独自で開発したオリジナルパーツがコンプリートカーの完成度をさらに高める|Weed【Vol.3】
コンプリートカー製作に欠かせないものとは?
過去2回に渡ってハイラックスサーフを始めとする新車・中古車コンプリートカーで人気となったWeedについてお届けしてきた。彼らがプロデュースする4WDコンプリートカーの魅力がわかってもらえたと思う。もし見逃してしまったという方は、ぜひこちらのリンクからチェックして欲しい。
>>カスタマイズしたハイラックスサーフや4WDを手に入れるならココ!|Weed【Vol.1】
>>ランクルやプラド、デリカなど4WDの新車コンプリートカーも充実!|Weed【Vol.2】
最終回となるVol.3では、コンプリートカーを製作する上で重要な機能系パーツやドレスアップパーツについて紹介していこう。
スタイルと機能を兼ね備えたエムクライムのオリジナルパーツ
こだわりのコンプリートカーを製作する上でポイントとなるのはオリジナルパーツ。なかでもコンプリートの4WDは、足回りのリフトアップやデフダウンブロック、マフラーといった機能的なパーツや、オーバーフェンダー、ホイールなどのドレスアップ系アイテムが満載だ。
WEEDが初めて製作したオリジナルパーツは185系ハイラックスサーフのマフラー。それ以降、旧モデルから現行モデルまで、数多くの「エムクライム」ブランドのパーツを開発することでコンプリートカーの完成度を一段と高めている。
ワイルドなアゲ系スタイルを実現する足回りパーツ
エムクライムのパーツの中でまず注目したいのが、4WDならではのワイルドなアゲ系スタイルを作り上げている足回りのパーツ類だ。リフトアップに使用しているのはコイルスプリングで、185&215系ハイラックスサーフ、ランドクルーザープラド、FJクルーザーでは前後ともに純正よりも2.5インチ(63.5mm)のアップとなる。またハイラックスではフロントに40mmアップコイルスプリングを、リヤには25mmブロックキットを使用してリフトアップしている。
通常リフトアップを行うと、デフとドライブシャフトとの間に角度がついてしまうが、エムクライムのブロックキットを入れることで、フロントデフを下げてドライブシャフトの角度を矯正し、ドライブシャフトブーツの負担を抑えている。専門店ならではのノウハウが感じられるアイテムだ。
力強いデザインのオリジナルホイールにも注目したい
足元を飾るホイールにも、エムクライムの個性が光る。タフなデザインはもちろんのこと、サーフやランクル、プラド、FJクルーザーと、各車両にぴったりとマッチするサイズ設定も嬉しい。
ASTRO
ディスク面に丸形の開口部を配置した個性的なデザインのASTRO(アストロ)は、サーフやFJクルーザーに対応するサイズ(8.0×16+5 139.7/6H)。 カラーはクロスブラックとマットブラックで、価格は3万8000円(1本/税別)。
NOMAD
フィンタイプのデザインが4WDシーンでは新鮮なNOMAD(ノマド)。新型デリカD:5用で、サイズは7.0×16インセット+35。カラーはブラッククリアのみの設定で、価格は4万0000円(1本/税別)。
KANON
大砲のカノン砲をイメージしてデザインされた力強い6本ツインスポークのKANON(カノン)は、サーフ、ハイラックス、プラド、FJクルーザーに対応するサイズ(8.0×17 インセット+20(±0)と8.5×20 インセット+20(-10*)193.7/6Hを設定。価格はブラッククリアが5万2000円(17インチ)、6万7000円(20インチ)、ミラークリアが5万8000円(17インチ)、7万5000円(20インチ)1本/税別。
*8.5×20 インセット-10はコンプリート専用サイズ
215ハイラックスサーフ用エアロでアップデート
215ハイラックスサーフには、前後のエアロパーツがオススメだ。フロントバンパーは太めのルーバー的なデザインを採り込んで、サーフの顔に強い押し出し感を与えている。またリヤバンパーは再度にスリットを入れるなど、デザイン的なワンポイントも。エアロでイメージが変わり、個性的なサーフに仕上っている。
価格は、フロントスポイラー5万9800円(税別)、リアスポイラー4万8600円(税別)FRP製/未塗装/送料別
FJクルーザーには車検対応のワイルドスタイル・オーバーフェンダーが登場
FJクルーザー用のワイルドスタイル・オーバーフェンダーは、車検対応の20mmワイドで、純正バンパーのラインと一体化するデザインとなっている。ダミーピアスボルト付きでよりオフロード感が増し、通常インセット+20となるFJクルーザーに±0インセットのアルミホイールを装着し、285サイズのタイヤを履かせることができる。
取り付けはいたって簡単で、付属の両面テープを接着面に貼り、純正オーバーフェンダーの上から被せるだけ。フェンダーの内側に脱落防止のビスを留めることで、安全性も問題ない。また製品自体はFRP製の未塗装だが、販売店で塗装の相談をして塗装済みのものを購入することも可能。好みでマットブラックやボディ同色に仕上げて、簡単にドレスアップすることができる。
価格は10万8000円(税別)未塗装/送料別
車検OK!心地よいサウンドを奏でるオリジナルマフラー
185系ハイラックスサーフ以降のWEEDが手掛けるコンプリートカーすべてに、エムクライムではマフラーをラインアップしている。テールエンドはデュアル出しでハイラックスはサイド出しレイアウト、他の車種にはデュアル出しとテールエンドを左右に振り分けたWデュアル出しの2タイプを用意している。もちろん車検OKの保安基準適合品。スポーティなリヤビューを描き出すと共に低音域が強調された心地良いサウンドを轟かせている。
内装外装を飾るアイテムも豊富。さらにニューアイテムも!
