MOTAトップ ニュース/記事 特集 特別企画 150万円で幸せになれるクルマたち score05

車名 エクステリア インテリア 走り 経済性 合計ポイント
TOYOTA VITZ 引き締まったスタイリングは存在感抜群。コンパクトにありがちな可愛い系ではないデザインは、男性からも好評。カラーが14色(一時期は17色もあった!)あるのも魅力。 ダッシュからドア上部まで装飾パッドが貼られるなど、お洒落にまとめられている。後席の頭上空間がややタイトだが、フロアはフラットで広々している。 軽い車重としっかりしたボディの恩恵で走りは軽快。小型車らしいキビキビとした運転を楽しむことが可能。1.0ℓでもパワーは十分だが、音は少し気になる。 自然なフィーリングのアイドリングストップは優秀。これまでFの「SMART STOPパッケージ」のみだったが、現在は同パッケージの設定グレードが拡大された。 16point
HONDA FIT 登場5年を越え新鮮さはなくなったが、スペース効率が良さそうなフォルムは機能美すら感じさせる。嫌味がなく、誰にでも愛されるスタイリングだ。 三角窓が大きくなり室内は明るく開放的。意外に凝ったデザインは、好みが別れるところ。リアシートはワンアクションで多彩なアレンジが可能。 初代は硬さが気になったが、現行はだいぶしなやかさを増した。メインの1.3ℓは力強く、デキの良いCVTの組み合わせで軽快に走ることが可能だ。 ガソリン、ハイブリッドとも燃費は十分優秀なのだが、後発のライバルが数値を上げてきている。ガソリン車にアイドリングストップがないのも辛い。 14point
MAZDA DEMIO 安定感のある台形フォルムに盛り上がったフロントフェンダー、サイドを走るラインが特徴的。全長と全幅はフィットと同じだが、デザインの妙でコンパクトに見える。 カラーが黒系に絞られたこともあり、スポーティな雰囲気。丸型のエアコン吹き出し口は見た目も使い勝手も良い。強いて言えば、荷室が旧型より狭くなった。 シッカリとした乗り味が評判だったが、マイナーチェンジを機にしなやかさが増加。人気のスカイアクティブは好燃費を目指した結果、静粛性が高まり、上質。 途中追加された「13-SKYACTIV」は、4気筒1.3ℓながら25.0kmℓの好燃費を達成する100%免税車。一方、ノーマルの1.3/1.5ℓはライバルよりやや燃費が劣る。 16point
VW UP ! シンプルでクリーンなスタイリングは付き合いやすい。スマートフォンを模した黒いガラスのリアなどは意欲的でVWの本気を感じさせる。 国産コンパクトのスタイリッシュな内装に慣れた目には質素に映るが、シンプルにまとめられ潔さを感じる。座り心地は硬めだが、実は疲れにくい。 3気筒ユニットは思いのほか静かで、アクセルを踏んでも自然に音量が上がるだけで気にならない。5速ASGはちょっと癖があり、好き嫌いが分かれそう。 燃費性能に熱心なVWのクルマだけに「輸入車=燃費が悪い」という過去のイメージは当てはまらない。小型軽量エンジンとASGで、23.1km/ℓは立派。 16point
DAIHATSU TANTO 少々アンバランスでヘタウマな絵っぽい雰囲気が個性的。室内空間を最大限に取りながら四角四面なスタイルにしなかったのは興味深い。 丸みを帯びた温かみのあるインテリアがアットホームな雰囲気。グラスエリアが広く室内が明るいのも◎。広大な空間と豊富な収納場所は便利この上ない。 高い車高による重心の高さは足回りを柔らかくすることで解決。ゆえに乗り心地はソフトで、ゆったりと走るのに適している。エンジンは意外に高回転型。 2012年9月のマイナーチェンジを機にエンジンの制御を改善、25.0km/ℓというスーパーハイトワゴンでナンバー1の抜群な燃費を実現している。 16point
HONDA N BOX スペース効率を追求したらこれしかない!というようなボクシーなスタイリング。ライバルより長いホイールベースは安定感があって力強い印象だ。 二段構えになっているダッシュは、ちょっとした小物置きにも使えて便利。特に後席の居住性は抜群で、膝回りの余裕は高級VIPセダンも顔負けない。 背が高い割りに自然なフィーリングが好印象なハンドリング。低速から力を発揮するエンジンは日常でも使いやすい。乗り心地はやや硬め。 Hondaの軽自動車ではCVTを初採用し、燃費への意識は高い。アイドリングストップ機構や低燃費モードへの切り替えスイッチは全車に装備、最高22.2km/ℓの好燃費だ。 16point