MOTAトップ ニュース/記事 特集 特別企画 150万円で幸せになれるクルマたち score04

自称辛口評論家・渡辺陽一郎
自称辛口評論家
渡辺陽一郎
「N360」がモチーフなら全高は1530mm前後に抑えたかったが…。フロントマスクなど他車にない個性を感じさせるデザイン性は評価できる。 収納設備は多くないのが残念だが、内装の造りは上質。ATレバーなどを含めて操作性、視認性も良い。後席の居住性は平均的なサイズ。 動力性能は軽自動車の平均水準レベルだが、操舵感(フィーリング)は素直で安定性も満足できる。視界も優れ、運転がしやすいのもいい。 アイドリングストップも装着されて、ノーマルエンジンのJC08モード燃費は27.0km/ℓ。軽自動車の中でも良好な数字をたたき出している。このデザインでこの数字は立派だ。 15point
「オートックワン」Y編集長
オートックワン
Y編集長
少し懐かしく可愛いデザインは、軽自動車であることを忘れさせてくれる。ただ、懐古主義に逃げずに、逆に近未来的でも良かったかも。時期BEATに期待だな。 見た目の印象より、ずっと快適なインテリア。オッサン4人が乗っても狭い印象はない(暑苦しいけど)し、ハイトワゴンとして普段使いにも重宝しそうだ。 クイックなステアリングと軽ならではのコンパクトさで、都内をキビキビ走ってくれる。アフターパーツが出たら、意外なスポーツカーになるかも? 軽自動車の魅力は、なんと言っても税金までを含めたトータルでの維持費の安さ。ただ燃費性能は他のハイブリッド車ほどではないので、期待を込めてってコトで。 16point
さすらいのディレクター・フルヤ
さすらいのディレクター
フルヤ
「ネオレトロ」とも呼べる、飽きないデザインは個性的。個人的にはもっとキャビンを絞って、フェンダーの張り出しが欲しかった気もする。 「マヂで軽自動車ですか?」と悩むほど快適なシートは◎。個性的な見た目と比べ、意外に普通に見えるが、頭上空間も余裕があり使い勝手はバッチリ。 小さめのステアリングもあって、ターボモデルはかなりスポーティ。厚くなったトルクのお陰でキビキビ走り、大きなSUVから乗り換えたくなるほど壮快。 気になるのはメンテナンス。ターボはNAと比較してエンジンオイルやフィルターの交換時期が早い。軽自動車としては少し高めの維持費が気になる。 17point
マニアックライター・あべ
マニアックライター
あべ
好き嫌いはあるが、往年の名車N360をモチーフにしたスタイリングは懐かしくも新しく、とても印象的。ルーフの色が異なる2トーンカラーの設定も素敵。 飽きの来ないシンプルなデザインながら、2トーン仕上げとすることでチープ感は一切ない。素材にこだわったシートも快適で「これ1台で十分」と思わせる。 ターボはパワーの出方もフィーリングも今までの軽とは一線を画す大人な味付け。ノンターボも58psとNAエンジンとしてはトップクラスのパワーを誇る。 最高で27.0km/ℓの燃費はワゴンRよりやや劣るが、6psのパワー差とトレードオフと考えるべき。ターボは扱いやすくライバルと実燃費にほとんど差はない。 16point
POINT(平均値)16.00

総合評価:平均値:80POINT

往年の名車「N360」がモチーフのデザインに評価が集中。定番の手法とはいえ、実用性も犠牲にせずにこのデザインで仕上げたのはホンダならではの遊び心。意外に高さ方向に余裕があるので、普段のアシとしても十分。軽自動車のマイナス面を逆手にとった魅力的なモデルだ。

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