エムクライムではドレスアップ用のアイテムも豊富に用意している。エクステリアにはメッキグリルやメッキガードなどで存在感のあるドレスアップが可能だ。
いっぽうのインテリアにはレザー調シートカバーやフロアマット、レザーコンビステアリングなどをラインアップしており、今後もニューアイテムを順次開発していく予定とのこと。
内装で特におすすめのアイテムはステアリング。常に視界に入るし、常に手で触れる場所。だからレザーコンビステアリングに交換すれば気分も見た目も一新できる。185サーフ、215サーフ、FJクルーザー、プラド、デリカ、ランドクルーザーなど各車種設定あり、価格は5万0000円(税別)となる。
またレザー調のシートカバーもおすすめしたい。カラーはブラックとワインレッドの2色で、ステアリング同様に各車種設定あり、価格は4万8000円~(税別)。フロアマットもあわせてコーディネイトすれば、自分だけの空間が演出できる。
またWeedでは内装の張替えも行っている。レザーによる張替えでリフレッシュされるだけでなく、上質さが引き出され、快適な空間に生まれ変わるのだ。またナビには定評のあるアルパインを使うなど、機能的なアップデートも忘れてはいないことにも注目したい。(185系サーフの内装張替えはコンプリートカーのみ)
室内のランプ類もLED化すれば、純正よりもグッと明るくなるし、もちろん見栄えもアップする。
ディーラーですでにクルマを購入したユーザーでも、これらのパーツを使えばさらにカスタマイズOK。気になるパーツがあったら、WEEDの各店舗で気軽に相談すればいい。
オートキャンプで活躍するルーフトップテントも用意
豊富なカスタマイズパーツも魅力だが、株式会社エムクライムが日本正規取り扱い店として輸入を手がけているのがアイキャンパー社の車載型ルーフテント、「スカイキャンプ2.0」と「クロスカバー」だ。
オフロードを颯爽と駆け抜ける4WDに乗るなら、アウトドアでのキャンプを楽しんでみたいというもの。キャンプに出かけるにはテントや炊飯道具など荷物が増すことになるが、車載型ルーフテントなら車体の上部に荷物をマウントできて車内スペースを有効利用できるのだ。また現地に到着すればビギナーでもわずか数分で大人2名/子供2名もしくは大人3名が就寝できる高密度低反発マットレスのベッドスペースに組立てることが可能。
テント本体の生地は、耐水性300GSMポリコットンキャンバスで作られているので耐久性はバツグン。そしてより広い生活空間にするアネックスルーム、日除け避難場所のオーニングなど、キャンプスタイルに応じた多彩なオプションも用意されている。
「スカイキャンプ2.0」は、薄型のハードシェルを持ち、上部を跳ね上げるように開くことでわずか1分程度で設営が可能。いっぽうの「クロスカバー」はそのハードシェルをなくしたタイプで、設営には3分程掛かるが、その分本体の重量は軽量化されているので、軽自動車やコンパクトカーにも載せることができる。
■スカイキャンプ2.0 49万8000円(税別)
■クロスカバー 39万8000円(税別)
■アネックスルーム 7万9000円(税別)
■オーニング 3万2407円(税別)
*スカイキャプ2.0、クロスカバー本体送料は無料。(沖縄、離島、個人宅への配送不可、北海道は別途送料必要)
この価格帯を見てわかるように、キャンピングカーを購入することを考えるとかなりお買い得。これからキャンプを始めようと考えているユーザーはこのスカイキャンプ2.0やクロスカバーを候補に入れておいてはどうだろうか。
というわけで、3回に渡ってWeedが展開する4WDのコンプリートカーやカスタマイズの魅力をお届けしてきた。さまざまなライフスタイルに合わせて、カスタマイズしたコンプリート4WDと一緒に暮らしたいという人は、一度Weedを訪れてみてはどうだろうか? きっと楽しい4WDライフになるに違いない。