伝説のブランド「ロディオドライブ」が1ピースホイールで復活|スーパースター【Vol.2】

3ピースに特化していたスーパースターが1ピースホイールを手掛ける

長年3ピースホイールに特化し販売してきたブランド「スーパースター」というと、高級ホイールのイメージがあると思う。もちろんそれは正しいのだが、そんなスーパースターが“創立40周年だからこそ、普段やらないようなことをやってやろう!”というのが2020年の新しい動きとして話題になっている。

その創立40周年に関連した試みから生まれたアニバーサリーモデルには、●ネクステージNX20M、●アングリフ、●オルデンCV、そしてここに紹介するスーパースター唯一の1ピースホイール、●「ロディオドライブ7Mモノ」の4種類がラインアップしている。

これまで3ピース構造の組み付けホイールだけに特化して製造してきたスーパースターが、なんと1ピースホイールを作ったのだ。これは業界的にはかなりのニュースだ。しかもそこに付けられたプライスタグは本当に驚きのコストパフォーマンス。このクオリティのホイールがこの値段で買えるのか!? という新鮮な驚きとともに。

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四駆やハイエースなどをターゲットにしていたロディオドライブが復活

話を少し戻そう。

スーパースターには「ロディオドライブ」というブランドがかつて存在していた。

1980年代後半に登場し当時のクロカン4WDブームを牽引、ハイラックス・サーフやパジェロ、テラノなど、いわゆるラダーフレームを持つ車種をターゲットに展開されていたブランドだ。

そんなロディオドライブだが2008年のハイエース専用ホイール「ロディオドライブ・ゼクソン」を最後に新作を出していなかった。実に12年ぶりの復活なのだ。

RAV4やライズにぴったりの最新作ホイール「7M MONO(モノ)」

その最新作は「ロディオドライブ7M MONO(モノ)」という。最近のSUVブームやアゲ系ブームに応えるべく、7交点メッシュデザインのモノブロック構造=1ピースモデルとして登場したのだ。

スーパースターのSUV用ブランドでは、レオンハルト、シェブロンレーシング、ピュアスピリッツ、が存在するが、ピュアスピリッツは大型SUVがターゲット。今回ロディオドライブ7M MONOがターゲットとしたのは爆売れ中のダイハツ・ライズやトヨタRAV4。しかもスーパースターの独壇場である、当時の3ピースではなく、1ピースとしてデビューさせた。まさに今回の40周年記念のアニバーサリーのサプライズに相応しいニュースなのだ。

ホイールの設定サイズは、ライズやロッキー、イグニス、クロスビーといった車種がターゲットの「16×6.0J+42」。RAV4やエクストレイル、デリカD:5といった「17×7.0J+38」。最後にプラドやハイラックス、オーバーフェンダー装着のハイエースにも履ける「17×8.0J+20」の3種類を用意している。

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ライズ、ロッキーといえば、今や販売台数が半年で7万台越え! という超人気車だが、そのライズ、ロッキーをターゲットとしたこういったイカすデザインのアフターホイールが意外と市場には無い。このロディオドライブ7Mモノは絶対にいい選択肢となると思う。

流行りのビードロックデザインを1ピースホイールで実現

1ピース構造にできたのは、設定車種を絞り込んだのと、普段やらないことをやろうという、40周年アニバーサリーの今年だったからに他ならない。

とはいっても、40代以上ならおそらく知っているであろう、「ロディオドライブ」はかつての名ブランド。跳ね馬がセンターキャップに刻印されたロゴ体も当時のまま、全く同じものが入っている。

現在のアゲ系には欠かせない重要なファクターともいうべき“ビードロック風リム”を備え、ディスクとリムが、あたかも別体式のパーツのように見えるギミックを持つデザイン。このあたりはさすが3ピースホイールのスーパースター。事実、ホイールのサイズによりディスクがリムより3mmと5mmの飛び出し量がある。この純正にはない尖ったシャープさやデザイン性こそ、アフターパーツの醍醐味だろう。

ディスク面にはヒネったスポークデザインを採用している。これはスポークを斜めにすることで、実際にスポークの長さが長くなり躍動感に繋がっている。最近の純正ホイールも同様にヒネリの入ったデザインが多い。つまり純正ボディに装着した際の一体感も高く“純正とは違う”のに違和感は感じにくいというメリットもあるのだ。

7Mモノはマットなカラーにも注目

次に、ホイールのカラーについても触れておきたい。

今、巷ではマットブラックカラーが人気だが、敢えてこの7Mモノでは “マットブロンズ”というカラーが設定されている。ホイールを企画したスーパースターの神山さんは、

「マットブラックはすでに世間に溢れています。USのカスタムシーンではもっと明るいブロンズが人気で、このマットブロンズは巷に溢れるマットブラックとブロンズの中間的な色目でもあります。さらに実用面として、ブレーキダストが目立ちにくいという効果も狙っています」と答えてくれた。

「もうひとつの“マットスモークポリッシュ”は、ブラッククリアという霧が掛かったような色目です。艶消しなので、光の反射が無い分ホイールのデザインがどの角度からでもカッコよく見えるのが特徴です。しかも艶がないのでワイルド感が出やすい。これは国産車の純正ホイールにはまずない設定ですね。純正との違いを感じたい人には、ぜひチェックしてもらいたいです」とのこと。

>>ロディオドライブ 7M モノの詳細はこちら

プラドやデリカD:5などの大型SUVにも履かせたいロディオドライブ 7M モノ

今回の1ピースホイールの設計に際し、強度面などで細かな制約の多い3ピースホイールを主戦場として作り続けているスーパースターは、1ピースの設計は苦もなく行えた。つまり設計のこだわりは“純正ホイールとは違う”というその一点に特にこだわったようだ。

高級な組み付け3ピースホイールを販売してきたスーパースターが手がける1ピースホイール。これまでアフターパーツとしてのホイールに全く興味が無かった人にでも手が届くこの高いコストパフォーマンス。決して価格推しでは無いが、3ピースのスーパースターが、長年培った伝説のブランド「ロディオドライブ」から、この高コスパで送り出されるというインパクトは、多くのカーマニアにもウケること間違いなしだろう。

価格の安さだけに惑わされないで欲しいが、クオリティは高い。街で出会う機会の多い人気車種だけに、ホイールぐらいはぜひ差別化したい。そんな時の相棒にこの「ロディオドライブ7M MONO」は最高なハズだ。

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筆者   木村隆之
自動車カスタム誌編集長を経てフリーランスへ。多くのドレスアップカーやカスタムシーン、アフターパーツを取材し、ウェブ・雑誌媒体に寄稿。アウトドアやキャンプ好きで、自ら改造した軽バンでキャンプに出掛けることも。
関連車種
  • ランドクルーザープラド
  • ライズ
  • デリカD:5
  • ロッキー
  • RAV4
  • クロスビー
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Brand Info -

スーパースターは、「アルミホイールの価値の追求」をひとつのテーマとして、熟練のエンジニアたちが1本1本心を込めて製作する日本のホイールメーカー。今回紹介しているレオンハルトのほか、ピュアスピリッツやシェブロンレーシングをブランドとして擁する。組み立てホイールの代名詞的であり、ミリ単位のサイズオーダーや特殊カラーといったカスタムオーナーの希望に応えてくれるメーカーだ。

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