ライズ・RAV4・ヤリスクロスなどに最適! 人気SUVのために生まれたスポーティ&個性的なホイール「Leowing MXR(レオウィング・エムクロス)」/トライアルファ【Vol.10】
ゴツ過ぎずシンプル過ぎないホイールデザインで上質かつ個性的なSUVに仕上げる
SUVのホイール選びはすごく難しい。ゴツ過ぎると車両のスポーティな要素が損なわれるし、シンプル過ぎると見る人に物足りなさを感じさせてしまうからだ。そこのトコロをバランスよくミックスさせたホイールがトライアルファからリリースされた。
SUVをターゲットに開発された「Leowing MXR(レオウィング・エムクロス)」は、ダイヤカットしたビードロック風のリムとコンケーブしたメッシュのディスクを採用。ワイルドなリムと高級感のあるディスクを組み合わせ、アウトドアテイストと都会的なイメージを融合させている。
しかも、価格はリーズナブルなのにクオリティは有名ブランドホイールレベル。装着すれば、上質かつ個性的なSUVに仕上げることができる。
長年のノウハウと製法により高品質でリーズナブルを実現!
レオウィング・エムクロスのデザインやディテールについて触れる前に、まずはなぜトライアルファがこんなにもコストパフォーマンスの高いホイールをリリースできるのかについて解説していこう。
トライアルファは、30年以上前から有名ブランドホイールの企画や設計に携わってきた湯浅良行代表によって2016年に設立された。湯浅代表が長年に渡り培ってきたノウハウとネットワークを駆使し、有名ブランドホイールに勝るとも劣らないクオリティの製品を世に送り出している。
その一方で、企業規模は有名ホイールメーカーよりもはるかに小さい。企画や設計以外の部門にかかるコストを抑えることができるので、リーズナブルな価格設定を実現できるのだ。
汎用性よりもデザインを最優先するためにターゲット車種を厳選
適合車種を絞り、デザイン性を損なうことなくリーズナブルな価格設定を実現している点もレオウィング・エムクロスの特筆すべきポイントだ。
ホイールの価格を抑えるためには汎用性を高める必要がある
一般的にホイールの価格を抑えるためには、汎用性を高めることが求められる。サイズごとの適合車種が多ければ、展開するサイズの数を抑えることができるからだ。
ただ、汎用性を高めるためには、ディスクの内側を広くとる必要がある。ディスクの内側のスペースが狭いと、車種ごとで異なるさまざまな形状のブレーキキャリパーに干渉してしまうためだ。だからといって、スポークの強度を犠牲にするわけにはいかない。必然的に、汎用性を高めるとデザイン面で妥協せざるを得なくなるのだ。
レオウィング・エムクロスは適合車種を厳選してデザインを優先
レオウィング・エムクロスを開発するにあたり、トライアルファは適合車種を厳選。サイズラインナップを16×6.5J +40、17×7.0J +36、18×7.5J+38に抑えながら、ファッション性の向上を最優先に設計したという。
16×6.5JのHOLE/P.C.D.は4/100と5/114.3の展開となる。4/100の16×6.5Jはライズとロッキーに特化した設定だ。5/114.3の16×6.5Jはヤリスクロスにジャストフィットする。
RAV4・ハリアー・デリカD:5にマッチ! 18インチはアルヴェルにもオススメ
17インチと18インチはミドルサイズ以上のSUVに合わせたい。例えば、17×7.0Jはエクストレイルにばっちりハマる。また、ハイトのあるタイヤを合わせてオフロード感を高めたいというエクリプスクロスや新型デリカD:5のユーザーにも17×7.0Jがオススメだ。
逆にエクリプスクロスまたは新型デリカD:5でスポーティな雰囲気を演出したいのなら、18×7.5Jをセレクトするといいだろう。
18×7.5JはRAV4やハリアーにも適合する設計だ。それらのSUVにマッチするのは言うまでもないが、人と違ったスタイルを求めるアルファード/ヴェルファイアのオーナーもこのサイズのレオウィング・エムクロスは要チェックだ。装着してみれば、ビードロック風のリムとアルファード/ヴェルファイアの相性の良さに驚くはずだ。
18インチのみ2色展開! オーナメントカラーは2色から選べる
カラーはグロスブラックを全サイズで設定。18×7.5Jのみ、グロスブラックとメタルシルバー(+1000円)の2色展開となる。
付属するセンターキャップは、シルバーとオレンジのオーナメントカラーからセレクト可能。装着車とのマッチングを考えて選ぶことができる。
格好良さだけではなく、使いやすさも考えて設計! 汚れも落としやすいリム形状
ディテールの細かいところからも、ユーザーにとって嬉しい配慮が行き届いていることが分かる。レオウィング・エムクロスの特徴のひとつでもあるリムとディスクとの段差は、ちょうど指が入る設計。
凝ったデザインのホイールはブレーキダストを落とし難いことが多いが、こちらは簡単に拭き上げられる造形としている。内側に向かって広がるスポークはすっきりと見せるためでもあるが、汚れを落としやすくするという狙いもあるのだ。
美しいデザインと高品質なホイールを実際に見て、購入を検討してみては
コンケーブ形状によってメッシュデザインがより美しく映り、新鮮で個性的に仕上がったレオウィング・エムクロス。それらのディテールは、実際に目にすると、使いやすくもあり、ファッション性にも富んでいることがよく分かる。
レオウィング・エムクロスを含め、トライアルファのホイールは全国のプロショップやタイヤ&ホイールショップ、カー用品店で購入できるので、そのクオリティの高さも是非間近で見てみて感じ取ってほしい。
- 筆者 井口 豪
- 1975年4月29日生まれ。血筋は九州だが、出身は埼玉県。タウン誌編集部や自動車雑誌編集部勤務を経て、2004年にフリーライターに転身。多彩な趣味を持つウンチク好きの性分を生かし、自動車関連、ファッション、スポーツ、ライフスタイル、医療、環境アセスメント、各界インタビューなど、幅広い分野で執筆活動を展開する。2022年には令和3年度行政書士試験に合格し、東京都行政書士会に登録。「行政書士いのくち法務事務所」で行政書士業務もこなすマルチ法務ライター。
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トライアルファとは?
トライアルファは、30年以上前から有名ブランドホイールの企画や設計に携わってきた湯浅代表によって設立されたホイールメーカー。リーズナブルな価格帯で、有名ブランドホイールに引けを取らないハイクオリティかつファッショナブルなプロダクツを提供する。現在はドレスアップ志向の「Leowing(レオウイング)」とスポーツ路線のユーザーに向けた「J-TECH(ジェイテック)」の2ホイールブランドを展開。トライアルファの製品は、高品位な有名ブランドホイールを開発・生産する工場で製造されており、高いクオリティを実現している。2016年に設立された新興メーカーだが、コンパクトカーやミニバン、SUV、オフロード車向けのホイールをラインナップするなど、幅広い車種をカバーする。
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