡単なフローリングの床、カップホルダーやUSBも装備される家具が全て標準で装備されて、なんと価格はトヨタの新車販売価格＋10万円というスペシャルプライス、税込329万円～となっている。さらにオプションでは対面用テーブルやシートカバーなども装着可能だ。
また驚くのはこの価格だけではない。新車ベースが予算的に難しければ、中古車ベースでこのIF-WB8を組み込んだ“リノベーションカスタム”というプランが用意されている。実はこちらもかなり人気のようだ。
さらに、すでにハイエースに乗っていて車両を持ち込みでカスタムしたいというオーナーには、60万円の予算で上記のカスタムも施工可能。
ただ、新車ベース＋10万円という価格を知ってしまうと、持ち込みでなくIFUUで新車か中古車ベースに施工してもらうのが一番おトクだと思う。それもこれも社内で一貫して仕入れや製作をしているからだ。
見どころその4：オーダーメイドシステムで、下駄箱や間接照明も思いのまま！
パッケージ内容以外にもこだわりたい方は、自由自在なオーダーメイドシステムでパーフェクトな1台を追求することも可能だ。
元々あらゆるカスタムを得意とするIFUUだけに、こだわりのオーダーはなんでもOK。今回の『IF-WB8』なら、“助手席の後ろ側に下駄箱を作る”、“間接照明を入れる”、“天井にダウンライトを入れる”なんてこともオプション扱いにはなるが施工可能だ。
見どころその5：エアロやローダウンなど外装もこだわった“コンプリートパック”も！
さて、これまでは内装のみの話をしてきたが、『IF-WB8』には外装も含めたトータルでカッコいいプラン『コンプリートパック』も用意されている。
これは、エアロ、ホイール、ローダウンといった主要パーツを中心にカスタムするプランで、その中身は
・エアロ（フロントリップ）
・ローダウン（1.5〜2インチを選択可能）
・17インチアルミホイール
・LEDテールランプ（415コブラ製：ウインカーが流れるシーケンシャルタイプ）
・全席シートカバー（バケットタイプ）
・カロッツェリア製7インチナビゲーション（なんとミラーリングもOKなのでスマホと接続すればYouTubeなども見られる！）
さらにウッドパネルやステアリングなど、もはやほかに装着する必要ある？というくらい充実した盛り沢山の内容だ。
そして驚くことに、これで価格はなんと379万円。通常のIF-WB8の329万円からは50万円アップとなるが、このカスタム内容はかなりのバリュープライス！
ハイエースは元々外装でのカスタムも人気のオーダーだが、これらをイチから足していくとなるとなかなかの高額になる。全てコミコミできっちり50万円におさまっているのはかなりおトクと言えよう。
※価格はすべて税込
価格面も施工技術も納得、床張りの際にビス打ちをしないIFUUブランド
『IF-WB8』の見どころ5つをお伝えしてきたが、いかがだっただろうか。
驚きのあまりつい価格面を強調してしまったが、IFUUといえば床張りの際にビス打ちをしないという社内ルールを徹底しているブランド。
メンテナンス時はもちろん、山や海に行った後の足回りの汚れからくるサビや、冬の塩化カルシウムなどのサビ防止のための細かい配慮まで行き届いている。価格面だけでなく、その施工技術の高さでも納得して購入してもらえると思う。
お出かけや遊びの幅が広がる！ 家族にオススメのマルチな1台
家族が増えた、アウトドアがしたい、キャンプに行きたいといった人にはもちろんのこと、車中泊をしながらどこか遠くに旅行に行きたいなんて時にも快適な多人数乗りワゴン。
子どもたちが休憩や着替え、お昼寝をする場所がないとなかなかお出かけも大変なものになるが、フルフラットの室内空間があれば場所を問わずにお出かけができる。
また大きな荷物もシッカリと積載でき、多人数乗車も難なくこなせて、日常使いから非日常のパーティラウンジ風までマルチに使えると、良いことづくめのIFUUのハイエース・ワゴンGL『IF-WB8』。まさに家族みんなが大喜びの1台としてオススメの存在なのだ！
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- 筆者 木村隆之
- 自動車カスタム誌編集長を経てフリーランスへ。多くのドレスアップカーやカスタムシーン、アフターパーツを取材し、ウェブ・雑誌媒体に寄稿。アウトドアやキャンプ好きで、自ら改造した軽バンでキャンプに出掛けることも。
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Brand Info - IFUU
トヨタ ハイエース／日産NV350キャラバンのコンプリートカー専門店。自分の用途に合わせてベストマッチした仕様を求めて数多くのユーザーが訪れている。バリエーション豊富な伊原工業製伊原シート（REVOシート）／車両用シートを専門に開発・製造を行うステルス社（埼玉県春日部市）の代理店を務める。家具やシートの取り付けを行うコンプリートカーの製造から構造変更登録まですべて自社で行っており、年間に約300台のコンプリートカー登録の実績がある。同社ならではのノウハウによってユーザーの希望を叶えたハイエース／NV350キャラバンを作り上げる。また自動車内装施工事業部としてIFUU Industryも併設しており、業者用OEM製作やオーダー施工を行っている。