MOTAトップ ニュース/記事 特集 特別企画 150万円で幸せになれるクルマたち score02

自称辛口評論家・渡辺陽一郎
自称辛口評論家
渡辺陽一郎
外観はオーソドックス。優れた燃費性能は表現されているが、もう少し個性や華やかさが欲しかった。地味すぎて、新車感が薄いのが評価を下げてしまった。 既存の技術を熟成させ採用することで低燃費を実現し、価格は安く抑えた。コスト低減を考えれば納得できる。ただ、後席は少々狭いので要注意。 1.0ℓエンジンでもボディが軽く、力不足はあまり感じない。ただ乗り心地は少し硬い印象。街中を中心に使うなら不満はないだろう。 JC08モード燃費は27.2km/ℓ。フィット・ハイブリッドを上回る優秀な数値だ。何より全体の価格を安く抑え込んでいるのを評価したい。 13point
「オートックワン」Y編集長
オートックワン
Y編集長
今までのミラージュ・ファンからすると、ちょっとキャラが弱くなった気がする。この方向転換が吉と出るか…違和感が少ない分、新鮮さも薄いのが残念。 価格を考えれば、頑張ったと評価できるだろう。走行中の音やルーフの質感なども、直接的ライバルたちより上。インテリアも3種類から選べるのも◎ 音は気にならないが、通常の「D」レンジでもECOモード状態なので、キビキビ感が少ない。価格を考えればしょうがないのだが、もう少ししっとり感が欲しかった。 下手な軽自動車より安い価格設定や減税対象車なのは、維持費以前にお買い得感が高い。この価格でリッターカーの新車、これだけでもミツビシの努力を認めたい。 15point
さすらいのディレクター・フルヤ
さすらいのディレクター
フルヤ
全体の印象は地味だが、空力に優れながらミツビシらしい凝った造形のフロントマスクは、実は男性でもイケる。スポーツグレードの登場に期待したい。 お世辞にも豪華戸は言えないが、シンプル・イズ・ベストなインテリアは日常での使い勝手に優れる。100万円を切る新車価格を考えれば必要にして十分。 1.0ℓMIVEC自体は、仕事人のように黙々と走る。通常のDレンジ(ECO走行モード)だと少しもっさりした印象だが、シフトを「Ds」にしてキビキビ走りたい。 27.7km/ℓもの低燃費、もちろん免税対象車ということで、お買い得感は非常に高い。よくある「軽自動車並みの価格」を本当に実現している。 16point
マニアックライター・あべ
マニアックライター
あべ
ツルッとしたスタイリングはただ可愛いだけでなく、実は抜群の空力特性を誇る。ビビッドなボディカラーも用意され、個性をアピールしたい女性にもってこい。 シンプルなデザインは潔いが、ちょっと印象が薄い。高さを調整できるシートと上下にアジャストできるハンドルのお陰で、最適なポジションが取れる。 1.0ℓ3気筒エンジンは、余裕はないが過不足ないパワーの持ち主。エンジンもフットワークも癖がなく、淡々と仕事をこなす感じ。小回りがきくのは美点。 軽量&空力ボディとロスの少ない新開発エンジンにより、27.7km/ℓ(G/M)という脅威の燃費を叩きだすミラージュ。Eは75%減税、GとMは100%の免税だ。 15point
POINT(平均値)14.75

総合評価:平均値:80POINT

既存の技術を熟成することで、価格を抑えることに成功したミラージュ。ただ、燃費や価格にこだわりすぎたのか、居住性やデザイン性に乏しかった印象が。もう少し華やかな印象を与えてくれるパンチが必要かもしれない。ただボディカラーの選択肢の多さはいいアイデアだ。

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