「ウルトラな男を創り出す」をコンセプトに各種商品を展開するブランド「A MAN of ULTRA」。
ウルトラマンに憧れて育った大人たちが、今度は自分たちの中のヒーローを目覚めさせウルトラな男になれるようなライフスタイルを提案する。
同ブランドは、東京オートサロン2017で「オトナのための86」をテーマにしたコンセプトカーを発表。その名も『M78×86』だ。
M78というのは言うまでもなくウルトラマンの故郷であるM78星雲を示している。
東京オートサロン2017会場に設置された展示ブースには、コンセプトカーのデビューを祝してM78星雲のイメージキャラクターであるウルトラマンが来場し、M78×86のアンヴェールを行った。
ウルトラマンやウルトラシリーズとのコラボのクルマというと、科特隊やウルトラ警備隊の車両のように、銀色ベースのSFチックなものを想像しがちだが、「A MAN of ULTRA」では、ウルトラマンや怪獣の姿をリアルに表現しないというコンセプチュアル・ライセンスのスタイルを取るため、M78×86からは直接的にはウルトラマンのイメージはしない。
「A MAN of ULTRA」をクルマで展開するにあたり選ばれた車両はトヨタ 86。同ブランドのコンセプトに沿ったクルマとするために、“渋いオトコの魅力”の表現をした。
86のクリスタルブラックシリカをベースとし、クロムパーツを取り付けて高級感ある仕上がりとした。
フロントグリルにはトヨタ2000GTの「T」グリルをオマージュしたグリルガーニッシュを装着、トーンを落とした赤で塗装されたオーバーフェンダーとルーフレールを備える。
インテリアも特別な仕上がりとなっており、シートとダッシュボードはホワイト基調にM78×86のエンブレムをチェック模様に配置。
要所要所に配された赤の差し色も効果的に上質感を高めている。
ヴェールを脱いだ同車は、たしかに大人に似合う、大人が楽しめる86に仕上がっている。
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